Amazonビデオダイレクトに出品すべく投稿したところ、審査が終わり検索されるようになりました。
こんにちは、動画大好きカグア!です。
クリエイターが動画作品をAmazonに出品できるAmazonビデオダイレクトに掲載されるまでのレポートをしたいと思います。
関連記事
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Amazonビデオダイレクトに出品した作品
Amazonビデオダイレクトに投稿して掲載されました作品はこちらです。720p画質でしたけど、無事に掲載されました。プライム会員であれば無料で見られます。ただ、内容はほんとテスト放送なので、ほんと見る価値はほとんどないかと思います(ごめんなさい)。
AmazonビデオダイレクトはAmazonで作品視聴するユーザーにあなたの作品を届ける機会となります。
コンテンツクリエイターやビジュアルストーリーテラーのみなさんが、多くのデバイスを通じて数多くのAmazonビデオのお客様と出会うことを、メジャーな映画やTVスタジオと同じ配信オプションや品質をもってお手伝いをします。
動画を投稿してみた気づいたこと
ネット上の記事の時点とは異なる状況もありましたのでまとめます。以下の情報は、2016年9月3日時点でのものです。今後、改善されるものもあると思いますので参考程度にどうぞ。
Amazon内での露出はほぼ無し
大手のAmazonに出品したわけですから、露出を期待したいわけです。以下のようにトップとかに出てくれないかなー、と期待するわけですが、まず有り得ません。人気タイトルのみですね。
しかも、カテゴリーなどリンクがほとんどないため、カテゴリーから辿って見つけてもらうとかも期待できません。サジェストでも他のカテゴリーが出てしまいます。
商品詳細ページ内のリンクは少ない
これはいわゆる商業ビデオなど他のAmazonビデオ作品もそうなのですが、Amazonビデオ自体の商品詳細ページ内の情報は少ないです。こちらはAmazonビデオダイレクト投稿作品ですが、いわゆる商業ビデオもだいたいこんな感じです。
こちらの記事に、トップからのリンクがあったという報告も見られますが、わたしの画面では出てきてません。
>>Amazonビデオダイレクトのアカウント作成と動画投稿の注意点いろいろ
通常のAmazonの商品詳細ページと比べますと、どうしてもリンクが少なめで回遊性では見劣りがします。「この商品を観た人はこんな商品も観ています」が唯一目に留まる機会なのですが、そもそも見られないことには表示されるはずはありません。プライム作品として登録して、とにかく閲覧履歴に残るというアプローチが良いのかもしれません。
紹介文は130文字程度で「もっと見る」に
PCのブラウザで見ますと、ファーストビューに表示される作品の詳細文は約130文字で句切られます。ですので、そこにまずはアピールしたい思いを込めましょう。
「もっと見る」で折りたたまれて最初に非表示になっていても、Amazon内検索ではちゃんとヒットします。さらに、Google検索でもヒットします。
このあたりはさすがAmazonですね。
動画の登録内容と公開ページとのギャップ
レーティングは18+になる
動画を投稿するとき、レーティングを「すべての年齢」としても、掲載時にはなぜか「18+」になります。他のAmazonビデオダイレクト作品でもそうでしたね。なんでだろう。
公開中マークは半分でも視聴可能
「公開中」のマークが緑色半分でも公開されてました。ネット上の情報ですとフル緑色っぽいですが、いちおうログアウトした状態でも作品ページは見られました。
カテゴリーとランキングカテゴリーは別
動画の詳細ページに情報として表示されますのは「ジャンル」、投稿時に選ぶのはカテゴリー、そしてこのカテゴリーはどこに出てくるのかぱっと見ですとわかりません。さらに、Amazonビデオのランキングのカテゴリーとは同じではありません。※Amazonビデオ検索画面で選べることは選べます。
どういうカテゴリーやジャンルを選ぶと、Amazonビデオランキングのカテゴリーに近くなるのか、ある程度試行錯誤が必要かもしれません。やはりここでの露出を期待したいですからね。
作品追加後、削除はない
テスト用に登録をしようと思ったら、とりあえずのデータが作らるっぽく、ただそれを削除はできません。あまり迂闊にテストしないようにしましょう。なお、作品は映画など、シリーズはTVなどで追加はシーズン、各話がエピソードとなります。サムネイルもTVのほうは両方ととも横長で大丈夫です。
AVD作品を検索で見つけることはできない
電子書籍であるKindleのセルフ出版である、Kindleダイレクトパブリッシング作品は、商品詳細ページの販売元に「販売: Amazon Services International, Inc.」と書かれているため、インディーズのセルフ出版本で面白いのないかな~と探すことができます。
いっぽうで、Amazonビデオダイレクトではそれはありません。見つける唯一の方法は、Amazonビデオダイレクトで空検索(検索キーワードを何も入れずに検索ボタンをクリックする)して「最新順」に並べかえて、(失礼ですが)手作り感のあるサムネイルから判断する、というくらいです。なので、たとえばユーザーが「投稿作品でいいのないかな~」と探そうと思っても見つけられません。
>>>>「Amazonビデオ」最新一覧はこちら。
Amazonで詳しく見る
ランキング自体の導線がない!
これは結構びっくりだったのですが、Amazonビデオのヘッダーにランキングへの導線がありません。ほぼ見つけるのは難しいと思います。ただ、存在はしています。それがこちら。Amazonランキング自体から行く、という感じです。
>>「Amazon.co.jp 新着ランキング: Amazonビデオ」
Amazonで詳しく見る
ランキングのジャンルと投稿時のカテゴリーは一致しない
前述もしましたが、結構びっくりだったのでもう一回書きます。Amazonビデオランキングではジャンル分けが以下のようにありますので、ランキングでのPRや露出を狙うクリエイターは、ある程度戦略的に動画投稿したいところです
・外国映画
・日本映画
・アニメ
・ミュージック
・テレビドラマ
・ドキュメンタリー
・お笑い・バラエティ
・ステージ
・ホビー・実用
・スポーツ・フィットネス
・キッズ・ファミリー
・アイドル
ビジネスカテゴリーがないのですが、見てみるとKindleセルフ出版で有名なゴマブックスが、セミナー動画をホビー・実用で出品していました。ビジネス向けでカジュアルなものはこちらがいいかもしれませんね。それか堅めならドキュメンタリーなんですかね。
ランキングでは有料作品が多い
全部を調べたわけではないのですが、どうも「プライム作品のみ」はランキングには出ていないようです。多くの視聴者を獲得したい場合、プライムにして敷居を低くするところですが、ランキング狙いであればあえて有料を選択するほうが良いかもしれません。
Kindle本の読み放題、Kindleアンリミテッドがリリースされてから、そちらのほうのランキングではKindleアンリミテッド作品が増えていると聞いています。
視聴数を増やす目的でプライム狙いをする場合も、いちおう購入やレンタルは設定しておいたほうが良いかもしれません。
探してみると購入でも0円のものがありました(海外だけかもしれませんが)ので、こういうやり方もありなのかもしれませんけども、どうなのでしょうかね。※日本では「広告付き無料動画」を選べないので難しいかもしれません。
その他、商品詳細ページで気づいたこと
Kindleのセルフ出版のような情報量やインターフェースは用意されていません。文字情報も少なめなので、SEO狙いで集客を考える場合でも試行錯誤が必要かもしれません。
「1 Clickで今すぐ買う」は無い
Amazonのお箱である1クリック購入はありません。しかし!レンタルや購入など、じつはログインしていますと、1クリックで買えちゃいます。誤って購入した場合には、キャンセル処理(すぐにできます)をして数日後に返金(わたしの場合は数時間後に返金されてました)という仕組みなので、ちょっと抵抗のある人もいるかもしれません。
「予告編ボタン」あるなしは大きい
予告編が登録されていますと、詳細ページの中央にどかーんとボタンが表示され、まず見てもらえると思います。そのボタンがかなり大きいので、あるとそれなりにインパクトは出ますね。
紹介文は1箇所のみ
AmazonのKDP本の書籍ページなどですと、紹介文がサムネイル横のページ上部と、ページ中央の2箇所に出るんですよね。Amazonビデオダイレクトでは上部の一箇所です。ですから、まっさらの新規作品の詳細ページはほんとサムネイル勝負といって過言ではないです。
サムネイルについては公式PDFが参考になります。
>>グラフィックアセットガイド – Amazonビデオ ダイレクト
検索結果では主演と監督が表示
個人で動画投稿をするときに監督や主演など悩ましい場合もあると思いますが、検索結果には主演と監督が表示されます。法人で出品するときなども、そこを考慮した命名がいいかもしれません。
字幕は登録しなくても大丈夫だった
他のかたのレポートを見ると、字幕ファイルが面倒という話があったのですが、わたしは配信を日本だけにしたからか、字幕ファイルなしでも掲載されました。
スマホでの見え方
スマホでの見え方も確認してみました。プライムだけだと見れないのか、わたしの作品は「」と表示されていました。
カスタマーにも問い合わせていますが、残念なサムネイルに。しかも「ネットワーク」というよくわからない項目も。うーむ。
こちらの作品は映像制作企業による本格的な投稿っぽいのですが、サムネイルが出てません(泣)。早く解決方法が見つかると嬉しいのですが。※後から最新登録順で一通り見てみたのですが、どうも最新のはほぼ反映されてないっぽいです。TVのほうは反映されてました。たんに処理が遅れてるだけかもしれません。
Amazon Fireスティックでも確認してみたくなりました。
Fire TV Stick(音声リモコン付)
Amazonからの報酬が実際に記録された人
実際の報酬キャプチャ
Cielo グラディウス400ABS (@baikudoga)さんのツイート。
>> 2016年8月27日
Twitterのタイムラインではすでに振り込み(※)が確認された、とのツイートが出ています。この方の作品はこちらです。2作品投稿されています。
※実際には「電信送金の最低支払い金額」10000円からなので、視聴記録しての「成果」ですね。
>>サポート – Amazonビデオ ダイレクト
実際に再生されるたダッシュボード
実際に視聴されるとこんな感じにダッシュボードに表示されます。プライム限定で投稿しましたので、当然報酬はゼロ。リーチ目的なら良いかもですね。
追記:2016年9月14日これが完全公開?
今日、ダッシュボードにログインしたところ、緑色のまるが完全な緑色になっていました。たしかに、この状態になるには、10日くらいかかってますね。
関連情報リンク
>>人気の「Fire TV Stick」最新一覧はこちら。
Amazonで詳しく見る
アマゾン公式情報
まずはアカウント登録。公式のランディングページ。
>>Amazonビデオ ダイレクト
公式ヘルプ。
>>サポート – Amazonビデオ ダイレクト
Amazon公式のfacebookページ。
>>(6) Amazon Video Direct
海外ですと脚本の投稿もできるっぽい。
>>Amazon Studios
キャスティングの手配やPRも出来るっぽい。
>>IMDbPro
世界中の映画祭に応募も可能らしく。
>>Submit to Film Festivals – Withoutabox
Amazonビデオダイレクト全般
Amazonビデオのアプリ。「サービスは以前 Amazon Instant Video として知られていました」とのこと。
>>Amazonビデオ – Google Play の Android アプリ
YouTube、ニコニコと、どう住み分けるか的な。
>>YouTubeとAmazonビデオに対する「おやじのげぇむ街道」のスタンス | おやじん家@WordPress
2ちゃんねるのAmazonプライムのスレッド。
>>【定額動画】AmazonプライムビデオPart16 [無断転載禁止]©2ch.net
5月の発表当時のリリース「読者の反応がよかった上位100の動画の提供者には、アマゾンが毎月100万ドル(約1億1千万円)の賞金を分配する」って、どうなってるのだろう。
>>米アマゾン、動画共有サービス開始 ユーチューブに対抗 :日本経済新聞
Amazonビデオダイレクト登録関連
楽曲を登録したという方のレポート。こちらの方の作品は以下。
>>アマゾン・ビデオ・ダイレクト(Amazon Video Direct(AVD))に楽曲を投稿したのでうろ覚えメモ – ミキリハッシャブログ
アカウント登録の注意点ほか。
>>Amazonビデオダイレクトが登録できない人は「2人目の管理者」を空欄にしてみよう : たのっちのぶろぐ
実際に登録された方のレポート。
>>【Amazon video direct】検索できました!Amazonプライムビデオで動画が掲載された理由は?
サムネイル画像のトラブルなど。
>>Amazonビデオダイレクトのアカウント作成と動画投稿の注意点いろいろ
実際の登録動画。
まとめ~「Amazonビデオダイレクト作品」を付与したい
今回、Amazonビデオダイレクトに登録してみてわかったのは、とても奥が深いということ。
>>人気の「Fire TV Stick」最新一覧はこちら。
Amazonで詳しく見る
ただ、Kindleなみに無料セールとか販促機能も増えると良いなあと思いました。みなさんも腕に覚えのある方は投稿してみてはいかがでしょうか。
わたしも今後投稿するときは検索しやすいように、「Amazonビデオダイレクト作品」を概要欄に付与しようかなーと思いました。
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