完全ワイヤレスイヤホンおすすめ12機種はケースや遅延で比較する

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完全ワイヤレスイヤホンの選択肢が増えてきました。機能はほぼ横並びですが、じつは充電ケースやデザインにかなり差がありますので比較してみました。

こんにちは、音楽大好きカグア！です。Bluetoothデバイスには目がありません。

アップルエアポッドだけでなく、ソニーやBOSEなども増え選び甲斐が出てきました。なお価格は、Amazonで2017年11月5日時点でのものです。

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追記：2020年9月2日　ゼンハイザーの超低遅延 aptX LL対応機種を追加。
追記：2017年12月25日　ANKERの完全ワイヤレスイヤホンを追加しました。コスパですでに人気です。

完全にワイヤレス＆コードレスなイヤホン

完全ワイヤレスイヤホンとは

完全ワイヤレスイヤホンとは、左右のイヤホンをつなぐケーブルさえもない、完全にコードのないイヤホンをいいます。

これまでのワイヤレスイヤホンは左右のイヤホンをつなぐケーブルは存在する、もしくは片耳だけのイヤホンが主流でした。

しかし、左右イヤホンの音声通信の無線技術が発達したことや、充電ケースの開発でバッテリーを気にしなくても済むようになったことから、多くの商品が出るようになりました。

遅延や音質、価格など選び方

価格は2～3万円が相場、細かな使い勝手で違いが

小ささと高密度バッテリー
左右のイヤホンの接続安定性
Bluetooth接続の安定と遅延対策
ケースの充電性能と機能性
そしてもちろん音質

完全ワイヤレスイヤホンは技術の塊です。ですから、5千円未満のものも存在しますが、安定した品質を求めるならば、ほぼ価格と相場は決まっています。

1万円後半、2万円台、3万円台でそれぞれエントリー、スタンダード、ハイクラスといったポジショニングになっています。ただ、それぞれに必要な機能が搭載されているかは、後述の仕様を確認してください。とくに遅延に影響すると言われているコーデックなどは、見えないだけに、意外と差があります。

機能の差のポイントとしては主に以下のような違いがあります。

大きさや重さ（バッテリー重量とほぼ比例しますので再生時間に差がでます）
ケース取り出しで自動でペアリング
防水や防塵（スポーツやランニングをしながらの使用では重要ですよね）
片方のみ再生に対応か（片方だけで使うとバッテリーがもちます）
「イヤホンを探す」機能※なのでケースのほうを無くす人も多いので注意。イヤホン充電はケースでしかできないため。
充電接点がマグネットやしっかりはまる構造だと便利

後述の仕様詳細からぜひ確認してみてください。

音質はほぼ拮抗しており好みで分かれる

各イヤホンのレビューを読んでみますとわかりますが、さすがにこの価格帯のイヤホンですと、音質はほぼ安定していて好みの問題のレベルと言えます。

それ以上に、Bluetoothの切断など無線品質が快適さに大きく影響してきますので、そのあたりを重視しつつ、音色にこだわりのある人は、各レビューを読み好みを探すと良いです。

動画など遅延にこだわる場合はコーデックを吟味

技術向上により完全ワイヤレスでも遅延のない音楽再生は実現しています。いっぽうゲームなど映像と音声を完全に一致させ、音声をどういうデータ（コーデック）で電波に乗せるのかで違いが出るケースもあるようです。以下の検証サイトでは「（コーデックによる）遅延の少なさは aptX LL>aptX>AAC>SBC」と指摘しています。
＞＞【bluetooth】完全ワイヤレスイヤホンで動画の遅延を検証「ERATO MUSE5のレビュー」 | トム次郎のブログ

そこで今回ご紹介しますおすすめ完全ワイヤレスイヤホンのコーデックを比較してみますと、違いがあることがわかります。音声だけを聴くぶんにはほとんど違いがありませんが、レビューによっては動画で映像とズレるとの声もあるようなので、選び方としてはこれを目安にしても良いでしょう。

ただ、スマホなど再生側がそのコーデックに対応していませんと性能が発揮できませんので注意して下さい。例えば、aptXに対応していないiPhoneで、aptXイヤホンを使っても、iPhone側のコーデックにひっぱらるなどです。
＞＞【選び方-2】音質に影響する「コーデック」は重要だが…… – 日経トレンディネット

自分のスマホがどのコーデックに対応しているかは、キャリアサイトやメーカーサイトなどで確認ができます。