紙本を買うのはひさしぶり。
入門者向けセブンイレブン本
今流行りのビジネス本のコミカライズです。電子書籍版が出ていませんでしたので、紙本をセブンイレブンで買いました。
コミカライズといっても、各章の最後に解説がしっかりあります。
また、章末にコラムもあり勉強になります。
ビジネスの基本がわかりやすく描写
漫画化されていてとても読みやすいです。また、作画は人気漫画家の迫ミサキさんがてがけています。とてもチャーミングでかわいらしい主人公で、表紙買いしてしまった人も裏切られないクォリティです。
コマ割りも読みやすく、台詞回しも無理がありません。コミックとしても自然に読める構成になっています。
ビジネス本のコミカライズでは、たまに、セリフ回しが多く結局読み物じゃん!というものを見ます。
その点において、この本はまったく問題ありません。読みやすく、そして漫画内で理解でき、そして章末の解説でしっかり納得、という流れやバランスが完璧です。編集さんも上手だなあと思いました。
内容と登場人物
主人公の菜々子は父と折り合いが悪く、家にいないですむとの理由からセブンイレブンでのアルバイトを始めます。
ただ、そこで発注などのタスクを覚えつつ、作業をする人から仕事をするアルバイトへと成長していきます。そしてそのわが子の成長から父親もだんだんと・・・。
また、店長やOFCなどセブンイレブンのオペレーションにおいて重要な役回りも出てきますので、他のセブンイレブン本を読むのにも参考になると思いました。
無理なくハートウォーミングストーリーが織り込まれ、すんなり読めてしまいます。その結末はあなたが読んで確かめてみて下さい。
読んでみた感想
セブンイレブンを取り上げたビジネス本を、私は読んだことがありませんでした。ただ、アルバイトが発注をする、というところだけをイメージとして知っていたくらいです。ちなみに、私はファミリーマートのアルバイト時代には発注はしたことがありません。
読むと、その話題が一番最初に出てきます。なるほどー、そうなのかと腹落ちする一方で、たしかにセブンイレブンって高齢の方が多いイメージなのですが、発注に穴を開けるわけには行きませんから、生活に「より安定感のある」ほうがいいのだと納得しました(もちろん高校生でもいると思いますが)。
そして、オペレーションの中で、もっとも頭をつかうであろう「発注」というタスクが任せられれば、たしかに店長はもっと別なことに時間を割けるなと思いました。セブンの強みを垣間見た気がしました。他のコンビニも今はそうなんですかね。
いわゆる読み返す本
コミックですが、これはいわゆる何度も読む本だと思いました。実際、私もすでに何回も読み返しています。
それくらい普遍的で汎用的な、今どきの戦い方が書いてあると思いました。ただ、内容は間違いなく入門的で初心者向けのものです。これで、興味がわいた方は、自分に関連しそうな他のセブンイレブン本を読んだり、他社の本を読み、比べてみるのも良いかと思います。
漫画と侮る無かれ、おすすめです。
まんがでわかるセブン‐イレブンの16歳からの経営学: 迫 ミサキ, セブン‐イレブンジャパン: 本
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