ポッドキャストのYouTube配信でようやく起動にのりはじめたので、ノウハウをシェアしますね。ポッドキャストをYouTube配信するにしても、サムネイルが大事だよという身も蓋もない話です。逆にいえば、今YouTubeで人気になっているトピックを配信している人であれば、フォロワーもガンガン増えるかもです。
この記事の目次
YouTubeのサムネイルを変えたら再生数上がった
トップ画像は動画ごとの再生数の推移のグラフです。
2022年12月頃からぐんぐん上がっていることがわかると思いますが、明らかに違うでしょ。これ、結論からいいますと、サムネイルを変えただけです。
まさかと思うかもしれませんが、本当です。
サムネをどう変えたか、でも時間はかけずに
YouTubeへポッドキャスト配信していたときは、自動配信と、とりあえず変換して投稿、という程度でした。ですので、サムネイルも自動で作られたものを使うだけでした。
その後、自動投稿後に手動でサムネイルとタイトルと概要欄を少し修正しています。サムネイルはテンプレをつくっておいて、毎回文字を入力するだけです。上図でも毎回変えているのは文字だけです。
ちなみに、文字はタイトルと、あえて変えています。タイトルは検索対策として、サムネイルの文字はインパクト重視で、という感じで短時間でつくって差し替えています。
ただ、これで、上図のように再生回数が爆上がりしました。
サムネイルを変えるとなぜ再生回数が上がるのか
サムネは読むもの、ただし長い文章はダメ
これ、日本人の傾向だと思うのですが、おしゃれすぎるキャッチって、ほとんど反応ないのですよね。
おしゃれなサムネよりも、文字がどどーん！というほうが反応がよい。ECサイトや、映画のチラシとかでも、なぜかそうなのですよね。
日本語って漢字などの情報量が多いので、それを見ると、読んでしまうという習慣があるからなのですかね。
とくに無名であればビジュアルで興味をひいてもらえることはまずありません。
ただサムネを見てもらえるのは一瞬なので、４文字３行くらいで、単語でどんどんどーん、と伝えるくらいがちょうどよいです。
関連動画に表示されたときのサムネは小さい
ある動画が再生されたとき、その動画内に関連動画として表示されることがあります。
また、検索結果として表示されるときも小さいことが多いです。ですから、たんなるきれいな画像だけですと、まず目にとめてもらえないのです。
文字を書く場合でも、巨大なフォントで横４文字くらい。
サムネイルは小さく表示されることも想定して、言いたいことを絞ってインパクト重視でつくらないとクリックしてもらえないのです。
ブラウジングで再表示されたときにも文字なしは弱い
一度でも動画を再生してくれたならば、翌日のおすすめに表示される可能性が高まります。
しかし、そんなゴールデンスペースに表示されたときにも、サムネは読まれるものです。サムネに何も書かれていなければ、まずスルーされてしまいます
とくに、毎回同じサムネですと、前見た動画と勘違いされてしまいます。
検索、関連、ブラウジングすべてで読ませる
このように、YouTubeでのインプレッションは、検索、関連動画、ブラウジング（おすすめ）に集約されますので、そこで、サムネを読んでもらえないと、スルーされるのは当然なのです。
サムネを作りこんでいたとしても、無名の人はただでさえ訴求が弱いですから、人気配信者よりも勝てるところといえば、やはりサムネでの訴求の切り口の斬新さ、となるわけです。
再生数に伸び悩んでいたらサムネを変えよう
再生数に伸び悩んでいるときは、このようにサムネイルを変えるだけでクリック率が変わりますので、サムネイルの変更をしてみましょう。
そのとき、サムネイルを変える順番としては、アナリティクスで見て、インプレッション（表示）の多い順に変えていくと良いでしょう。
そもそもインプレッションされていない動画のサムネを変えても効果は薄いですから、見られているものからクリック率をあげるべく、サムネイルをインパクトのあるものに差し替えていきましょう。
そして、既存動画のサムネも変えつつ、新作投稿動画もつねに強いサムネのものを上げていきますと、徐々に積み重なっていくはずです。YouTubeが「このチャンネルの動画はクリックされる」と学習して、より露出を増やすテストをしてくれるからです。
そしてもちろん、動画の内容がよいことは言うまでもありません。
動画の平均再生維持率が低ければ、チャンネル自体が低評価され、クリック率が高くともだんだんとインプレッションを下げられてしまうからです。そして、なにより、リスナーのためにと考えれば動画がよいことは大前提です。
くれぐれも、釣りサムネイルにはならないようにしましょう。
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