GA4のオーディエンス機能を、マイクロコンバージョンのように運用しています。そこで、オーディエンスごとに閲覧記事の違いをLooker Studioで可視化しているのですが、明らかに傾向が異なるので面白い。こういう違いがわかると、仮説がどんどん湧いてくるので、次はOptimizeをつかってオーディエンスごとに出し分けとかしたくなりますね。
GA4のオーディエンスでマイクロコンバージョン
オーディエンスをマイクロコンバージョンのように使っています。私のブログではアフィリエイトをして運営費を賄っています。ですので個人を特定しない匿名性をもって、どのプラットフォームがクリックされているのかをオーディエンスでユーザーリストに記録しています。
すると、アマゾン、楽天、ヤフーそれぞれで違いがけっこうでます。これがとても興味深いです。アマゾンが最近、怪しい商品ばっかりになっているためなのか、案の定、ヤフーや楽天が増加傾向です。これはずっと続いています。楽天ポイント、PayPay強いなぁとなにげに思います。
こんな感じにリンク要素を取得して、そのURLをフックさせて、Amazonなのか楽天なのかヤフーなのかを調べる設定を、GA4のオーディエンスで作ります。
オーディエンスは有効期限がありますが、ユーザーリストを作れるユニークなコンバージョンなので、何か面白い使い方ができないかと模索しています。
Looker Studioでオーディエンスのひも付きが面白い
しばらくしますと、GA4にオーディエンス(ユーザーリスト)がたまっていきます。さぁそろそろLooker Studioでレポート作るか、と以下のように作りました。
それぞれのテーブル(表)は、Amazonのユーザーリストだけ、以下、楽天、ヤフー、と分けました。それぞれで、人気の記事ランキングがわかります。
Looker Studioでは、レポートのテーブル(表)で、表示させるときにあらかじめフィルタすることができます。上図の上から、アマゾン、楽天、ヤフー、とディメンションのオーディエンス名にフィルタをかけて、それだけしか出ないようにしています。そして、どのページが見られたのかをリストアップします。
Looker Studioは、フィルタでも条件を保存できる点ですね。絞り込みの柔軟性も良さげです(ただGoogle製なのでGA4の件もあり正規表現は癖がありそうですが)。
さてここで面白いのが、Looker Studioのディメンションでは、オーディエンスは「オーディエンス名」になるのですが、オーディエンスに紐づくディメンションは「ページタイトル」ですが「ページの完全なURL」は紐づかないんです。でも「ページ階層」や「ホスト名」はひも付きます。
ですので、ページタイトルをクリックしたらURLへジャンプするというリストにするためには、以下のように計算指標をディメンションに追加します。
ページタイトルが紐づいてるのに、完全なURLが紐づかない、というのがなんとも面白いなぁと思いつつ、このあたりはすでに、公式コミュニティやヘルプフォーラムとかで話題にはなってるのですかね。最近ぜんぜん見てないので私が遅れてるだけかもしれません。
>>GA4 ディメンションと指標の日本語名 – 株式会社真摯
さてGA4のレポート作成では、通常レポート、データ探索、Looker Studio、それぞれでのディメンション名での日本語名の違いや、有無、などはcinciの市嶋さんの記事が有用でおすすめです。ブックマークして適宜、見るようにしてます。
しかし、オーディエンスはユーザープロパティに似たものかと思いきや、ユーザーリストでCVっぽくカウントされるし、いっぽうでそれでも他とのヒモ付は変に弱いし、Google社内ではどういう立ち位置なのですかね。なんか期待はしちゃうものの不憫にも見えます。
2023年はLooker Studioで遊べそう
わたしは、YouTubeなども運営しているマルチポテンシャライトですので、いずれLooker StudioにもYouTubeアナリティクスを使っていこうと思っています。
最初はいちいちツールを切り替えるのは面倒だなぁと思っていましたが、慣れればそれなりに自分向けにカスタマイズできますので、楽しくなってきました。
一方最近は、GA4利用のトークン上限が表示されるようになってきて、なにやらまた制限かと面倒なことになりそうですが、まあそれも含め、いろいろと世話焼きは楽しいものかなと思っております。
Looker Studioの機能追加で、GA4レポートのトークン利用量や残枠が見られるようになりました。どの表やグラフが「量を使っているのか」とか、残りどれくらい使えそうかなどは可視化されました。
トークンの制限や上限関してはこちらのヘルプを御覧くださいな。https://t.co/tflGfp54kz pic.twitter.com/k6YLFrR4fr
— Taku Ogawa (小川 卓) (@ryuka01) December 22, 2022
皆さんはどんな2023年になりそうですか。
プロが教えるいちばん詳しいGoogle アナリティクス 4 | NRIネットコム株式会社, 神崎健太
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