新GAのビジュアル機能で振り返る2011年のブログ運営

成長

2011年をカグア!的に振り返りました。

年末になりいろいろなサイトで総括記事を目にします。カグア!でも乗っかってみました。Googleアナリティクスは本当に楽しいですね、2012年もどうぞよろしくお願い致します!

伸びは鈍化したものの、上昇トレンドを堅調にキープ

とりあえず出せるだけ出してみましたw。デモ的に出したので物凄く見辛いですが、新規、リピーターともに堅調に増加しました。ありがとうございました。ヒット記事はなかったものの継続的な更新が地道に効いた感じです。

さてグラフですが、どうやったらここまで出るかと言いますと、以下のようにします。

・アドバンスセグメントで、新規・リピーターをチェック
・オーガニック検索で、キーワード指定を2つ
・期間指定で、去年と比較
・比較する指標で、平均サイト滞在時間
・あと見やすさのために、単位を「週」に

ここまでやるか!と思われた方もいるかとは思いますが、ホントはもっと凄いのまで出ちゃった(?)のですがそれはまた来年に。

変わってきた参照元、facebook経由が好調でした

ソーシャルに湧いた一年だったと思うのですが、実際当サイトでも謙虚に傾向が出てました。

参照元をモーショングラフで調べて見ました、縦軸はコンバージョンです。前半に突出したものが1つありますが、それは除くとして、大きさも継続性も安定しているのが青色の参照元です。これはfacebookですね。モーショングラフの横軸を時系列にすると趨勢がわかりやすくなります。ビジネスユーザーが多いという印象でしたが、やっぱりそんな感じなんですね。

キーワードクラウドで見ましても、facebookがはっきりわかりますね。今年はヒットがなかった分いっぽうで全体が把握しやすいです。

マルチデバイス対応の効果がハッキリ出ていました

WindowsとMacintoshを除いて、「変化量並べ替え」をしてみました。昨年12月に携帯、スマートフォン、タブレット、PCとマルチデバイス対応をしましたが、成果がハッキリ現れてました。

スマートフォン、携帯、タブレットの割合が全体で2割にまで上がってきました。このサイトのような比較的、PCよりのビジネス的な内容のブログでさえこうです。他の一般的なブログでは相当凄いのではないでしょうか。

そういう点では、「スマートフォンの伸びに乗りきった」という程は伸びてない、それは反省点ですね。

マルチデバイス対応も、ただ実はCVまでは不完全でした。携帯やスマートフォンテンプレートでは、コンバージョン測定のためのリンクがほぼ出ないデザインのままでした・・・。ただ正直、そこまでは手が回りませんでした(泣)。せっかくここまで、CVまで何回も訪問してくれてる方もいらっしゃるというのに・・・。

直帰が相変わらず多いものの、有望なハブページが見えてきた

今年話題になりましたページ遷移ですが、やはり直帰が多いものの一部で平均PVを上げているハブ的なページがありました。右クリックでハイライトしてみますと、「Google Analyticsの使い方」ページでした。

これは嬉しかったです。このページを経由すると、それ以降いろいろと遷移していることがハッキリとわかります。「Googleアナリティクスをもっと身近に!」というコンセプトで運営している当サイトにとっては本望。本当に皆さん、ありがとうございました。

特定ページのページビュー増加率を追ってみませんか?

さて、冒頭のグラフです。2011年はヒットこそなかったものの、継続的にアクセスを増やし続ける記事を書くことが出来ました。この「増やし続ける」というところがポイントで、ブログはどうしても記事が流れてしまいがちなのですが、「継続的にPVが増加していく」記事も出来るのか!と、改めてネットの可能性を感じワクワクしました。

スマートフォンUSERAGENT一覧+モバイル版クローラ

・辞書的なページである
・開発やWeb制作に必要な情報
・モチーフ自体が成長市場
・定期的な更新を心がけ、それをアピールする記事も定期的に書いた

1ページがとても長く辞書的なページという性格から、この記事はなんと平均サイト滞在時間まで押し上げました。

平均サイト滞在時間が2分18秒から3分01秒に。何と31%アップです。

成長著しいコンテンツを活用しない手はありません。今後どう活用するかは未知数ですが、スマートフォンからの検索が増加すると考えるならば、これからますますトップページ以外の存在感が増すかもしれません。そういった状況下では、特定ページのPV増加率を監視して、一定量を超えたらトップカテゴリーに昇格させる、新たなマーケティングに活用するなど、KGIへのフィードバックも検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

 ・ ・ ・ ・ ・

以上、振り返ってみて思ったことは、なぜここまで来れたのかと考えたとき、アクセス解析という業界に関わって、本当に多くの方に出会い、刺激をいっぱいいっぱい頂けたから。感謝の気持ちでいっぱいです。本当に今年一年、ありがとうございました。

私に出来ることはささやかですが、これからも「Googleアナリティクスをもっと身近に」というコンセプトをぶらさず活動を続けていこうと、気持ち新たに思いました。

2011年、皆様お疲れ様でした!