タブレット、スマホ、ガラケー、PC・・・。端末ごとの属性の違いを見てみると!?
ひさしぶりに、プロファイルを複数作りました。とは言っても、既存のプロファイルを複製し、OSやブラウザごとにフィルタリングして計測するためのものです。
ざっとこんな感じにつくりました。Windowsはちょっと多すぎるので、Chrome、Firefox、IE、あとは、Mac、iPhone、Android、docomo、au、Softbank、タブレット。今回リニューアルしてみて、ようやくこの分類に気付きました。
プロファイルにスターを付けておけば、ログイン時にたくさんあってもすぐに見つかります。
マルチデバイス対応を無視できない理由
端末ごとに訪問キーワードに違いがあるのです。
まあ計測期間や当ブログの偏りなどもあるので一概には言えませんが、それでも「自分の端末のことを知りたい」と思うユーザーが多い、というのは納得の流入かと。
カスタムフィルターの設定方法
グーグルアナリティクスにログインしたら、画面したのプロファイルを追加で、「既存のドメインのプロファイルを追加」で、今ある計測情報を元に複製したトラッキング設定ファイル(プロファイル)が出来ます。
そうしましたら、そのプロファイルにカスタムフィルターをかけます。つまり、計測時にすでに絞り込む、というわけです。ただ、この方法ですと絞り込みを解除しても、もう計測は出来ませんので、アドバンス セグメントのように全セッションには戻りません。したがって、前述のように元々あるプロファイルを複製して、新たに絞り込みたいものだけでプロファイルを作るのです。
下図のように、絞り込みたい項目とキーワードを設定します。
コツは、アドバンス セグメントのように絞り込みたい単語の候補が自動表示されないため、予めレポート画面で計測されている単語やキーワード、URLなどをコピーしておき貼り付けることです。フィルタリングですので1文字でも間違っていますと、うまくトラッキングされないのです。
ざっとこんな感じです。ログイン時にすぐにデバイスごとのセッション数などがわかります。また3ヶ月くらいしたら、Firefoxあたりも整理してもいいかもしれません。
デバイスごとのプロファイルを作るメリット
このようにすぐにデバイスごとのレポートにアクセスでき、操作性が向上します。
また例えば、iPhoneだけで絞り込んで(プロファイルを選んで)、新規とリピーターを比較出来ます。これは通常のトラッキングでは出来ないんですね。アドバンス セグメントは2重にはかけられないです(「iPhone+新規」と「iPhone+リピーター」での比較は不可など)。
デバイスごとの比較は、全計測しているレポートで行えばいいわけで、この記事の主旨は、各デバイスごとにも更に丁寧に掘り下げて、ユーザーに寄り添おう、ということなんです。そのためにプロファイルを分けて操作性を向上させる、というものです。
スマートフォンが登場して、私たちの生活にブラウザーが爆発的に増えました。しかし、その利用が違えばユーザーの嗜好も異なる、と思うのはまだ考えすぎでしょうかね。