Googleアナリティクスのベンチマーク機能が本当に凄い5つの理由

Googleアナリティクスのベンチマーク機能が本当にすごいです

Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)が本当にすごいのは、こういう他が絶対に真似できない機能を実装できるところ。

Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)のベンチマーク機能は以前もあった

昨日お伝えしましたGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)のベンチマーク機能ですが、復活した!という声もちらほら見かけました。そうなんです、じつはかつて実装してたんです。

>>Google Analyticsベンチマーキング機能で自サイトと同業種サイトのアクセスを比較 | 海外SEO情報ブログ

それがある日突然なくなりまして、ですから、昨日の記事タイトルも正確には、「〜ベンチマーク機能がついた!」ではなく「〜ベンチマーク機能が復活した」です。

さてさて、そんな華麗なる復活を果たした新ベンチマーク機能、じつはこんなにすごくなっていました。

ココが凄い(1)他サイトとチャネル比較ができる

>>New Benchmarking Reports Help Twiddy Boost Email Open Rates by 500% – Analytics Blog

アユダンテの村山さんの投稿で気づきをもらったのですが、公式ブログに書いてありました。同業他社のメルマガ流入は平均5ページも回遊してるけど、うちは何で少ないんだ的な比較ができちゃう、ということです。

たとえば、私のところでは、自然検索流入ですと平均1.29ページしか見られていませんが、業界平均は4.02ページも見られています。3倍以上の開きがありますね。

チャネル比較ができる

以前は、本当に単に平均データが表示されるだけだったのですが、今度のはデータとして利用できるようになったわけです。ですので、こういう比較もできちゃうわけですね。ようは、チャネルごとの訪問特性や行動特性が比べられる、と。

ココが凄い(2)比較データが公開しやすくなる

絶対数が隠せる

別に公開機能があるわけではありませんw。しかし、これも公式ブログを見て気づいたのですが、絶対数が消せるんですよね。TOP画像の左ボタンがそうです。

完全に全て消せるわけではないのですが、それでも絶対数が消せるというのは大きいのですよ。私などもブログに書くときに、どうしても絶対数って出しづらいですよね。でも、%ならばまだ出しやすい。つまり、その使い方を広めやすくなるということです。無料のツールとして数をとっていかなくてはならないときに、これって実は重要なんですよね。もしかしたら、いずれツイートボタンやシェアボタンなども付くかもしれません。

ココが凄い(3)いろいろな分析ツールで使える

コンバージョンしてるしてないのギャップから改善のヒントを探すこともあると思います。いっぽうで、業界とこれだけ差があるけど、これってどうなの?という気づきからボトルネックや課題を見つけられることもあると思うんですよね。

ベンチマーク機能の凄いところ

ベンチマーク機能はメニューとしては3つしかありませんが、ユーザー>ベンチマーク>デバイス として日毎の平均セッション時間を比較してみます。すると、また違った課題が見えてくるわけです。

コーポレートサイトなどでカタログ的に運営していて、というときにはなかなか明確なコンバージョンというのは設定しづらいもの。しかし、このような気付きがありますと、運営のモチベーションも上がり、ひいてはサイトパフォーマンスも向上することでしょう。

しかも、期間比較もできてしまいます。

ベンチマーク機能では期間比較もできる

この月はソーシャルが凄い下がってるのだけど、何かあったのか!?」など、サイト運営の見える化に貢献してくれます。マネージメント層がGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)を使うときに、またまた嬉しい機能といえそうですね。

ココが凄い(4)競合以外のデータも少しだけどわかる

これも以前のベンチマーク機能ではわかりませんでした。なんと、同規模クラスの競合サイト数が具体的にわかってしまうのです。以下からは日本でデイリー500弱の電子書籍関連のサイトが、157件あるとわかります。

ベンチマーク機能がすごい絶対数がわかる

また、さらにはユーザー>ベンチマーク>チャネル として国や規模を変えますと、アメリカには電子書籍関連で、月間平均54万セッションのサイトが25件あることがわかり(期間指定は2014年8月で見ています)、かつ、それらはソーシャル経由はそれほど多くないということまで、わかってしまいます。いいのか本当にこれ。

デイリーで54万

ココが凄い(5)そして最後に本当の凄さ

ベンチマーク機能の本当の凄さ、というよりはGoogleの凄さ。何かあったときに、こういう他では絶対に真似できないマーケティングデータを、さくっと実装してしまうところですよね。

ある意味怖いというか、このカードを切られたらほんと、他の解析ツールはキツイですよね。

とはいえ、強力になってかえってきたGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)のベンチマーク機能、全部で26ジャンルありますが(レポート画面ではさらに詳細にも分類)、ぜひあなたも比較してみてはいかがでしょうか。

・アート、エンターテインメント
・自動車
・美容、フィットネス
・書籍、文学
・ビジネス、産業市場
・コンピュータ、電化製品
・金融
・フード、ドリンク
・ゲーム
・ヘルスケア
・趣味、レジャー
・住居、庭
・インターネット、通信事業
・人材募集、職業訓練
・法律、行政
・ニュース
・オンライン コミュニティ
・人々、社会
・ペット、動物
・不動産
・資料
・科学
・ショッピング
・スポーツ
・旅行
・その他

参考URL

◇デフォルトでは匿名データ送信がチェックされてるはずなので・・・。
about:HPW: 9/7 Google Analytics 利用率は 58.1% (前回から 0.1ポイント増)

◇公式ヘルプ(英語)
About Benchmarking – アナリティクス ヘルプ

◇海外では拡張ベンチマークっていう人もいる。
Extended Google Analytics Benchmark Capabilities Threaten To Disrupt | Forrester Blogs

◇利用の注意。
Extended Google Analytics Benchmark Capabilities Threaten To Disrupt | Forrester Blogs

また、こういう人もいましたね。

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たしかにそうかも。