Google Analyticsベンチマーク機能のちょっと変わった使い方

 Google Analyticsのベンチマーク機能とは、
 「お客様のサイトを同じ規模の他のサイトと比較する(ヘルプより)」ことが出来る機能です。

 そして、同規模というのは、
 「各カテゴリには 100 ないし数十万個のサイトが含まれている可能性(ヘルプより)」とのこと。

 「範囲広すぎです」というツッコミをしたい気持ちは抑え、先に行きますと
 このベンチマーク機能、実は比較するカテゴリを変更することが出来ます。
 (ただし、自分がどのカテゴリーに登録されるのかはわかりません。)

 せっかくですのでいろいろと比較してみます。
 (そもそも、操作としては、ユーザー>ベンチマーク で見られます。)

 まずは、標準の状態。

まずは、標準の状態

 青いグラフが自分、灰色が平均のグラフです。
 灰色のグラフに対して、自分のサイトはどうなのか、を比較できます。

 上図では、当ブログのセッションを比較しています。
 他にも、直帰率、ページビュー、平均サイト滞在時間、平均ページビュー、新規セッション数の比較が出来ます。

 平均セッションですが、4月10日と16日頃に急激に落ち込んでますね。何でしょうか。

 比較するカテゴリを変えてみましょう。
 「カテゴリリストを開く」をクリックしますと、比較できるカテゴリーを変更できます。
 変更後、「カテゴリを選択」ボタンをクリックしますと、確定です。

とりあえず、SEO関連ブログをやられている人は、このカテゴリーでしょうか。

 「Windows」というカテゴリを選んでみます。

前の図ではあった、急激な落ち込みが無くなってます

 上図ではあった急激な落ち込みは無くなっています。

 「ビデオゲーム」カテゴリを見てみましょう。

こちらはゲームカテゴリー。トラフィック多そうです。

 トラフィックが増えてますね。
 エンタメ系は強いのでしょうか。

 「アニメ、漫画」カテゴリを見てみます。

やはりエンタメ系、強い!

 やはり、エンタメ系は強そうです。

 エンタメ系が強い、ということでは、こんな記事も思い出されます。
 痛いニュース(ノ∀`):日本のWikipedia編集回数ランキング、アニメ・漫画が上位独占

 さて次は、「会社概要」カテゴリ。

会社の概要は少ない・・・。

 エンタメ系に比べると半分!
 貧弱!貧弱ゥ! エンタメ系、強すぎです。

 さて、「アニメ、漫画」カテゴリの、比較期間を長くしてみます。

漫画、アニメカテゴリーの比較期間を長くする

 突出して多いセッション数が散見されます。
 Google Analyticsのカウントミスや誤差なのか、本当にすごいアクセスがあったのかは、わかりません。

 次に、「検索エンジン最適化、マーケティング」カテゴリを、1年見ましょう。

seoカテゴリーで1年比較

 平日のアクセスが多いことと、多少の季節変動があることがわかります。

 短期のアクセス減も長期でとらえると、また違う解釈が出来るかもしれません。

◆正確な滞在時間を計るため、
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