キャプチャしておいたAmazonのUI変更をまとめたよ

公開日: : コンバージョン、UI


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アマゾンのレスポンシブデザイン

ゴール間際をA/Bテストするのが基本。

CVならアマゾンに学べ

Amazonは、世界中でその成果をチューニングしているだけあって、その前のめりさはハンパないです。

TOP画像は、CD版や紙版、Kindle版などすべての値段について、横1列で見せているデザイン。

紙本でKindle本がある場合でも、サムネイルの下に表で載っているだけの場合もあり、ここまでやるとは凄いです。

これらがA/Bテストとしますと、理にかなっています。A/Bテストは、ゴールから遠ければ遠いほど、結果に影響する要因が増えますので、評価しづらくなるからです。

カートに入れてもらうために

トップランナーのアマゾンでも、ここまでA/Bテストを行います(たぶんA/Bだと思いますけど、確証はありませんが)。

たとえば、こちらは当初からやっている立体的なボタンデザイン。
アマゾンのカートボタンUI例1

最近のフラットデザインにならって、平面的なデザインも見られます。
アマゾンUI例2

そして、これらは今も常に変わっています。アマゾンのCVへのこだわりが伝わってきます。

また、出店者の価格掲載ですが、これもAmazonの戦略の1つです。後述の書籍にも書いてあるのですが、出店者で売れているものがあれば、すぐにAmazonが最安で売る、というキャッチアップ戦術です。後述の書籍はWebマーケティングに関わる人は絶対に読んでおいたほうが良い書籍ですね。

驚愕のこだわりはプライムへの導線

プライムの提案

アマゾンプライムは、月額課金で送料やKindle本などの手厚いサービスを受けられる、まさにプライムなサービスです。アマゾンにとっても安定収入となりますので、それをプッシュすることは自然な行為です。

しかし、ショッピングカートという決済に向かう途中に挟むのはまさに強力なリーダーシップがあってこそでしょう。商品詳細ページから決済に向かうその間に、上図のような1ページをはさんだときがあったのです。

買う気になっているユーザーからしてみれば、スムーズに決済に進めないとなると、買う気も冷めてしまいそうです。そのまま決済に進むためには、なんと画面右下に小さく、たんなる文字で書かれたリンクをクリックしませんと、プライム申し込みを回避できないという強烈なものでした。しかし、A/Bテストをもしやっているとすれば、そこまで大胆な差異のほうが成果は判断しやすいので、手法としては納得ですが、そのぶん、失うものもAmazonほどですと、そうとうあるでしょうに、いやはやホント凄い熱量です。

わざわざゴールに向かっている人を、よもや冷めさせてしまうほどのだいたんなレコメンドは、強力なリーダーシップがないと通常はできないと思います。

ジェフ・ベゾス 果てなき野望-アマゾンを創った無敵の奇才経営者 電子書籍: ブラッド・ストーン, 井口耕二, 滑川海彦: Kindleストア

ベゾスの性格がよくわかる本書を読んでいない人は、一読されることをオススメします。その強烈なまでのこだわりの凄さがわかります。

デザイン変更という次元では考えない

コストがかかるので通常はここまで大胆なUI変更はしません。もちろん、もともと変更しやすいUIにしていた、というのはあるかもしれませんが、それでもここまで徹底しているのは、Amazonならではです。

しかも、Kindleという電子書籍では、カートに入れるボタンさえありません。買うか試すか、2択です(スマホブラウザ版)。
スマホはすごい

もう、UIデザインとかいう次元ではないことがわかります。

これからも、AmazonのUIには注目したいと思います。A/Bテストしているときもあるので、新UIに遭遇しましたら、また消えないうちにキャプチャして、たまったらシェアしたいと思います。


UIデザインの教科書 マルチデバイス時代のサイト設計-アーキテクチャからUXまで 電子書籍: 原田秀司: Kindleストア

もう、こういうのとは次元や見ている先が違うんですよねえ。

「可変を前提としたデザイン?」
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Yoshihiko Yoshida
ブロガー兼ユーチューバー。個人事業主でネット業界のお仕事24年目です。40代で2児の父。「マツコの知らない世界」Googleマップ案内人TV出演。Googleストリートビュー認定フォトグラファー。教育システム情報学会会員。元立教大学非常勤講師。Googleアナリティクス公式コミュニティ・アンサリスト最高ランク「レジェンド」国内初獲得。主な著書「Googleアナリティクス基礎講座」(技術評論社)。趣味はデジカメとゲームとパン作り。>>もっと読む

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