ブログでレポート記事を書く時、気をつけていることがあります。ブログを書く時、たんに私があっているやり方なだけかとは思いますが、共有します。ブログを書く時のモチベーションとしても、イベントには出かけるようにしていますが、そこでの書き方で気をつけていることをお話しします。何か1つでもヒントになれば幸いです。
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この記事の目次
レポート記事の書き方で気をつけてること
書き出しは読み手への第1印象
読み手と同じ目線で体験する、書き出しのためにそのようなことを気をつけて現地をまわります。
レポート記事の書き始めは、読み手が一番最初に読む文章ですよね。さらには、SNSで比較されたり検索結果に表示されたりなど、まさに記事の第1印象を決める部分といっても過言ではないと思います。そのレポートで何を伝えたいのか、でも簡潔な文章でストレートに伝わる文言って何かな?と考えます。記事のファーストインプレッションではなく、表示場所での第1印象を注意する、ということですね。
イベントで感じた自分なりの感情の起伏をベースには、私は考えています。とにかく体験!
ブログの信頼性ってまずは書き手がさらけ出すことだと思うのですよね。そういう意味で、とにかくイベント会場など現場では、いちユーザーになって感じたその気持ちを、短い言葉に乗せられるようにと。難しいですけど、いつも時間ぎりぎりまで、タイトルと出だしは考えています。
展示会などイベント風景の記録
わたしは、展示会などであっても、なるべく人の思いや背景を伝えられるよう、担当者さんの話を聴くようにしています。スペックには出ないこだわりや仕様が聴けることもあるからです。
読み手としては細かな数字やベンチマークなどを知りたい、という人も多いとは思うのですが、イベントのレポートならでは、ということではやはりそこでしか聴けない情報を書きたいと考えています。
そのためには、足繁く通うこともしたほうが良いと思っています。信頼関係ですよね。そういうことでより魅力的なアングルや構図などでのイベント風景も撮影できると考えています。
ちなみに風景の記録には、わたしはコンパクトカメラ一台で撮影しています。バリアングル液晶で自撮りもできるデジカメです。軽くてポケットにも入る小さいサイズで、NFCにも対応しているのでスマホとの連携が楽で気に入ってます。
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ズームも30倍まであるので、イベント会場で後ろのほうの席になっても、それなりに大きく撮影できて重宝しています。マクロがちょっと弱い点だけが気になっていますが、それ以外はほんと手放せなくなっています。この価格では十分です。
イベント体験でのメモの取り方
手触りや匂い、食感など、とくに感覚や感情に訴えかける部分はどこなのか、自分はどう思ったのか、という感情の動きや所感をメモするようにしています。
商品を買う人や記事を見てイベントに行く人は、自分なりに期待値をイメージして、行動を起こすわけです。そのとき、「こういうふうな私がこう感じた」というスペックや詳細事項では伝わらない感想を、伝えるようにします。
ただ、そのとき注意しているのは、前提や立ち位置を明確にすることです。もともとそのブランドに対して良いイメージを持っていれば当然バイアスがかかります。そのことを差し引いて読んでいただかないと誤解を招きかねません。
そういう前提を書いた上で、その場で忘れないうちに、気持ちや感情をメモで控えるようにしています。スペックや商品の型番など細かなことは、もうデジカメで記録すれば良いので(逆にデジカメで正確に記録しないとわたしは怖いので)。
あとは、デジカメメモという点では、都度画像は確認します。レポート記事はその瞬間を逃したらおしまいですので、取り逃しがないように注意します。
商品画像、ブースの様子、全体の雰囲気・・・。ミクロからマクロ、最初から最後、関わる人と、なるべく立体的なレポートになるように、ある程度できあがりのブログ記事をイメージして、多面的にデジカメ撮影をするように心がけています。
それでは、先日楽天リンクシェアのイベントに参加してきましたので、そこで私が気をつけて記録してきたことを、実例としてご紹介します。
レポート記事作成のための撮影メモ例とコツ
レビューや体験レポート記事を書くために、気をつけて撮影したりメモしたりしてきたことを所感とともにまとめます。
例1:なるべく商品に手で触れる
商品画像を撮る時に、わたしはなるべく触っていたり、持っていたりする画像も撮るようにしています。読む人が持っているかのように感じてもらえればと。
例2:画像フォルダ名はわかりやすく
日付などはいれずに日本語でタグのようにキーワードの羅列で読みやすさ重視でフォルダ分けします。すぐにわけないと後でほんと面倒なので。
そのフォルダの中に、メモ書き程度の文字情報はテキストファイルでいっしょに入れちゃいます。
例3:映り込みや余計なものは避ける
こちらのパソコンはケース側面がガラスになっているため映り込みがしてしまいました。ですので、スタッフの人にお願いして開けて撮影させて頂きました。よく伝わるような写真を撮るために、お願いすることは問題ないと思います。
例4:カタログに載らない情報を記録する
スペックやカタログでは出ない情報をなるべく記録します。たとえばこちらはゲーミングノートパソコンのACアダプタです。ハイスペックなためACアダプタを2つ使うのですね。結構見た目大きいですよね、でもカタログにはこういう生々しい写真はまず載りませんので、記録しておきます。
買ったときに、えー!となってほしくないですから、ユーザー目線を忘れないようにします。
例5:数字や料金などは記録する
こうした数字や料金など絶対に間違えてはいけない部分は、メモるよりデジカメで残します。書き間違いや漏れを防ぐためです。メニューを撮影するなど、グルメ記事でもデジカメメモは役立ちます。
イベント体験中も、撮り逃した画像がないかどうか、随時デジカメの再生ボタンを押してチェックしましょう。出来上がりのレポート記事を予めイメージしておくと確認しやすいです。
例6:レポートしたい現場ならでは
その現場ならではのものをなるべく見つけて撮影するようにします。画像だけでその場を表現できますので、レポート記事ではとても重宝します。リード文を考えるときなどでも役立つときが多いです。
例7:イベント会場の画像は立体的に撮る
これは私のこだわりなのですが、俯瞰写真というのをなるべく撮るようにしています。自撮り棒にもなる小型三脚ですと、簡単に撮れます。使うかどうかは別として、いろいろな角度からの画像の選択肢はあったほうがレポート記事を書くとき重宝します(たくさんあると選びきれないという人もいるとは思いますけども)。
例8:一緒にいるような感じの絵も
これも私の記事の書き方テイストだけかもしれませんが、一緒にいるような感じのレポートにしたいため、第3者目線の自分撮りを撮っておきます。前述の三脚があるとこういう画像も簡単に撮れますのでほんと重宝します。
AIが文章を書くようになったとき、レポート記事の付加価値を考えることになると思うのです。それを私の場合は、こいつが見に行ってるレポートだから読んでみよう、と思ってもらえる信頼感かなと思っています。日々精進ですね。
例9:冷めないうちにラフ草稿までは書く
そして、最後に冷めないうちに画像を整理しアウトラインだけはざっくり書いておくこと!イベントレポートは冷静さも大事ですが、冷めてしまうとほんと記事への熱量が変わるんですよね、私だけかもしれませんが。
・ ・ ・ ・ ・
というわけで、先日行ってきたイベントを例に、わたしがレポート記事で気をつけている書き方をご紹介しました。
お疲れ様でした!
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ツールも使えるところは使いましょう。
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まとめ
レポート記事を書くときは、なるべく読み手にわかりやすい言葉で書くようにしていますが、それでもなかなか難しいですよね。書き出し以上に。
そんなときは、いろいろな他のブログやニュース記事などを見たり、SNSで調べたりと、時間の許す限りわかりやすい言葉で書くようにしています。
いっぽうで、そういうこだわりや思いを一番大事にしている、とも言えるかもしれませんね。みなさんも楽しいブログライフを。
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