先日、フォートナイトクリエイティブのイベントがエピック公式で行われました。有名ユーチューバーが、日本のトップクリエイターのマップをプレイするというオンラインのイベントで同時接続数は最高で2000をこえるなど、日本独自のイベントしては盛況でした。なぜ、フォートナイトで戦わなくても稼げるのでしょうか、解説します。
エピック公式のクリエイティブイベント
2021年11月6日に、フォートナイトの開発元であるエピックゲームズが、有名トップユーチューバーとオンラインイベント開催しました。
それは、国内トップクリエイターがつくるフォートナイトのマップを、プレイするというものです。実際のマップは一般の人も遊べるよう公開されていますので、以下の島コードを参考に遊んでみてください。
海賊シミュレーター
9588-9655-1900
うしろ
8105-1630-3989
謎解きアスレチック
8819-4168-3899
バーチャルパンク
8880-1950-6192
TEMPLE DANCE DOMINATION
8772-7352-6042
ラマゲーム
9822-7826-5507
フォートナイトではこのように、戦わないマップをつくるモードが存在し、そのバーチャル空間を企業案件(今回の制作が案件とは公式にはかかれていませんが)として制作する稼ぎ方があるのです。
どれくらいの収益を上げられるのか
実際にトップクリエイターが、自身のSNSで公開している様子などからは、18歳でも部屋をリフォームできるほどに稼げるようで、その規模の大きさを感じさせます。※参考
そして、その収益は前述の企業案件だけではなく、じつはもう一つの収益化も大きく影響しています。
マップをつくってアフィリエイト
じつは、フォートナイトではスキンなどアバターにつかうアイテムを課金する要素があります。
ユーザーがそのアイテムを購入するとき、自分が応援したいクリエイターのIDをショップに設定しますと、その売上の数%(5%程度といわれています)が、クリエイターのもとに還元されるというものです。
前述のように、世界的にマップが多くのユーザーに利用されればその宣伝効果は大きく、そこから数%の人がアイテム購入時に支援をしてくれたとしても、そうとうな額になるわけです。
トップクリエイターであれば、こうしたイベントだけでなく、有名ユーチューバーがプレイすることでさらに認知され、クリエイターを支援しようという人が増えていきます。トップクリエイターとなりますと、Twitterのフォロワー数も1万を超える人も少なくありません。※参考
ですから、1200円のアイテムをユーザーが購入し60円の売上だとしても、前述のような膨大な人がプレイすれば、大きな額になります。ユーザーIDの登録は期限がありますが、制作するマップが増え、またトップユーチューバーに紹介されるケースが増えていくほどに、ストックされ安定していきます。
さらには、ユーチューブなども展開していけば、その動画広告収益ももたらされるわけです。
ポイントは、その規模が世界、だという点です。小さな額でも世界中にその名を知らしめることができれば、SNSのフォロワー数も増えそこからの収益も得られ、またマップのプレイヤーも増え、そして前述のような企業案件も増えていく、という好循環になっていくわけです。
もちろん、こうしたドリームは、才能や運や努力やつながり、すべての人が真似できることではありませんが、夢のある話です。
マイクラでもビジネスが成立している
世界的人気のマインクラフト。そこでも、戦わないゲームながらビジネスがなりたっている事例がたくさんあります。
>>タツナミチャンネル – Tatsunami CHANNEL – タツナミシュウイチと愉快な家族たち – YouTube
タツナミさんは、情熱大陸にもでたことのある、世界有数のトップマインクラフターです。多くのマップをつくりつつ、公認のトレーナーとしても全国を飛び回る多忙さを極めています。
また、マインクラフトのコミュニケーションマネージャーは、もともとマイクラをユーチューブで配信していた人気ユーチューバーでした。
このように、戦わないゲームでも、ゲームの世界を広げてくれる活動をする人には、マネタイズの女神がほほえんでくれます。
マインクラフト 革命的ゲームの真実 (単行本) | ダニエル・ゴールドベリ, リーヌス・ラーション, 羽根 由
ゲームで稼ぐまとめ
- 人気クリエイターになると世界中でマップが利用される
- そこでアフィリエイト収益が世界中で発生する
- 作品が注目されることでSNSフォロワーも増え、そこからの広告収益も増える
- さらに企業案件も増えるという好循環になる
Facebook社が、社名をMetaと変更し、ますます注目をあつめるメタバース=3D空間。そんな空間をデザインするトップクリエイターには、まだまだマネタイズの女神はほほえんでくれそうです。
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