Googleアナリティクスで正確な離脱を測ったら本当の課題が見えてきた

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絶対数が少なくても丁寧な対応の積み重ねを大切にしたい。

正確な離脱率を測ったその後

Googleアナリティクスで正確な滞在時間を取ったら337%も違ってたりとか、直帰率を正確に知るために「離脱計測」をしたりとか、ごにょごにょとやってましたら、また凄いことがわかりましたよ。

離脱率を正確に測る前

うちの人気記事で、「北斗晶さんのいじめ論が凄く明快でわかりやすい」というのがあるのですが、その流入キーワード。正確な離脱を取る前はこんな感じでした。

まあなんとなあくはわかるのですが。

とにかく直帰されてしまうと、全部0分になってしまうため、単語の多い少ないで、だいたいのイメージをつかみ、「ああ、こういうことが求められているのね」と判断するほかありませんでした。

離脱率を正確に測ると切実さが伝わってきた

離脱を正確に測ると、何分くらいその記事を読んでくれていたかがわかります。どうですか?直帰0秒の裏にはユーザーの切実な実態が隠れていたのです。

本当の離脱率測ってみたら使命感がふつふつとわいてくる

「いじめられちゃうよという先生」とか、ほんと泣けてきますよね。

レコメンデーションが変わる

たとえば、上記の記事で本をレコメンするとき。たんに、いじめの対処法としてオススメがないかなぁということで、アマゾンで「いじめ 対処」などと検索して出てくる以下の本でもいいかもしれません。

いじめっ子への処方箋―カウンセラー50人によるいじめ解決法: 松原 達哉: 本

でも、「我が子がもしいじめをしていたら」とか「いじめを親に言わない」とか、具体的でとても切実な状況ならば、ノンフィクションのほうが刺さるかもしれませんよね。たとえばこんな感じ。

謝るなら、いつでもおいで: 川名 壮志: 本

こちらの書籍はかつて話題になりました佐世保小6女児同級生殺害事件に関するノンフィクションです。そして被害者のお兄さんの吐露がとても胸に刺さります。表題の「いつでもおいで」はお兄さんのお気持ちだそうです。

佐世保の小学校で小6女児が仲の良い同級生に殺害された痛ましい事件から10年。
被害者家族は、どう精神のバランスをとり生きてきたのか。
子どもの心がわからない全ての人に贈る渾身のノンフィクション。

レビューを読みますととても良い内容です。オススメする文章も怒涛のように湧いてくるのではないでしょうか(実際読みましたが、とても考えさせられる本です、お子様をお持ちの方でしたらぜひ読んでいただきたい本です)。

迷っている人を見つけたら寄り添う

実際の売り場で迷っていたり、レストランに入ってメニューを決められずにいたら、どうやって声がけしますか?

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サイト運営者は、ユーザーがどんなことに迷っているのかわかれば、より前向きに提案できるようになっていなくてはなりません。しかし、それがそもそもわからなければ、コンテンツのチューニングなど出来るはずもありません。

ユーザーは見えないながらも、キーワードで丁寧に対話をしたい。私はそういうふうにGoogleアナリティクスを使いたいです。

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本当の課題が見えてくる