ストリーミングに移行中。
時代はストリーム系へ
PCでYouTubeにアクセスしますと、TOP画像のように「音楽」への導線が強調されます。
クリックしますと、有名アーチストのプレイリストが並び、1クリックでお気に入りのアーチストの音楽が再生し放題。
そりゃあえて買わなくなりますよ。
YouTubeはすでに着々と戦略を進行中
ストリーミングを計画中で対象楽曲を増やしています。
>>YouTubeの定額音楽サービス Music Key ベータ開始。広告なしオフライン再生、公式3000万曲以上 – Engadget Japanese
個人の演奏レベルではすでに解決していますよね(JASRAC楽曲ですが)。
>>asahi.com(朝日新聞社):ユーチューブ、JASRACに著作権料 700万曲対象 – 音楽 – 映画・音楽・芸能
アーチストが稼げるようになる仕組みも整備。
>>好きな動画投稿者を応援 YouTubeが「投げ銭」サービス開始 : J-CASTニュース
違法アップロードに対しても、削除対応だけでなく、権利者に支払う仕組みも整備。
>>YouTubeは1000億円以上をコンテンツIDの権利保有者に払っている – GIGAZINE
そりゃ、アップルとはいえ売れなくなりますわね。
>>アップルのiTunes、音楽ダウンロードの売上高が大幅減 – WSJ
コンテンツの価値はどんどん無料に
もうすでに数年前から言われていることなのでしょうけど、まあホントそうですよね。
たとえば、Amazonのセルフ出版。
Kindleのセルフ出版がかろうじて0円販売を認めていないので、また99円とか最低価格っぽいのは維持していますが、それでも低価格化が進んでいるのは明らかでしょう。Appストアのアプリとかもそうですよね。
プラットフォーマーが増えてプレイヤーが増えれば増えるほど、一部のブランドは別として、価格はどんどんと無料へ向かっていることは、不可避かと。
ドワンゴ社長の川上氏も言及しています。
>>川上量生会長「グーグルやアップルはコンテンツ買い叩く」 中編 – withnews(ウィズニュース)
コンテクストがある人が勝つ、とも。まあネットとは関係無く、ブランディングということでしょうけども。
実際、このエントリーで引き合いに出ていますはあちゅう氏は、前述のKindleストアでも有料・低価格それぞれ多くの書籍がランクインしています。
>>コンテンツの「質」で勝負するサイトは負ける。チャーハン写真で膨大なアクセスを稼ぐ「はあちゅう」ブログを見習おう : まだ東京で消耗してるの?
どこでどう戦うのかが重要
そういう状況下では、いわゆる資本の力が効く局面といえます。つまり、大資本が勝つ、っていうことですね。
どんなに新規性のあるサービスや、パワーのあるエンジニアがいても、Googleなどの大資本が数と規模をもって攻めてきたらパイを狙うのは難しい、ということです。
戦いにおいて数はほんと重要です。とくに、数が活きる局面というのがあり、とくにこういった局面では数が効くということです。
まあアップルもそれが出来る資本はあるのでしょうけど、アップルのブランドとしては、イケてるデザインのプロダクトを出してくれるという期待値は外すわけにはいかないでしょうから、iTunesに資本集中させることはたぶんないかと思うわけです。無料で対抗するにしても、そもそも広告プラットフォームが必要ですし。
逆に止められるのは、アップルくらいしかいないでしょうから、そのアップルが歯止めをかけなければ、まあその流れで、ほぼ勝負は決まるかな、というわけです。
戦略というものは、勝負どころがあるわけで、それを外すとまあ、水は低きに流れるというか、戦略の基本通りに進むというか、です。とにかくデジタルで運べちゃうものは、無料に向かうってことです。どこでどう課金するか、ということに頭を悩ませたりもするわけですけど、そこはせっかく考えても永遠はない、と。
まあ、また時代が変わりそうで楽しみですね。
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