ロングテールSEOでチェックすべき5つの指標

ロングテールSEO

費用対効果とインデックスに注意です。

ロングテールSEOとは

ビッグワードの上位表示ではなく、「地域名+賃貸+礼金0」など、よりニッチなワードで、小さいながらも数を取っていき、大きいリターンを目指そうという手法です。

本エントリーでは、以下のポイントにフォーカスして、ロングテールSEOを実施していく際の、Googleアナリティクスなどでわかる指標を、どうやって見ていくのか、という点について記します。

・<表示>より多くの、流入ワードやフレーズで露出して欲しい
・<流入>より多くの、流入ワードやフレーズになってほしい
・<ゴール>より多くの流入ワードやフレーズで成果が出て欲しい

サイト運営を効率的に見ていくためには、露出>流入>成果、といったポイントを絞ったモニタリングがオススメです。

チェックポイント1と2 検索エンジン最適化

ロングテール

トラフィック>検索エンジン最適化>検索クエリ

ウェブマスターツールとGoogleアナリティクスとを連携していれば、このメニューが使えます。どれくらい表示されていて、CTRはどれくらいなのかをチェックします。

また、表の最下部の「ワード・フレーズ数」もチェックしておきますと、ロングテールやインデックスの参考になります。

トラフィック>検索エンジン最適化>ランディングページ

さらに、LPの種類数も把握しておくと良いでしょう。日々、更新して記事追加しているのに、LPが増えていないようであれば、残念ですから。

チェックポイント3と4 流入とLP

ロングテールSEO

トラフィック>参照元>検索>オーガニック検索

この表の最下部に,KW種類数が出ます。せっかくのロングテールも、ちゃんと流入につながっているか。そして、指標を切り替えて、コンバージョンにつながっているかも、ちゃんと確認しましょう。

ロングテールSEO

コンテンツ>サイトコンテンツ>すべてのページ

ここで、「ページの価値」という指標をチェックします。各ページがCVにどれだけ貢献したかを示す指標です。

ただ、一般的にゴールに近いページが、数値が高くなりますので、ある程度、PV数の多いページを中心にチェックすると良いでしょう(例:ECではカートが高くなる)。

例えば、以下ですと、index.phpがCVに、全く絡んでいないことがわかります。

ロングテールSEO

本節TOPにあります、EXCELの表に、投稿記事数と累積記事数とを控えておくと、相関関係が見えてくるでしょう。

また、ランサーズなどクラウドソーシングしているときには、ライターさんごとに、テールに貢献しているか、相関をとっても良いかもしれませんね。

チェックポイント5 競合サイト

ロングテールSEO

例えば、検索エンジン最適化メニューや、ウェブマスターツール、またはGRCなどのSEOツールで、ある程度の順位や流入数などが把握できるはずです。

それらが、急激に落ちた、とわかった時に、実際に検索をしてみます。すると、競合他社が上位に来ているかもしれません。テール狙いといっても、市場全体が大きなもので、他社もテール狙いであれば、注意が必要です。

例えばグルメ系ですと、食べログ、ホットペッパー、ぐるなび、GoogleMAP等が常連かと思いますが、最近ですと、NAVERまとめやRettyが上位になるケースも散見します。

市場自体が大きいと、テール狙いでも本当に油断できません。とくに、テールだからこそ、減少の兆候も小さく、発見しづらいというのがあるかと思います。

ロングテールSEO

アナリティクス設定>ビュー設定>カスタム アラート>新しいカスタム アラート

Googleアナリティクスであれば、カスタムアラートを使ってある程度は察知できますので、必ず設定しておきましょう。曜日の要因が大きいときは「前週の同じ曜日」も設定可能です(祝日というケースもありますが)。標準のアラートでは設定しづらいテール狙いのワードも、予めカスタムセグメントで、細かく設定しておけば、対応可能です。

もちろん、競合が見つかったからといっても、タグや被リンク、内部対策等をそのまま鵜呑みにして、すぐに対応するのは避けたほうが良いでしょう。一時的なものかもしれません。とは言え、タグの傾向や知見として、引き出しにストックしておけば、いざ対応しようというときにも、慌てずに済むでしょう。

まとめ

・表示数、クリック数、CTR
・KW種類数、LP種類数、それぞれのCVR
・KWごとの流入状況の推移(カスタムアラート等)

これらの指標を、日々の投稿数やテールの増加数と参照できるように、EXCELにまとめておけばよいかと思います。

そして、どういったそもそもテール追加のスキームが適正か、記事増加と流入は相関が見られるけれどCVRもちゃんと追随しているか、もっとも費用対効果の良いライティングやコンテンツはどういった傾向か、などを把握し知見とし、3ヶ月おきくらいでスキーム自体を見直して精度を上げていけば良いかと思います。

・・・あれ!? 5つの指標じゃなかった!5つの操作方法でした。失礼しました。><
 

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たまにヒットも出るからテール狙いは継続だね。