セカンダリーディメンションを使おう

 グーグルアナリティクス セカンダリーディメンション

 バージョンアップしたグーグルアナリティクス。
 携帯対応など歓迎があった一方で、高機能すぎて遠い存在になった、
 そんな声も聞かれたのも事実です。

 そこで、オススメしたいのはセカンダリーディメンション

 1画面でより多くの情報がわかる、手軽で便利な機能です。

 

セカンダリーディメンションによる改善点の発見~初級編

 トラフィック>キーワード、で流入キーワードを見ます。

 セカンダリーディメンション Google Analytics 1

 上図のように、
 セカンダリーディメンションで「閲覧開始ページ」を選択し、
 流入キーワードに対して、閲覧開始ページが適切かどうかを調べましょう。

 セカンダリーディメンション Google Analytics 2

 次に、「平均PV」で並べ替え(クリック)します。
 流入キーワードごとの平均PVがわかります。

 (1)と(2)のキーワードでの訪問は、平均8PVありますが、
 それぞれの閲覧開始ページは、実は検索キーワードと関連性が
 あまり無いページ
なのです。

 ですから、いろいろと探し回った8PVと考えられ、
 改善点がありそうです。
 平均PVが多いページからチェックしてみるのがポイント。

 

セカンダリーディメンションによる擬似経路分析~上級編

 まず、ユーザー定義に訪問者のIPアドレスを記録します。
 (ユーザー定義=Google Analytics 設置者が自由な値を書き込めるデータ領域。)

<script language="javascript">
 ・・・
pageTracker._setVar('<?php echo gethostbyaddr($_SERVER["REMOTE_ADDR"]); ?>');
 ・・・
</script>

 などとトラッキングコード内に記述。

 Wordpressなど、PHPが使える環境であれば、
 上記コードで閲覧者のアドレスが取得できます。

 そこで、コンテンツ>上位のコンテンツ、でアクセスページを表示。
 次に、セカンダリーディメンションでユーザー定義を選択。

 ユーザー定義の項目名をクリックし、並べ替えすれば・・・、

 セカンダリーディメンション Google Analytics 3

 順番まではわかりませんが、訪問者が見たページが一目瞭然です。
 イエイ!

 

セカンダリーディメンションを使おう~使い方は無限大

 セカンダリーディメンションの項目 Google Analytics

 セカンダリーディメンションでは、上図のようにさまざまな項目が選べます。

 例えば、キャンペーン設定などで、広告ごとの効果を調べたり、
 OSと参照元で、iPhoneの参照元はどこが多いのか調べたり、等など。

 セカンダリーディメンションは、使えるナリー。