アクセス解析の結果を共有する定例ミーティングは、とても重要です。
解析結果は切り口と解釈で、違った認識になってしまいます。
まして、意思決定に使われる場合には、定期的な会合による共有が不可欠です。
アクセス解析の結果をミーティングで扱うときには、見るべき指標を絞ると良いでしょう。
以下に、チェックポイントの例をあげます。
全体的な傾向
・セッション数
・先週との比較
・新規ユーザーとリピーターの割合
・参照元
突出事項の吟味
・突然のセッション増(リンク元やキーワードから推察など)
・突然のセッション減(検索順位の変動、参照元の変化など)
・突然のコンバージョン増・減
施策・コンテンツ追加の吟味
・投入コンテンツのセッション
・投入コンテンツのバズ度(Twitter、SNS、ブックマークなど)
・上位のコンテンツ
・費用対効果(コンバージョン/コスト、除外キーワードの吟味など)
織り込むべきシナリオ
・今後予想されるイベント等の対策コンテンツの準備
・測定したい指標が正しく計測出来るのかの吟味、テスト
・リリース準備とセキュリティ(予約アップロードなどの配慮)
・懸念されるリスクと目標管理、予算吟味
長期的な戦略
・長期的な戦略の議題吟味
・現状の施策の延長で良いのか
・競合他社
・予算配分
MLや社内SNSなどで、情報共有も勿論重要なのですが、
対面で「資料を用意しなくちゃ!」という状況に追い込むことも、実は重要かと思います。