ZoomItを使ったイラスト練習法

イラスト上達のために、アタリが取れるにようになりたい。

上図のように、下描きの元となる目安の線をZoomItというフリーソフトで練習しています。

本記事の執筆は、フリーランス歴24年目のカグア!(@kagua_biz)です。なお、情報は2020年11月時点でのものです。ご注意ください。

[kanren]

構想>アタリ>下描き>主線取り>下絵塗り>彩色>調整>仕上げ・・・、とイラストは完成させるには、素人のわたしにはとても壁のたかい作業に思えます。ただそのなかでも、アタリは最初の工程となるためなるべくならスムーズにできるようになりたい。

ですが、そのアタリが難しいんです・・・。

よく本などでは、3頭身、8頭身・・・、あおり、俯瞰・・・と、いろいろなパターンについて、基礎や考え方を紹介してくれているのですが、実際にに描きたくなるポーズは、教科書通りの構図ばかりではありません。どうしてもわからないケースも多いです。

アタリが取れれば、安心して次の工程に行けるのではないか。そう考えて、イラスト上達方法として、ZOOMITというソフト使った簡単練習法を実践しています。

ZOOMITとは

マイクロソフトが公開しているフリーソフトです。PC画面を拡大したり、画面に書き込みが出来たりします。PC実演やプレゼンでとても重宝します。

>>ZoomIt | Microsoft Docs
サイトで詳しく見る

なんと、インストールは必要ありません。EXE形式といって、USBメモリで持ち運びもできてしまう軽快なアプリです。

起動するとWindowsに常駐し、[CTRL]+[2]を押せば、デスクトップだろうとブラウザだろうと、画面上に上図のように書き込みが出来ます。[ESC]で解除です。

これを利用し、アタリを取る練習が、効率的にしています。

アタリをたくさん取りたい

全身のアタリを取るというのは、わたしはとても難しいです。

腕や足、顔などパーツごとの大きさや比率を知って、かつそれが実際に描けないのですよね・・・。ですから、そのためだけの書籍も出ている程です。

わたしが難しいと感じている点は、3次元を2次元に変換する作業です。

おそらくAは描けるにしても、Bはちょっと・・・という感じです。

平面的な構図では、さほど難しくなかったことが、立体的な構図になるだけで、とたんに難しく感じてしまうのですよね。

遠くにあるものは小さく、手前にあるものは大きく、・・・と理屈ではわかっていても、それをいろいろな構図やポーズで割り出して、実際に描くことがどうも難しいのですよね・・・。

また、私たちは、人間の体を見慣れています。ですから、ちょっとのバランスの悪さも敏感に感じとってしまうのですよね。

ただ、アタリは人物描写の最初のプロセスですから、少しでも早く、ささっと描けるようにしたい、そこでとにかくたくさん描きたいと思いました。

デッサン練習のサイトはたくさんあるのですが、どれもお手本としては見られるのですが、下絵としてサクサクと描き進めたかった、というのがありました。

ZOOMITを使った練習方法

そこで、ネット上にたくさんある、参考になるイラストや写真を使えないかと思いました。

アタリをとるために、ひたすら画像を下絵にしたい。

ピクシブを開いて、その上から、[CTRL]+[2]でペンを立ち上げ、アタリを取ります。ZoomITは、ペンモードにすれば、その画面の上から書き込みができるのです。

写真サイトのFlickr!でも、[CTRL]+[2]を押してペンでアタリをとる。

なお、[CTRL]+[2]で描きましたら、[ESC]キーで解除すれば、通常の画面にすぐに戻ります。そこで、また次の画像を探して・・・と。

いまは、この方法でひたすら簡単な構図などで数をこなしています。

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ちなみに、この記事で使用しているペイントソフトは、AzPainterというフリーソフトです。曲線補正が付いているので、マウスでも滑らかに描けます。オススメです。

>>「AzPainter」レイヤー対応で軽快に起動するフリーのペイントソフト – 窓の杜
サイトで詳しく見る

アタリをとった後は三等身で描いてます

アタリをとった後は、首を描かないずに、三等身で描いて完成させています。

イラストに違和感を覚える時は、たいていバランスが悪い時。

パーツが増えれば増えるほど、当然バランスを取るのは難しくなるため、わたしはデフォルメしたキャラで完成まで描いています。

そのとき、首、手首、足首と主要パーツをつなぐ「首」を省略してしまうことで、難易度を下げいます。

Aはちょっと何か変ですよね。積み木を積んでいくならバランス悪くても崩れるだけですが、絵はズレてても描けてしまうのでタチが悪い。

でも、Bならば顔を描いた後、胴体を描く時にズレたら、おかしいってすぐにわかって修正ができます。

ですから、いまはとにかくたくさん描いて、達成感を感じられるような、こうしたイラスト練習法をしているという感じです。

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まとめ

  • 画面に直接描けるZoomItというフリーソフトがある
  • アタリを描く練習を効率的に行いたい

ZoomItは本来、プレゼンや仕事につかうツールとしてマイクロソフトがリリースしていましたが、本当に便利なツールです。

Windowsをお持ちのかたで、ZoomItというフリーソフトをご存じなかったらぜひ使ってみてください。

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