日本のポッドキャストの歴史のなぜが学べる配信

日本でもようやく、ポッドキャストという名称が知名度が上がってきたと思った2023年。ですが私も含め、なぜポッドキャストは今になって認知が広がったの?いつからあったの?という素朴な疑問がわく人も多いのではないでしょうか。そんなポッドキャストの歴史のなぜ、についてわかりやすく解説されているポッドキャストを見つけましたのでご紹介します。

日本のポッドキャストの歴史

My Cup of Tea

>>S3E49 ポッドキャストと音楽そして2023年の振り返り【 #ポッカレ2023 】 – LISTEN

まさに神回です。日本のポッドキャストの父とも言われるポトフさんが、海外事情も含めた国内ポッドキャストの歴史について、とてもわかりやすく、整理して解説してくれています。音声配信をしている人であれば必聴の内容になっています。知っておいて損はありません。

また上記のLISTENというポッドキャスト配信サイトですと、AIによる文字起こしもされていますので、視覚的にもしっかり学べておすすめです。

では以下、わたし自身の備忘録の意味をかねて、ポッドキャストの歴史における要所をまとめます。

ポッドキャスト黎明期

ポッドキャスト

ポッドキャストを広めたのはアップルですが、もともと開発した人が、そういう思考で生み出したということがわかり、興味深いです。

そして海外だけでなく、日本も含め、第1次ポッドキャストブームが来ますと、さまざまな関連サービスが登場します。そのなかでも、音楽を自由にかけたい、というニーズが生まれます。ただ、音楽には著作権があり、いろいろな媒体に配信するポッドキャストでは、許諾をとるのが難しいという課題が生まれます。そこで、クリエイティブコモンズというゆるい統一的なルールのもとで、音楽を流通させようという機運が高まったのです。

>>ポッドセーフ – ウィキペディア

>>ニコニ・コモンズ

こちらで配信されています音楽はクリエイティブコモンズという著作権のルールにしたがっています。日本で言えばニコニコモンズのような動き、かと思います。ゆるいルールに従いさえすれば、自由に使ってよい、という楽曲です。現在の二次利用の萌芽がひろがりはじめた時期と知りました。

こちらも紹介されていました。コモンズで公開されていますので、ルールさえ守れば、さまざまなポッドキャストに配信されても問題ありません。アップルに搭載されていますガレージバンドという音楽制作アプリに由来している点も興味深いですね。

>>GarageBandを中心としたユーザーコミュニティサイト~ For All DTM Users ~ – GarageBand Users Club (GBUC)

ポッドキャスト普及のおおまかな歴史

  • 2004年9月、ポッドキャストの仕組みができる
  • 2005年Appleに搭載され広がりはじめる
  • 海外や国内でブーム、しかしYouTubeが登場し徐々に控えめに
  • 2014年頃海外でブーム、大手企業が配信、SNSやスマホの登場
  • 日本ではその頃ポッドキャスト関連サービス撤退続く
  • 日本では2016年TBSラジオがポッドキャストを撤退
  • その間、海外ではタレントであるジョーローガンがポッドキャストに全振りしてブレイク
  • こうして海外との普及の差が生まれ、日本ではクラブハウスのブームを待つことに

ポトフさんに以前質問をしていて「なぜ日本ではジョーローガンのようなスターが生まれなかったのか」と。そうしたところ、ジョーローガンがもともと元プロレスラーでファンをすでに持っていたこと、そして、その彼がポッドキャストに全振りして配信を継続させたこと、を聞き腹落ちしました。日本でいえば、カジサックさんがユーチューブを解説し、瞬く間に100万人にいったという感じでしょうか。やはり、最初にある程度ファンがいて、さらにそこから全振りしたら最強だとは思います。日本で言えば、テレフォンショッキングという規模の知名度も納得です。

コモンズミュージックの世界

コモンズミュージック

このようなポッドキャストの歴史においては、クリエイティブコモンズの楽曲も海外でひろがりはじめました。以下は有名なコモンズミュージックのサイトです。

>>Josh Woodward: Creative Commons Music

また、ルクセンブルクのJamendoは、日本のコモンズでも紹介されるほどのハイクォリティ楽曲が投稿されるサイトです。日本語に関連するタグ検索をしますと、日本語のボーカル曲なども見つかります。歴史を感じますね。

>>Jamendo Music | Free music downloads

日本ではようやくポッドキャストの知名度が広がりはじめましたが、そう考えますと2024年はいろいろなサービスが広がりそうでワクワクします。実際、LISTENというポッドキャストサイトが立ち上がり、コミュニティでは日々活発な交流が行われ、すでにコアなファンを獲得しています。

また、都内で行われましたポッドキャスターが運営したイベント、ポッドキャストウィークエンドは、3500人の入場者があったとのこと。ポッドキャストの歴史が、いよいよ日本でも日がさしそうです。

ポッドキャストを配信したい人も、ポッドキャストのファンの人も、ぜひポトフさんのポッドキャストの歴史についての配信、聴いてみてくださいね。

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ポッドキャストの歴史