2022年1月19日に、stand.fmがコンテンツ販売の機能を追加しました。これで、stand.fmでできる収益化のタッチポイントは、5つとなり、音声配信アプリ中、もっとも稼ぎやすいアプリになりました。
stand.fmで使える収益化の仕組み
収益化1:コンテンツ販売
>>「コンテンツ販売機能」の限定公開開始や、いくつかの機能改善のお知らせ|stand.fm 公式
120円から最大1万円まで、誰でも音声配信を有料販売できるようになりました。配信の中の、xx分までは無料で視聴可能、などといった設定もでき、柔軟な販売をすることができるようになりました。
また、過去に配信した放送も、あとから有料にすることもできるため、1週間したら有料にする、ということ可能です。なお、手数料30%と、振り込み手数料がひかれたものが収益となります。
収益化2:メンバーシップ
>>メンバーシップ機能の一般公開をスタート。どなたでも、メンバー限定のLIVE・放送が可能になりました|stand.fm 公式
限定配信や、限定ライブなどを行える月額サブスクサービス、それがメンバーシップです。ファンとより濃いコミュニケーションが可能になります。
すでに多くのメンバーシップ対応チャンネルがあり、密度の濃い交流が行われています。
スタンドエフエム・メンバーシップ番組73選リスト一覧。これからスタンドエフエムでメンバーシップをしようか考えている人にどうぞです。
収益化3:SPP
>>stand.fmパートナープログラム(SPP)|stand.fm
投稿した収録放送の再生時間に基づいた収益を受け取ることができます。
月に70万円近く収益を生み出している方もいらっしゃいます。
今後実装が予定されています広告が配信されますと、いよいよYouTubeのようにドリームが生まれる日も近そうですね。
収益化4:ライブギフト
>>stand.fmギフトの利用方法を教えてください|stand.fm
リスナーは、ライブに参加中、配信者にむけて投げ銭(ギフト)を贈ることが可能です。ギフトには、10~10500円まで多くの種類があり、リスナーと配信者とのコミュニケーションツールになっています。
収益化5:ギフト付きレター
>>ギフトアイテム付きのレターや、コイン機能の限定公開など、4つの新機能と5つの改善を行いました|stand.fm 公式
ファンは、推しに対して、レターからギフトを贈ることが可能です。こちらも10~10500円まで多くの種類から選べ、ファンとの交流に一役買っています。
収益化の建て付け例
- 無料収録配信とライブを毎日
- 週に1本有料コンテンツ
- 人気が出てきたところでファンと交流できるメンバーシップ
- ライブで投げ銭やギフト付きレターを読む
著名人や有名タレントで、毎日何かしらのネタを提供できる人であれば、上記のような建て付けですと、しっくりくるのかなと思います。
現状、メンバーシップは複数の料金プランが設定できません(複数アカウントをつくり作っている人もいるようですが)。ですので、メンバーシップはファンクラブのようなかたちか、とくにコアなメンバーとライブを共有するといった位置づけか、いろいろと考えられるかと思います。
いっぽう、有料コンテンツはいくつでも投稿でき、価格も自由です。ただ、その配信を固定して見せることができませんので、無料ライブや無料配信をして、その概要欄で毎回宣伝するといった誘導は必要になります。
ただ、そうした有料コンテンツを頂点として、上図のようなたてつけで、音声配信を積み重ねていく、としますと、あとはstand.fmのユーザー数が増えれば増えるほど、積み増しされていくでしょう。
自身のSNSでも宣伝したり、Pontやストアカといった別サービスで、さらにZOOMセミナーやECサイトへの集客などもはかれば、あなたのファンマーケティングはより充実したものになります。
実際、海外でもYouTuberは成功しますと、自身のブランドをつくり、そして徐々にそちらの物販のほうの売上が高くなっていくという流れが一般化しつつあります。
今後、stand.fmがよほど失速しないかぎり、今回の有料コンテンツ販売で、収益化は盤石になったといえるでしょう。
あとは、今後広告が実装された段階で、どこまでユーザーが離れてしまうのか。運営の手腕が問われそうです。