Webブラウザでユーザー登録もなく、無料で使える凄いAI自動作曲サービスがあります。コード進行や歌詞を入力しますと、なんと合成音声のボーカルまで挿入してくれます。作った曲はパブリックドメインで自由に使える「CREEVO」をご紹介します。
この記事の目次
無料AI自動作曲ツールCREEVOで作った曲
わたしが音声配信していますクリエイターエコノミーニュースの番組ジングルを作ってみました。
歌詞を入れて、コード進行のパターンを選べばすぐに出来ます。もちろん、細かなアレンジパターンや複数の選択肢の生成など高度な調整も可能です。
こちらが私が数分で作ったジングルです。
番組途中のジングルパターン1
番組途中のジングルパターン2
私がライブ配信や収録配信をしていますstand.fmというアプリのテーマソング。
自動で、合成音声までつくので、とてもイメージがわきやすく、便利です。
いやはや凄い時代になったものですね。
CREEVOとは
CREEVOは、京都大学白眉プロジェクトおよび日本学術振興会の科学研究費用(No.19K20340) からの支援を受けたプロジェクトです。
2020年から、京都大学の中村栄太さんをはじめ多くのかたが関わっているプロジェクトです。
CREEVOで生成して保存された作品は、メロディーと歌詞を含めて、パブリックドメイン(著作権なし)のデータとして扱われます。
利用規約に同意した後に、誰でも無料で使えます。
AI自動作曲ツールの使い方
歌詞を入力します
とりあえず、文字数とかは関係なく、入れてみます。夏目漱石の「吾輩は猫である」をベースにして作詞してみました。
よみがなを調整する
「自動かな変換」をクリックすると、ふりがなを示してくれます。これが歌うときの歌詞になります。
- スペースが小節区切り
- 英語やかな変換、小節区切りの誤りを直す
- 平仮名1文字が1音符に対応
- カッコで複数文字を1音符にまとめる
- 1小節には16音符までの歌詞が入る
- “ー”は音の延長
- “・”は休符
- 記号”^”と”_”はアクセントの上下(メロディー生成の際にメロディー音高の上下に反映)
読みがなを確定する
歌詞を修正して、「読みがなを確定」をクリックしたら、コード進行が選べるようになります。
「曲をデザインして作成」を選ぶのがおすすめです。提案されたメロディーを試行錯誤しながら確定し、そのうえでボーカルを入れられます。
ボーカルを入れる最終の完成時に一番時間がかかるので、メロディをある程度先に試行錯誤しておくと良きです。
コード進行を選ぶ
コード進行が提案されます。ほんとうにたくさんありますので、迷ってしまうほどです。
曲調を選ぶ
コード進行、曲調、速さなどを選びます。
メロディーがどれくらいコードからはずれるか、はちゃめちゃになるか、など雰囲気も調整できます。
生成する
アレンジのパターンを選びます。ただ、このあたりは、変えてすぐにレビューができるわけではないので、出たとこ勝負という感じです。
そして、「生成」をクリックしますと、AIが5パターン提案してくれます。
メロディを吟味する
「視聴する」をクリックしますと、青く選択されたメロディを演奏してくれます。ボーカル部分は、曲調で設定した楽器があてがわれます。
これで一度聞いて気に入らなければ、他のメロディをクリックします。こんな感じに、好きなフレーズを選んで組み合わせられます。
歌声音声にアクセスする
「歌声音声と楽譜にアクセスする」をクリックします。自動でつくられた曲名を調整し、「ログインせずに進む」をクリックします。
「作品ページに進む」をクリックします。数十秒から1分待つと曲が完成します。
曲が完成!
これで曲が完成します。AI合成音声つきのものと、インストゥルメンタルと2バージョン、聞けます。メニューからダウンロードも可能。
これがAIが自動作曲した歌だ!
メロディをいろいろなパターンで組み合わせて、伴奏のバリエーションもいろいろと変えてみて、最後の最後の組み合わせのミックスダウンが、ある意味一番時間がかかるのですが、これもAIがメロディや伴奏を自動でやってくれるからできる悩みです。
楽曲のニュアンスも本当にいろいろあって、定番のコード進行から、人気楽曲のコード進行まで、選びきれないほどです。
Magentaで開発 AI作曲 | 斎藤喜寛
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