ランディングページの作り方やコンバージョン率アップの方法をご紹介します。
複合折れ線グラフだけでご飯3杯くらいはいけるGoogleアナリティクス大好きのカグア!です。です。
サジェストなどを見てみますと、ランディングページの作り方やコンバージョン率など精度向上に悩まれている方が多そうなので、私がGoogleアナリティクスを使って、ふだん行っています方法をご紹介します。ご参考になれば幸いです。
ちなみに、今回とりあげます事例のコンバージョンは、通販サイトへの送客へのクリックです。ECの担当者であれば如何にカートインさせるか、B2Bであれば問い合わせボタンをクリックさせるか、など応用ができるかと思います。
この記事の目次
STEP1 クリック計測を仕込んでおく
ランディングページの改善を目指すために、まずはGoogleアナリティクスでクリックが計測できるように、イベントトラッキングを仕込んでおきます。
>>イベントトラッキングの設定、ユニバーサル・タグマネージャ対応2015
ヒートマップでもいいのですが、リンク文字などがさくっと集計できたほうが楽なので、イベントを使っています。
STEP2 現状の成果をレビューする
ある程度集客に成功していれば、それなりにクリックはされているはずです。改善しようとしたときに、成果の出ているものを排除しないようにするために、現状のレビューを必ずしておきましょう。
ランディングページのクリック状況を把握する
Googleアナリティクスでは、行動>イベント>上位のイベントで調べます。
あらかじめ仕込んでおくイベントトラッキングには、以下のようにしておくと分析しやすいです。
・イベントカテゴリ click
・イベントアクション リンクテキスト
・イベントラベル ページタイトル
こうしますと、どのページでどのリンクがクリックされたのか、という相関が読み取れるようになります。
ランディングページの流入理由を探る
(not provided) がほとんどだとしても、まだまだYahoo!からの検索キーワードは取得できますので、ユーザーの気持ちを推し量るために、流入キーワードを分析します。
行動>サイトコンテンツ>ランディングページ:キーワード を選び、コンバージョン率を改善したいランディングページをクリックしドリルダウン。そして、プライマリーディメンションに「キーワード」を選びますと、そのLPに対する訪問キーワードがわかります。
ここで、ユーザーの心理や目的などを推し量ります。このキーワードはすべて見てください。数が少なければ、期間を半年など広くして母数を増やしましょう。小さなニーズからも気づきが必ずあります。
ここは考え方なのですが、私は「クリックしてもらえない大多数より、確実にクリックしてくれる少数派」重視の改善を目指すことが多いです。
これで、コンバージョン率改善のための材料が揃いましたので、改善に入ります。
STEP3 LP改善のためのチューニング方法
改善のための考え方
・思い込みでなくデータから、消してはいけない良い点はちゃんと残す。
・成果は出ているが低めなものは、思い切って外してみる。
・ユーザー目線に立ち、話の流れ的にこれが必要かも、という情報を追加・差し替えする。
・いきなり売り込まない、信頼の醸成が最優先。
・成果が出ているランディングページも定期的に見直さないと、すぐに古くなる。
・自分で考える。
このあたりは、いろいろな状況や考え方がありますので、あくまで私のやり方です。そして正解は無いかと思います。ですので、あくまでイチ意見として読んでいただきたいのですが、私は概ねこんな感じに気をつけて、ランディングページを改善していきます。
ランディングページを作りはじめた初心者の方は、古くなってると思われるページ内容の修正から着手するとよいでしょう。これは確実に直したほうが良いですから。
今は検索しますといろいろな情報が手に入ります。しかし、多くの先人たちの成功パターンにはたいてい前提条件があります。
それをそのまま踏襲したとしても、あなたのランディングページにとって、必ずしも有効とは限りません。
そして重要なことは、表面だけをなぞっていては、本当の実力にはならないところ。その本質をしっかり自分で考え、思いついた創造的な一手に、誇りと自信を持ってチャレンジしてください。自分で考えて実践するからこそ、経験値になると思います。
わたしが過去に試した改善
改善を創造的にうつためには、さまざまな方向から多面的に考えると良いと思います。
・正攻法
例:xxにはooがいいですよ!・・・その商品
・関連情報
例:xxにはooがいいですよ!・・・他にこの商品もおすすめです
・不幸を避けたい
例:xxにはooがいいですよ!・・・でも今あるものもここに注意
・本質論
例:xxにはooがいいですよ!・・・それには実はこれも良いかも
・理由
例:xxにはooがいいですよ!・・・なぜかというと
・浮きたくない
例:xxにはooがいいですよ!・・・他の人はさらにこれも、ランキングではこれも
・確実な改善
例:リンク切れ、画像なし、誤字脱字、強調し忘れ、過度な煽りや押し付け、ユーザーを意識していない言い回し
ランディングページ定番の作り方・構成
・信頼できる数字やデータ、事象
例:ランキング10週連続1位!、1万個売れたXX
効果:まずは信頼を得る、権威付け、シズル
補足:キャッチーなメインビジュアル
・ベネフィット
例:このズームならお子様の顔もこんなにアップ!
効果:ユーザーのメリットに訴求し心を掴む
補足:性能を語るのではなくあくまで顧客目線
・商品説明
効果:商品の説明や概要、詳しい画像
補足:信頼を得てからようやく説明を聞いてもらえる
・お客様の声
効果:ユーザーに本当にそれが合うのか、確かめたい
補足:ユーザーに合ったペルソナからの意見が重要
・よくある質問
効果:ユーザーの不安を無くす
補足:より詳しく正確に書く、継続して充実させる
・最後のひと押し
例:今なら送料無料!限定xx個
効果:ここまで読んでも先に進めない人の背中を押す
補足:ここでしか買えない、なぜ今なのか、なぜこのサイトでなのか、をちゃんと説明
いわゆるランディングページのテンプレートです。これらに合う言葉や文章、画像を作りこむことで、コンバージョン率を上げることが可能です。また、リスティング広告や流入キーワードごとにそれらにあった内容にすることで、さらに精度向上が期待できます。
おすすめの関連書籍・鉄板5冊
ランディングページでのコンバージョン率の改善や、作り方を勉強するのにおすすめな書籍を集めました。ご参考になれば幸いです。
まずは鉄板。Googleアナリティクス活用を目指すならば必読。
できる逆引き Googleアナリティクス Web解析の現場で使える実践ワザ240 ユニバーサルアナリティクス&Googleタグマネージャ対応 (できる逆引きシリーズ) 電子書籍: 木田 和廣, できるシリーズ編集部: 本
基本ですので初心者向けですが、鉄板本です。
あの繁盛サイトも「LPO」で稼いでる! (DO BOOKS): 川島 康平: 本
ECであればこちらも鉄板。ランディングページに限らず売るための施策の辞書的一冊。テンプレートなども。
売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が身につけておくべき新・100の法則。 電子書籍: 坂本 悟史, 川村 トモエ: 本
こちらも鉄板ですが、画像、ほんと重要です。
カメラマンになるな、演出家になれ!―オンラインショップ、ネットオークションの画像はこう撮る!: 伊藤 正仁: 本
伝え方一つで変わります。ベストセラーですね。
伝え方が9割 電子書籍: 佐々木 圭一: 本
ランディングページは成果に直結しますので、粘り強く改善したいですね。お互いがんばりましょう!
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