$インデックス(ページの価値)とは
追記 2015年3月10日 現在では「ページの価値」と表記されます。
コンテンツ>上位のコンテンツ、などと操作して人気ページを見ます。すると項目一番右にありますのが「$インデックス」です。
$0.0・・・・となっており、ナンだろう?と思っている方も多いのでは。シンプルに言えば「目標への貢献度」です。
$インデックスの算出方法
難しく言うと、
そのページを経由して達成したコンバージョン金額の合計を ページ別セッション数で割った値です。
※できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術より
つまり、そのページを経由して10万円のコンバージョンが発生している場合、そのページ自体のセッション数が100とすると、ダラーインデックスは、1000円となります。(通過を円にしている場合)
ですから、たまたま「B」を知らずにゴールしてしまったアクセスもあるのでは?と仮説が立てられ、全頁に商品「B」をオススメ商品として表示させるように変更。すると実際売れた・・・、とまぁそんな可能性はある分けです。
分析利用時の注意点
$インデックスは、目標URLに近ければ高くなる傾向があります。ですから、比較するときは、商品ページ同士や、回答ページ同士など、同質ページ同士で比較しましょう。(上図ですと、ゴール手前の「C」がそれに当たりますね。)
項目名で並べ替えつつ、同質のページが表示されるよう絞込み。
また、コンテンツ>コンテンツの詳細とメニューをたどり、特定ディレクトリ以下をチェックするのもオススメ。
$indexの設定方法
$インデックスを利用するには、2つの方法があります。
・コンバージョン設定で、目標金額を設定する
・eコマース機能を有効にする
いずれも、画面左上Analytics設定をクリックし、通過の表示をまずは日本円にしましょう。
eコマース機能を使う場合は、ASPやカート機能にeコマース関連の関数が組み込まれていれば、すぐに利用できます。
eコマースサイトではない場合は、目標>目標の追加で、目標タイプはどれでも構いません。
目標値に、成果の金額を入れればOKです。成果の金額というは、問い合わせ送信が達成されれば10000円に値する、会員登録をしてくれたら500円得した、などと、その成果を金額に換算した値を入れればいいのです。
ゼロですと、せっかくの$インデックスも利用できませんので、とくに思いつかないという方は、100などと設定しておくと良いでしょう。
具体的サイト改善例
あるネットショップで、$インデックスで並べ替えてみます。
これらの商品をオススメ商品として、(バナーなどで)全ページに露出してみてはどうでしょうか。実績がありますので期待できます。
おすすめ参考書籍
「できる~」は鉄板、辞書代わりに。「ECサイト~」は、eコマースサイトでの$インデックスによるサイト改善を具体的に紹介しています。
できる逆引き Googleアナリティクス Web解析の現場で使える実践ワザ240 ユニバーサルアナリティクス&Googleタグマネージャ対応: 木田 和廣, できるシリーズ編集部: 本
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