※本記事の情報は2009年4月のものです。参考にされないでください。
効率的にSEOやアクセスアップ対策を講じるために、Yahoo!からの流入が多いのか、Googleからの流入が多いのかを把握することは、大切なことかと思います。
アドバンス セグメントを使いますと、時系列で、その割合などを把握できます。Yahoo!やGoogleのインデックス更新などと、合わせて考察すると新たな課題が見えてくるかもしれません。
では、アドバンス セグメントの作り方です。
アドバンス セグメント>アドバンス セグメントの新規作成
ディメンションから、トラフィック>参照元 を選び、ステートメントにドロップ。
完全一致で、「yahoo」と入力。(「y」と入力しますと、候補が自動表示されます。)
セグメント名を入力し、「セグメントのテスト」をクリック。すると、絞込み後どれくらいの数になるのかを表示してくれます。最後に「セグメントの保存」をクリック。同様にして、Googleからの流入を調べるアドバンス セグメントを作ります。
レポート画面に戻ります。画面右上の「アドバンス セグメント」をクリック。「全セッション」とともに、作成した「yahooから」「googleから」を選び、「適用」をクリックします。
レポート画面のグラフに、Yahoo!経由でのアクセス、Google経由でのアクセスが合わせて表示され、課題が見えてくるかと思います。
ちなみに、上記例では、Yahoo!経由が少なかったので、オーバーチュアを出稿しています。
Google Analyticsで、トラフィック>検索キーワード>Yahoo、などとして、実績のないキーワードに入札します。ちなみに、この例での入札、金額は小額、表示順位も真ん中くらい。
しかし、この結果でもコンバージョンが出ているので、費用対効果としては十分すぎるほど。ということで、クリック単価は上げなくても良いかな、と。
これを時系列で追えば、出稿前と後とで評価可能ですし、インデックス更新後、Yahooの割合が増えれば、オーバーチュアの出稿はいったん止めても良いかも、などと、判断材料の1つになるかと思います。
このように、検索結果の順位とともに、Google Analyticsの分析結果を吟味すれば、費用をかけすぎず、効率の良いSEMが出来ると思います。
追記 2009/04/27 12:31上記解説では、OvertureからのトラフィックをURL生成ツールで分けて記録しています。