連鎖を断ち切る

負の連鎖

 連鎖を断ち切る、それは容易いことではありません。

 親の経済力と子どもの学歴の相関関係 | お金・給料の新常識

「落ち着いて勉強する部屋はなく、幼い弟妹の世話をして1日が終わってしまう」
「働いている母親に代わり、家庭の食事はすべて自分が作るかコンビニ弁当」
「アルコール依存症の親が突然暴れだすので、家に帰れず公園で時間を過ごしている」
「中学校には行ったけど、給食だけ食べて帰ってきた」
と話す子どもがたくさんいる

 ・・・。

 (T△T)

 別に今に始まったことではないんでしょうけど、世界からするとまだマシなほう
 なんでしょうけど、それでも、子供達のこういう状況を知ると、悲しくなってしまう。

 何かできることはないのでしょうか、考えずにはいられません。

 連鎖というと、このエントリーは、先日Twitterやtumblrでも話題に上ってましたね。
 定期的に上がるトピックになりそうな内容です。

 モッ鳥: 悩みのるつぼ–朝日新聞 掲載日不明

ではどうするか?あなたがこのマイナス連鎖を切りましょう。誘ってあげて、
お母さんの興味を外に向けさせる。これができれば、状況はかなり改善されるはずです。
お母さんと一緒に映画やショッピングや旅行をする。そのために、あなたが
バイトをするのもアリ。お母さんにもパートを出ることをどんどん勧めましょう。

 「断ち切れる誰か」が、頑張るか、外部の力を借りるか逃げ出すか。
 どうしたいのか、私たちは問いかけられています。

 そういえば、Chikirinさんのエントリーでも、こういうのありましたね。
 これも当時考えさせられました。

 誰が何をネグレクト? – Chikirinの日記

 ・ ・ ・ ・ ・

 家庭裁判所を描いた漫画「家裁の人」の8巻にこんな台詞がありました。

私達が少年に対してできることは、小さなことです。
だけど小ささを恥じて、それをしまい込む人が多過ぎるんです

 そう。

 出来ることは、きっと誰しもすごく小さい。

 でも、だからといってしまい込むことは無いんです。

 気がついたことからしよう。

 大きなことをしているように見えても、それは結果的に大きなことに
 なっているだけで、していることは凄く小さなことからなんだと思います。

 「私はどうしたいのか」問いかけに答えは出ませんが、問い続けるくらいは
 したいです。

 ちなみに、「家裁の人」全巻持ってますがオススメです。

 追記:負の連鎖ということでは、こちらのツイートも考えさせられるものがありました。
 Twitter / 高橋 飛翔@ヴォラーレ: 倒産されても困るからばんばん貸しちゃんじゃないでしょ …

 

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5 裁判員制度が導入された時代にこそ
4 タイトルが上手い。人情話の奥に毎回深いテーマを盛り込む作品。
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5 人を育む家庭裁判所