セッション数は減ってますが、CVRは増えています。
TOP画像のように、CVRを改善しました。まあ絶対数は少ないですが、セッション数が少ないながらもCVRは増えていますので、概ね良いかと。
人気コンテンツをさらにテコ入れするというタイプの改善アプローチです。ご参考になれば幸いです。
CVRを増やす準備~イベントトラッキングの仕込み
Googleアナリティクスのリアルタイム解析をいつも表示させておきます。
すると、だいたい人気のあるページ、定期的にアクセスのあるコンテンツがわかります。
そのコンテンツで、クリックされている箇所を、ユニバーサルアナリティクスやタグマネージャーに、イベントトラッキングを仕込み、クリックを計測できるようにしておきます。設定方法は過去記事をご覧ください。
>>イベントトラッキングの設定、ユニバーサル・タグマネージャ対応2015
そして、コンテンツ内でもクリックされている箇所と、そうでない箇所があることを把握します。
クリックされているものから広げていく
ある程度、アクセスのあるコンテンツであれば、それなりのクリック数が測れるでしょう。そうしましたら、クリックのあった商品の関連性を探します。
たとえば、うちのブログでよくクリックされているのは、こちらの書籍です。
死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人 (新潮文庫): 池谷 孝司: 本(46件のレビュー)
2005年、大阪で若い姉妹が惨殺された。犯人の山地悠起夫はその5年前、実母を殺し、少年院で矯正教育を受けていた――。山地は裁判で「さっさと死刑にしてくれ」と主張。09年、一切の真相を語ることも、反省することもなく絞首刑となった。享年25歳。
内容も衝撃的ですが、やはり書影とタイトルが秀逸です。見ている読者をクリックさせるパワーを秘めています。
さて、もうあとはお分かりですよね。
大手通販サイトで、関連商品を調べ、その中から、読者層にあったもの、評価の良いものを吟味し、クリックされていないものと差し替えるわけです。
関連商品や関連情報はクリックされやすい、という鉄則です。
コンテンツ改善に思考を集中させる
さて、このように書きますと機械的な作業と感じられるかもしれません。しかし、やってみますと、これが結構奥が深いんですよね。
キャッチーな画像がいいのかな、売れてるからこれにしよう、とかいろいろと考えを巡らせますが、それでも確率が安定するようになるまでは、結構試行錯誤しました。
ちょっとアナログで直感的なところもありますので、具体的に書きづらいのですが、1つだけかけるとしたら、評価が良いものよりは、レビュー投稿数が多いものは目安にします。
>>「サクラ投稿で妨害」…楽天がレビュー業者提訴 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
レビューは既にある程度の業者が絡んでいるという前提で精査しなくてはなりません。
ウラからのぞけばオモテが見える (佐藤オオキ/nendo・10の思考法と行動術): 佐藤オオキ, 川上典李子, 日経デザイン: 本
そういう深読みをしつつ、独自の切り口でクリックされた内容を突き詰めますと、その背景や要因が湧いてきます。それらを検証するのには、投稿数がある程度あったほうが良いのです。
決して投稿数があるから良いというのではなく、自分自身でまず考えそれを検証するための情報は多いほうが良いだろう、というアプローチです。
売れない理由は考えなくてイイ
もうここまで来るとお分かりですよね。
私は「なぜクリックされないのか」には、ほとんど思考をめぐらせていません。もちろん、カート遷移での明らかなネガティブポイントやリンク切れなど、明確なマイナスは第1に改善すべきです。
ネット上にノウハウは蓄積しています。
しかし、ある程度までやりこんだ後は、売れない理由を考えてもきりがないと思っています。たまたまそのときお金がなかったとか、単なる調べ物だったとか。不確実要素が多すぎて思考を巡らすにも限界があるわけです。
それよりは、成果が出ていることを拡張したほうが、具体的です。あれこれと思考を広げるのもたやすいです。とにかく、手が動かなくなるよりはマシという感じです。
「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣 (だいわ文庫) eBook: 和田秀樹: Kindle
サイト改善はほんと終わりが無いから、楽しいですね。
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