ハミングバードSEOの対策をした結果、上位表示されました

ハミングバードSEO対策

ユーザーの意図を組んだフレーズを考えました。

とりあえず私はSEOの専門家ではないので、起きた事実を書いていきます。専門家から見ますともしかしたら誤解や不適切な表現があるかもしれませんので、その際はメンションなどでご指摘頂きますと幸いです。

また、以下の検索結果はすべてChromeのシークレットモード(Google非ログイン)の状態でのキャプチャです。

◆Googleの新アルゴリズム・ハミングバードの本質

以前からChromeで、音声検索のAPIが凄いという話が出ていました。たしかに、今、Chromeのアドレスバーからも音声検索が出来ます。
Google音声検索

凄いのはその受け答えまでこなすところ。「東京の明日の天気」とマイクに向かって聞くと、天気マークなど予報に最適化された検索結果が表示され、「東京都の明日の予報です、21度で快晴です」と、音声でも答えてくれます。

すごい、パーフェクトな返事です。さらに、「明日の天気」だけでも、ユーザーの位置情報を汲み取り、私の住居の近くの天気も出してくれました。

鈴木さんの記事によりますと、Googleの新アルゴリズム・ハミングバードは、「クエリの背後にある意図をGoogleは実際に読み取れるようになっている」とのこと。

つまり、ユーザーが検索によって何を解決したいのか、という意図を汲み取ったコンテンツが望まれる、ということかと思います。

これって、音声検索の検索結果に期待されることに近いですよね。

実際、Googleはグーグル・グラスなど、スマートデバイスを開発しています。それは、生活のあらゆる場所で検索が出来る。その際にはたしかにキーボードではなく、自然な形での意図の把握(居酒屋でオススメは?と聞いたらメニューを察するなど)や音声入力やモーション入力(モーションUIの話はまたいずれ書きます)などが中心になるかと思うわけです。

Chromeの音声検索のそのすざましい精度もそこにつながってくるわけです。

◆ハミングバードSEOの対策をした結果

Googleの音声検索

ユーザーの気持ちになってどういう音声で検索するかを考えてみました。

もともとは、Google検索のサジェストで、ミドルワードを含んだフレーズで1位だったページがありました。しかし、サジェストで表示されるフレーズは、とうていその言葉では、スマホに向かって音声検索はしないだろうなーという、いかにもキーワードキーワードしたフレーズでした。

ですから、当然、自然な話し言葉に近いフレーズでは、圏外。
ハミングバードSEOで完全に圏外

ユーザーの気持ちになって、どういう言葉でマイクに向かって検索するかを考えました。タイトルタグはいじらず、ページ内容のみを修正。

すると、後日1位に表示されるようになりました。試しにAndroidやiPhoneでも音声検索してみたところ、ちゃんとGoogle検索で1位に表示されていました。
ハミングバードに対応した結果

◆言葉は同じでも受け取り方は人それぞれ、それはGoogleも同じはず

今回の手法が今後も効くかというと、そんなには甘くないとは思います。まず、前提として以下の状態がありました。

・もともとミドルワードで1位表示だった
・インデックスされるのも早いページだった
・競合がそのフレーズをほとんど含んでいなかった
(もしくはGoogleのいう意図を汲み取った内容ではなく消去法的に上位だった)

ですから、この手法はあまりにも単純で、ハミングバードの真意とは言えないかとは思います。前述の鈴木さんの記事のような、「掃除機が壊れた」検索で故障を直す手順のページが出る、といった鮮やかな検索結果を目指しているわけで、そう考えますと、まだまだ奥が深いとは思います。

一方で、こういうことにも遭遇しました。

こちらの動画では「中目黒アートギャラリー」と検索していますが、実際に音声検索してみますと、「中目黒のアートギャラリー」と変換され検索されました。

人間でも意図や解釈はまちまちです。同じ「美味しいね」でも、素直に美味しくて言う場合と、嫌味でいう場合とがあったり、また、素直に言ったとしても相手には嫌味に受け取られたり。

前述の例のように、Googleでも解釈の仕方は不変なものではないと思います。また、完璧な解釈をしてくれるかというと、それも難しいとは思います(いや、現状でもかなり凄いですけどね)。

ですから、ハミングバードの対策として現状できることは、ユーザーの困ったやヘルプになるような、しっかりとした内容のあるページを作ることなのかと。それって、つまり、コンテンツSEOですよね。

コンテンツSEOは、前回のエントリーでも書きましたように、継続して体系的に良質なコンテンツを投下できるスキームであり、ハミングバードSEOの対策も、ですから同様の対策で良いのかな、と思うわけです。ユーザーの意図を考えがら、どう役に立つかを考えつつ。

たまたま1回だけ1位になったという事象で、ここまで語るのもナンですが、これからのスマートデバイス対策をちょっと整理もしたかったので、半分自分用ログとして書きました。参考になりましたら幸いです。
 

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Google冷蔵庫とかあってもいい。