キーワード自体の検索数が減ったのかもしれません。
この記事の目次
アクセスが減ってきたなあと思ったら
リアルタイム解析などを見ていて、「なんだかちょっと少なくないなあ」と気になったことはありませんか?杞憂であればいいのですが、もしかしたら、重大なダウントレンドの予兆かもしれません。
まだ大丈夫な例
集計>キャンペーン>オーガニック検索 を表示します。アドバンスフィルタで、特定キーワードを絞り込みます。
たとえば、上図のキーワードは、まだ集客力は維持していることがわかります。
こちらもまだキーワードの集客力が持続している例
こちらも問題ありません。ブランドワードなどで、「かぐあ」「カグア」「kagua」とゆらぎがある場合は、「かぐあ|カグア|kagua」とし、正規表現のパイプ(|)を使ってOR絞込みしましょう。
このキーワードだ!ダウントレンドの例
バズがあると激増するのですが、さすがに2回目以降からは、パワーダウンしています。戦略的キーワードであれば、一旦はリスティングなどで担保しておき、対策を講じるなど考えられます。
もしくは、世の中的にもう流行が過ぎた、ということであれば、かつビジネス的に旨味も減ってきたということであれば、卒業でもいいかもしれません。
ウェブマスターツールでも確認
いちおうウェブマスターツール(WMT)での表示回数も確認しておきましょう。GoogleアナリティクスにWMTを連携させておきますと、キーワード絞込みができるのがいいですよね。本家のWMTは2015年2月3日現在、キーワード絞り込みがなぜか出来ないんですよね。
どうやらダウントレンドは確定のようです。
今回はもう追加調整しないことにしました。今まで集客をがんばってくれてありがとう、と心の中で感謝して送り出します(どこにだw!)。
サイトのエースを把握する重要性
いずれにせよ、エースなキーワードを把握していませんと、前述のように気がついた時に、ささっと調べられません。最低でも10個程度は暗記しておかないといけません。
・リアルタイム解析をつねに開いておく。
・キーワードレポートを毎日見る。
など、平常値が頭に入っていませんと異常値に気づけませんので、普段から上記のようにキーワードをチェックすることが大切です。あなたのサイトのエースを把握しておきましょう。
EXCELをつかったキーワード集計
それでは、エースキーワードを把握するために、EXCELでキーワード集計をしてみましょう。
Googleアナリティクスでは、フレーズ(複数のキーワード)単位では集計がレポートされますが、単語ごとには集計できないんですよね。そこで、EXCELを使って単語ごとに分割し、ピボットテーブルで集計してみましょう。
なお、形態素解析を絡めていませんので、「EXCEL コツ」は分割できますが、「EXCELのコツ」は分割しづらいです。まあ、そこは手間のかかり具合でやりこみ度を検討しながらで、良いでしょう。
1.Googleアナリティクスからエクスポート
集計>キャンペーン>オーガニック検索で、全件表示させます。表示件数を最大値にしておきましょう。そのうえで、EXCEL形式でダウンロードします。
2.スペースで分割
エクセルには便利な機能があって、特定の文字でセルを分割しれるのです。空白で分けましょう。
スペースやカンマなど特定文字で区切って、セルに分割してくれます。
3.列を1つにまとめる
分割されたキーワードは、2セルだったり3セルだったりしますので、B列、C列、D列・・・など、列単位で選択し、降順で並べ替えます。
アラートが出ますが、「選択範囲で並べ替える」とします。※空白があるのでEXCELが気を使って警告してくれるのです。ソートしてまとめた後は、1列づつ左の列に挿入していきましょう。
最終的にA列にすべてのキーワードが並べばOKです。最後に、A1のセルに「キーワード」など、項目名をつけておきます。
4.ピボットテーブルを選択
キーワード範囲を選択して、ピボットテーブルを選びます。画面にしたがって進めます。
5.単語をドロップして並べ替えで完成
画面右に現れる項目名を、同じようにドロップします。そして、データ個数で並べ替えすれば完成です。これでエースキーワードが見つかるはずです。
ふだんから見ていますと、ある程度は覚えられるものですが、見る機会が少ない人は一度こうして集計してみるのも良いと思います。
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