トヨタのi-ROADに試乗した!事故らないための3つの注意点と価格

アイロードに乗ってきた

べつに事故ったわけじゃないですよw!でも、後半でなぜ事故りそうになるかの図解をしました!いやホント慣れるまで大変(;´・ω・)。

カーシェアリングで有名なタイムズカープラスが2015年4月に発表した 電気自動車カーシェアリングの新しいカタチ、Times Car PLUS TOYOA i-ROAD Driveで、トヨタの超小型EV「i-ROAD(アイロード)」に試乗(カーシェアですが)することができましたので、レポートします。

>>Times Car PLUS TOYOA i-ROAD Drive | カーシェアリングのタイムズカープラス

JR有楽町駅中央口すぐ近くのイトシアビル地下2階で講習会を受け、審査が通れば利用可能になりまます。まったく新しい3輪タイプの電気自動車ですが、その運転感覚はまったく別次元のものでした。

価格はタイムズカープラスでの料金になり、乗るための価格は15分412円です。予約時間をオーバーしてしまいますとペナルティとして、超過分は倍の価格が請求されますので注意してください。

さてドライブフィールですが、後輪がハンドルと逆に動いてカーブ時にふくらむことと、リーンによる傾きが独特でした。以下に注意点をまとめました。

私が別に事故ったわけではないですが、以下の特徴に慣れないと、公道、とくに有楽町界隈の交通量の多い都内ですと、かなり危ないので注意が必要です(試乗前の講習でしっかり教えてくれますが)。ご参考になれば幸いです。

追記:2015年11月10日 有楽町の試乗は終わりました。今後の予定は発表されていません。
>>Times Car PLUS TOYOA i-ROAD Drive | カーシェアリングのタイムズカープラス
「「Times Car PLUS TOYOTA i-ROAD Drive」は9月18日(金)をもって一旦、終了いたしました。」

追記:2016年5月12日 TOYOTAの電気自動車は現在はコムスという自動車が近いモデルとして市場に出ています。セブン-イレブンの配達者としてよく見ますよね。以下のサイトに価格も書いてあります。
>>超小型電気自動車「COMS(コムス)」 発表会速報~セブンイレブンで宅配サービス用に大量採用~ 【オートックワン】

追記:2018年3月10日 運転者視点の動画を追加しました。
追記:2017年9月20日 iRoadの蛍光色モデルがあるそうです。
追記:2015年7月7日 車両価格に関する情報を追記しました。
追記:2015年7月7日 i-Roadのテストパイロットを募集しているそうです。都内在住の方は応募してみては。
>>試乗パイロットについて | OPEN ROAD PROJECT

後続車が気がつかないi-ROADならではの制動

注意点1:曲がるときテールが横に膨らむ

https://youtu.be/HG1qt0EkSBc?t=1m44s

テールを振って曲がる車、それがアイロードです。

通常の車はこう曲がります。通常の運転をしていれば、コースからはみ出ることはありません。
ふつうの自動車

もちろん、i-ROADも気をつけていれば、はみ出ることはありませんが、原則は前輪を軸として後輪が回りこむ車なのです。
i-road

このテールが振れる感覚は実際に乗ってみないと、わかりません。

また、おそらく試験コースで体感しただけではわからないです。公道を走ってみてはじめて、他の車が、意識せずに突っ込んで来る制動とわかります。

上記のYouTube動画を見ても、さすがに公式動画だけあって、うまく回りこんでいるものの、よく見ますと、テールの位置が通常はありえない場所まで来ていることがわかります。一般車であれば、こんな膨らみ方はしません。
i-ROADのテスト

べつにこれが悪いというわけではなく、こういう車なのだと理解して運転すれば問題ありません。逆にあまりの小回りの良さに慣れると他の車には乗れなくなると思います。

重要なことは、他の車はこのことを知らないのですり抜け時にふつうに横に突っ込んでくるということを、理解してまわりに気をつけて運転する、ということです。

注意点2:アクセルを離すと急激に減速する

i-ROADの運転

ペダルは、アクセル、ブレーキ、そしてパーキングブレーキの3つです。これは通常の車と同じです(サイドブレーキタイプではありませんが)。

ただこれはEV全般の特徴なのですが、アクセルを離すとすぐにエンジンブレーキがかかります。ガソリンの燃焼量を調整しているわけではないからです。

わたしは、日産のチョイモビ、オリックスカーシェアのSMACOと、2車種の電気自動車を乗ったことがありますが、その中でもi-ROADはエンジンブレーキが一番効く感じでした。

つまり、後ろの車にしてみればブレーキランプが点灯していないのに何故か減速しているように見えます。

ブレーキランプがついていないので、まさか減速しているとは思われないわけです。気をつけましょう。

注意してくれていれば良いですが、普通車と同じ感覚の減速を意識されてしまいますと、追突される恐れがあります。そして、チョイモビもそうなのですが、i-ROADには、ルームミラーが無いため、その後方確認もドアミラーで見ないといけないので、慣れが必要です。

i-ROADを運転している最中は、ブレーキはほとんど踏まない感覚です。

注意点3:バイクに間違われる

i-ROADの後ろ

後ろからのフォルムは、どうみても宅配バイクですよね。なにせ車輪が1つだけですから。

ですので、スピードを出す後続車がいると、バイクと思ってがんがん横から抜いてきます。しかし、カーブでは、テールが横に膨らむので・・・。

ですので、講習でも何度も真ん中を走ってくださいと念押しされます。公道を走ってみて強調された理由がよくわかりました。

基本的にはそういう後続車をやり過ごしてから、i-ROADは後から行動します。

そして、バイクと同じようにパンク用のタイヤは搭載していません。ですので講習でも言われますが、ガタガタ道などパンクしやすいところは絶対に通らないようにしましょう。

ドライバーはリーンの視界に慣れる必要がある

リーン走行

これが、i-ROADの定番画像としてよく出回ってます傾き走行=リーンです。これがかなりよく傾きます。

自動車に載っている感覚ですと、まずありえないその傾きの連続に、ドライバーも慣れる必要があります。

では、そもそもなぜリーンするのかというと、駐車スペースをバイク並みに狭くするために、車体を細くする必要があった。

>>驚異の三輪車・トヨタの超小型モビリティ「i-ROAD」発表現地ジュネーブで開発責任者に聞く ――超小型モビリティの可能性を探る旅③|エコカー大戦争!|ダイヤモンド・オンライン

そして、上記記事によりますと、細くすると倒れやすい、なのでリーンさせる、ということになったそうです。

街なかでの駐車スペースを考えたフォルムだったのですね。

こちらの動画では運転者視点でのブレ具合がわかります。ただ、リーンでお尻が振られる感覚まではさすがに伝わっていないです。ほんと独特なんです。

車両価格は未公開、姉妹車は70万円前後

>>主要装備・価格 | 超小型EV「コムス」:トヨタ車体

i-Roadは、車両価格までは公開されていません。あくまで現状では実証実験的な存在です。ただ、おそらくは東京オリンピックまでに都内を電気自動車が走り、国力やTOYOTA車をアピールするという戦略はあるでしょうから、いずれ販売するものと思われます(法人向けだけかもしれませんが)。

そのときに、参考になるのはすでに販売されているTOYOTA製EVのコムスです。セブンイレブンなどの宅配モビリティですでによく見ると思います。車両価格は2015年7月7日現在、ベーシックで687,085円、もっとも高い価格で820,800円。もちろん、車両機構がまったく異なりますので、これよりは高額になると思いますが、価格がいくらになるのか楽しみですね。

今後も楽しみなEVラインナップ

いかがだったでしょうか。いくつかの独特の注意点こそありますが、それに慣れればものすごく近未来的なドライブ感覚です。モビリティの新たな可能性を感じることができます。

そしてこれからすぐに、カーシェアリングでそのラインナップが増えるわけではないでしょうけども、TOYOTAの世界戦略の中では、EVコミューターも複数車種が予定されています。

>>驚異の三輪車・トヨタの超小型モビリティ「i-ROAD」発表現地ジュネーブで開発責任者に聞く ――超小型モビリティの可能性を探る旅③|エコカー大戦争!|ダイヤモンド・オンライン

こちらの記事によりますと、i-ROADの他にEVコミューターがあり、アクアとの間にもう2つコンパクトカーが紹介されています。1つはすでにお披露目されています、セブンイレブン宅配でお馴染みのコムス。

>>B・COM | 超小型EV「コムス」:トヨタ車体

そしてもう1つは、オリックスカーシェアSMACOのようなコンパクトカー。こちらはIQをベースにしたeQ。国内では未発表でしょうが、これがまた楽しみですね。

>>電気自動車:トヨタのEV「eQ」をベース車「iQ」と比較、主要電動部品は既存品を流用 – MONOist(モノイスト)

電気自動車はすでに都内では、ほぼ心配なく運転できる環境が整ってきています。ぜひみなさんも機会があれば、乗ってみてください。

ほしい!という方はAmazonでも、本当に電気自動車が売っています。ぜひ。

追記:蛍光色モデル!

なんと近所でi-Roadを発見! 市街で初見。また乗りたい(^^) #iRoad #蛍光イエロー

Takeshi Fukuiさん(@taxis.fukui)が投稿した写真 –

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