強いチームの作り方、KPTなど必要なこと最新まとめ15記事

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チームってほんと生きものですよね。

戦局によってどういう組織が良いのかって、ぜんぜん変わりますし、理想的なチームって固定的なものでもないでしょうし、そうそう作れるものでもない。

・リーダー
・キーマン
・メンバー
・モチベーションやスキル
・ツール
・仕組み

もちろんチーム作りに対してできることはリーダーが一番多いわけですけど、それでもそれぞれの掛け合わせで、その局面にあったチームが作れれば、それが一番強いチームなのだと思います。

今回は、そんなチーム作りに必要な、それぞれについて、2年以内の最新の記事を集めてみました。ご参考になれば幸いです。

KPTを使いチームで振り返り

ウォンテッドリー

KPTとはプロダクトのリリース後にチームで振り返りをするときのフォーマットです。

Keep:続けること
Problem:問題に感じてること
Try:次に取り組むこと

2013年くらいから取り上げられ、最近ですと、クックパッドやウォンテッドリーが取り組みをブログで紹介したことで、ブレイクしています。

>>チームでKPTをやってみました – Wantedly Engineer Blog
>>KPTで粘り強く品質改善に取り組んだ話 – クックパッド開発者ブログ
>>KPTの基本と、その活用法 ※基本なので2013年ですが入れました。


「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方: 岩田 松雄: Kindle

リモートや外国人とのコミュニケーション

エンジニア

グローバル人材は、世界との接点。日本人エンジニアにも良い刺激になると言います。さらに、DeNAの事例ではベトナム人の仕事に対する責任感やクォリティについても好影響を感じているとしています。どういう人をチームに入れるのか、というときに、もはやグローバル化はごく普通の選択肢になっているのかもしれません。

>>「ゴールを共有すれば言葉の壁は感じない」12人中9人が外国人のコイニー開発陣に学ぶ、グローバルチームの作り方 – エンジニアtype
>>日本人とアジア人で「強いアプリ開発チーム」を作るまで~DeNAシンガポールの軌跡と展望 – エンジニアtype

リモートでのMTGのときには時間制限をもうける、チャットツールなどでも必要に応じて事故主張する、といったリモートならではチーム作りのコツを解説してくれています。

>>遠隔で仕事をするリモートチームが結束力を保つためにすべき3つの努力 | ライフハッカー[日本版]

チームを活性化させるキーマンや雰囲気

クックパッド

クックパッドでは「雑」な意見がアイデアの流れやチームの雰囲気を良くする、としています。「雑」というのは低品質ということではなく、雑な発想の意見がでることが、アイデアの出ない会議を活性化させるとしています。

そして、その雑な発想をGitHubでissues専用のリポジトリしてシェアしていることも興味深いですね。

>>雑な発想を活かすチーム作り – クックパッド開発者ブログ

チームが、1を100にする局面にいるときには、基盤整備のための人=裏方の人材がいることで活性化していると、以下の記事では伝えています。

>>クラウドワークスに学ぶ、「サービスを成長させ続けるチーム」の作り方【連載:エンジニアの幸せな職場】 – エンジニアtype

そして、こちらはおなじみWeb担当者Forumの企画連載記事です。

web担当

なかでも「士気をいかにして上げるのか」という記事がブレイクしています。読み進めていきますと、あるあると思わず頷いてしまうテーマばかりです。基本はアナログのコミュニケーションを密にしよう、と帰結していますが、やっぱり大事ですよね。私もホワイトボードはよく使います。リアルで目につくってほんと重要なんですよね。

>>Web制作チーム運営のお悩み解決Q&A! 士気が上がらない、残業が減らない、はじめてリーダーになったら…… | Web制作・運用現場のための「課題解決」の教科書 | Web担当者Forum
>>Web制作・運用現場のための「課題解決」の教科書 コーナーの記事一覧 | Web担当者Forum


Web制作・運用現場のための 「課題解決」の教科書: 雨宮 秀仁, 神尾 武志, 神保 直樹, 和田 直美, 増井 達巳(特別寄稿), 株式会社メンバーズ: Kindle

仕組みづくりやリーダー論

キイタ

失敗したという貴重な事例です。

ゲーム開発など共通モジュールはヨコ展開したほうが良いだろう、という発想は誰でも思いつくことです。しかし、そのことにより、1つのプロダクトへの愛着が減りモチベーションが下がったそうです。また、ヨコ展開といっても厳密には細かな作り込みが発生したり、そういった手法も長く続かないなど、そう甘くはないそうです。

人間は機械ではありません。いかにも理想的、効率的、といったスキームにも思わぬ落とし穴が潜んでいるものです。

>>チーム開発 – 共通化でモチベーションと効率が低下した話 – Qiita

チームの成長を阻害するリーダーについて言及しています。「影響力の強すぎる上司」「テンションをモチベーションだと勘違い」など、あるある感満載な、この記事こそリーダーに読んでもらいたいですよね。

>>チームビルディング視点で考える「良いリーダー」「悪いリーダー」:日経ビジネスオンライン

メンバーに公平に接するリーダーの効果に言及しています。親切なリーダーは、個人、チーム、いずれのパフォーマンスも上げるという研究結果があるそうです。記事ではもっと「親切」を評価すべきとさえ踏み込んでいます。

>>厳しい上司と親切な上司、どちらが成果につながるか | HBR.ORG翻訳リーダーシップ記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

著名人のチーム論

ピクシブ

ピクシブ代表の片桐氏のチーム理論。人事評価において、XX評価制度など、そこにコストをかけるのではなく、社員に納得性があること、個人の技術力や開発成果だけじゃなくて、チームを活性化できたかどうかということ、などを重視しているとのこと。具体的にはどういうものさしなのか気になりますが、なるほどです。

>>月間38億PVを支える“チームの力”とは [片桐孝憲] | ISSUES | WORKSIGHT

チームラボの猪子さんは、小さい頃から共同でアウトプットさせる教育の場の不在を嘆いています。チームで考えて、宿題もコピーで提出で良いではないかと。たしかに、学生時代はずっと個人単位で受験やテストなどをクリアしてても、大人になってから急にチームでの発想を求められる、というのは切り替えが難しいですよね。

>>「宿題もテストも“班”でやらせろ」チームラボ猪子氏、“社会の要請とはまるで逆”と学校教育を批判 | ログミー[o_O]

リーダーは、メンバー以上にチームに、おおくのことを働きかけられます。そのことをいかに意識しているか、考えさせられます。

最強チームづくりにおすすめの書籍

常勝軍団を作った落合氏。その片腕ともなった森氏との著書と合わせて読むと深いです。


采配 : 落合 博満: Kindle


参謀 (講談社文庫) : 森繁和: Kindl

あとはリーダーにこそ兵法は呼んで欲しいですね。逆にチームをつぶしてしまう愚策について書かれていて、時代を問わないのだなあと興味深いです。


超訳 孫子の兵法 「最後に勝つ人」の絶対ルール 知的生きかた文庫 eBook: 田口 佳史: Kindle

兵法はこちらもオススメ。


まんがで身につく 孫子の兵法 : 長尾一洋, 久米礼華(まんが): Kindle

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人材獲得が難しい時代だからこそチームのパフォーマンス重要。