メタバースはVRゴーグルをつけて仮想空間で遊ぶ、というだけにとどまりません。単純に3D仮想空間で自由度高く遊べるコミュニティがあればメタバースとよんでよいかと思います。そう広げますと、じつはすでに多くの人が仮想空間で人生をおくっています。そんな広義のメタバースをまとめます。
この記事の目次
メタバースも定義はいろいろ
Facebookが社名をメタにしてから、世間の話題にさらにメタバースがのぼるようになりましたよね。しかし、Facebook社がめざすメタバースとしては、VRゴーグル=メタクエストの利用を前提とした、拡張現実方面にあるように思われます。
たしかに、そうした市場はまだまだこれからの市場ではあるものの、いっぽうで、VRゴーグルを使わない、3D空間でのコミュニケーションまで、メタバースを広義にとらえれば、すでに多くのユーザーが体験し、さらには人生の長い時間をそこで生活しているというユーザーも多いものです。
かつてセカンドライフという仮想空間上の土地バブルがはじけたアプリがありましたが、今はほとんど話題になっていません。話題と実態がともなっていかなければ、バブルに終わるという示唆を与えてくれています。そこで、VRゴーグルも含めた、広義の仮想空間ということで、VRアプリをまとめてみました。
それぞれが、独自の発展をとげ、独自の市場を築いていくと見られ、どこに投資を集中させるのか、経営上の手腕がとわれています。
以下にかかげる意外にもあると思いますので、ご存知であればぜひSNSなどでメンションいただけるとありがたいです。
VRゴーグル対応
VRChat
>>VRChat
国内でも多くのファンをもつVRCHAT。世界的に先行してひろまっている印象です。メタクエスト2にも対応し、VRもできます。
cluster (クラスター)
>>メタバースプラットフォーム cluster(クラスター)
バーチャル渋谷など、VR内でのイベントを多数実施してきたクラスター。マルチプラットフォーム展開やVR対応など、国内プラットフォームとしては先行しています。
Neos VR
仮想通貨などにも対応したVR空間。技術的な自由度がたかく、仮想空間の可能性をもっとも満喫できるプラットフォームとして注目されています。
Rec Room
プレイステーションVRにも対応するなど、多くのデバイスに対応したVR空間。ビジュアルからか低年齢ユーザーに好まれる傾向があり、ミニゲーム系が充実しています。
Horizon Workrooms
>>「Horizon Workrooms」を発表:リモートでの共同作業を再構築 | Metaについて
Facebookが、メタクエストに完全カスタマイズして、圧倒的快適VR空間を実現した、ワークスペース。Facebookの圧倒的ユーザー数が活かせるかどうかが今後の注目。
VRChatガイドブック~ゼロからはじめるメタバース | 岩佐琢磨, まつゆう*
VR空間+NFT
The Sandbox
>>The Sandbox ゲーム – ユーザー制作による仮想通貨 & ブロックチェーンゲーム
プラットフォームはWindowsとMacのみですが、NFTや仮想通貨などの技術をつかっているということで話題のメタバースアプリです。
>>エイベックス、メタバース「The Sandbox」に「エイベックスランド(仮称)」を本年度中にオープン | Media Innovation
>>SHIBUYA109が「メタバース・NFT事業」に本格参入!|株式会社SHIBUYA109エンタテイメントのプレスリリース
NFTゲームは、またさらに独自の世界がひろがっていて、こちらも注目を集めていますよね。
ゲームベース
フォートナイトクリエイティブ
>>フォートナイト クリエイティブモード | コミュニティ制作のゲームを作成&プレイしよう – フォートナイト
すでに、米津玄師のライブなど、バーチャル空間で世界的なイベントを実施済み。
VR空間をクリエイションできるクリエイター支援制度がエコシステムとしてすでに機能しています。
FF14
国内で圧倒的シェアと熱狂的ファンをもつ、オンライン空間。バトルや生活など、あらゆることが楽しめるファンタジーワールドになっており、すでに多くの住民(リアルの人間)が存在し、人生を歩んでいる人も多数。
ROBLOX
>>Roblox
海外で熱狂的ファンをもつゲーム空間。YouTubeなどでさまざまなワールドが実況され人気を博しています。
MINECRAFT
ネット空間での仲間とのプレイを一躍広めた立役者。もともとオンラインゲーム好きな開発者が開発したこともあり、オンラインでの造詣が深く、世界中で大ヒットしています。
ドズル社ランドについて語ります!!!
今回のドズル社ランドのテーマは「体験」です。
今までのマイクライベントは「見て楽しむ」が多かったですが、今回は実際に遊んで、アイテムゲットできるような体験型コンテンツ多めです。
たくさんのドズル社好きが集まるテーマパークになると嬉しいです。 pic.twitter.com/KWBwj2KETr
— ドズル🦍 (@kurakurachannel) March 14, 2022