昆虫食は人類の未来に欠かせないものとなります。人口爆発や家畜の環境負荷などをかんがえますと、それは不可避だと言われています。じっさい、海外では300以上ものフードテックベンチャーが生まれ、昆虫食の市場は2030年には1兆円規模になると言われています。
この記事の目次
おいしい昆虫食・国連が推奨する昆虫食
日本でも昆虫食が注目されはじめています。
ビジネスでは、無印良品がコオロギせんべいを発売し、そのフードテックベンチャーが注目されています。
東京上野では、上図のような昆虫食自販機が設置され、注目を集めています。
とくにパウダー状にした昆虫の栄養素であれば、寄生虫や見た目などの心配もなく、安心して食べられると好評です。
昆虫から得られる良質なタンパク質は今後も注目されていくでしょう。ただし、甲殻類のアレルギーをお持ちのかたは食べないで下さい。
それでは、はじめての人も安心して食べられるAmazonで買えるおすすめの昆虫食をご紹介します。
アマゾンで買えるおすすめ昆虫食
コオロギせんべい
コオロギせんべい 60g×2袋セット 地球にやさしい おやつ | かとう製菓 | せんべい・米菓 通販
甲殻類アレルギーの人は食べないで下さい。
昆虫食の初心者には、無印良品でも扱っているコオロギせんべいがおすすめ。見た目にはまったくわかりません。
いわゆるエビのような旨味があじわえます。価格も手頃です。
スーパーコオロギおつまみせんべいセット(2種類×2袋) | MNH(エムエヌエイチ) | おつまみ・珍味 通販
最近では徐々に人気もたかまっているようで、ブランドやメーカーも増えてきました。
こちらは七味味でおつまみにぴったりです。価格もふつうのお菓子とおなじくらいで、おすすめの昆虫食。
エビやカニなど、甲殻類アレルギーの人は食べないで下さい。
フルーツの香り・タガメサイダー
香る昆虫 タガメサイダー 200ml | BugsFarm | 炭酸飲料 通販
たぶん何も言われないで出されたら、昆虫だとぜったいにわからない昆虫食のナンバーワンだと思います。
タガメは、なんと高級フルーツのラ・フランスの香りがするフェロモンを出すのだそうです。そのエキスが、わずかに入っているサイダーです。
口コミでは「りんご×洋梨サイダーのよう」「ラフランスがむしろタガメに思えてくる」と評判です。
日本の古き昆虫食・いなごの甘露煮
花九曜印 いなご甘露煮 EO缶 #5 150g | 花九曜印 | 缶詰・瓶詰
わたしも小さい頃たべたことがあります。つかまえたいなごを甘露煮にしてくれました。
じっさい、アマゾンでも130件以上ものレビューが投稿(※2021年8月28日時点)されていて、ご飯がすすむと評判です。
足などが気になる人は、しっかりよくかんで食べましょう。
コオロギ食べくらべセット
MNH(エムエヌエイチ) 【自由研究】未来コオロギラボ コオロギ食べくらべキット(昆虫食自作キット) ガーリック、カレー、ピザ 1 個 | MNH(エムエヌエイチ) | おつまみ・珍味 通販
こちらはパッケージとはうらはらに、完全に乾燥コオロギのかたちの昆虫食です。
ただ、フレイバーなどパウダーが付属していて、おいしく食べられるように工夫されています。
レビューでも「ふつうにおいしい」と口コミ投稿されています。感想としては、コオロギ自体にもすでに味付けがされているようなので、そのままでも美味しいです。
昆虫食を理解するための本~国連も注目する昆虫食
食料危機 パンデミック、バッタ、食品ロス (PHP新書) | 井出 留美
食糧危機はいつか「必ずくる」未来です。
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義 | 田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀, 外村 仁
昆虫食にかぎらず代替食といった市場が、世界ではすでに動きはじめています。
最強の食材 コオロギフードが地球を救う (小学館新書 の 2-1) | 野地 澄晴
未来へのサーキュラーフード。まずはコオロギからイメージを払拭してみてはいかがでしょうか。
新装版 楽しい昆虫料理 | 内山 昭一
フード業界でもすでに動きはじめています。食材としてはすでに優秀ですので、問題はイメージだけですし。
虫はごちそう! (自然と生きる) | 野中 健一
高い栄養価についてはもう疑う必要はありませんよね。
ぜひみなさんも、近い将来くるサーキュラーフードを食べる未来に、まずは知識から備えてみてはいかがでしょうか。
サーキュラーフードとしての未来
日本の昆虫食ベンチャーとして有名なグリラス。無印良品に安心安全の養殖コオロギをとどけています。
そのグリファスは、昆虫食を持続可能な食事=サーキュラーフードとしてさらに進化させようとしています。
上図もクッキーとクランチにして人気を博しているサーキュラーフードです。
家畜など環境負荷の高い食物はこれから、どんどん入手しづらくなっていくでしょう。そうした人口増加のなかで、持続可能なサーキュラーフードに、さらに注目が集まっていくでしょう。
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世界的には大事なタンパク源です。
>>虫を食べることが一般的なラオスで、栄養状態改善のために昆虫養殖を指導する専門家に聞く昆虫食の未来【いろんな街で捕まえて食べる】 – SUUMOタウン
国内ではカタツムリの養殖も行われています。
>>ナメクジ食べて死亡…「禁断の味」求め行き着いた「生カタツムリ」
昆虫食の歴史は古く、ヨーロッパなど世界的に食べられていました。