いや、まじですごかったです
※情報は2014年10月時点でのものです。
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この記事の目次
SimilarWebの日本パートナーはギャプライズさん
先日、SimilarWebが日本語版が出てた!という記事を書いたところ、なんとギャプライズの土井さんにFacebookで直接お声がけいただき、デモを見せていただけることになりました。
ギャプライズさんとはa2i(現アナリティクスアソシエーション)などでもよく会っていて、クリックテールの会社さんだという認識でした。
あと、オフィスもユニークといううわさも聞いていて、前からおじゃましたいなあと思っていたんです。そこにお声がけ!これは行かないわけにはいられない!ということで速攻でアポとって伺ってきました。ぜんぜんステマじゃないですw。
JR御茶ノ水からすぐの神田明神です。このすぐわきのビルにギャプライズさんが入居。
受付はハロウィン一色。
これは期待しちゃいます。ちなみに、早口言葉専用ダイヤルという内線番号があり、挑戦したところあえなく撃沈しました。くう。
なかに入るとこれまた、遊び心あふれるエントランス。何だかなごんじゃいました。パターゴルフや、うわさのうまい棒も。
SimilarWebの元データはクリックストリームとクロールデータ
さて、デモをしてくださったのは営業戦略チームの奥原さん。まずはSimilarWebの概要や機能について説明してくださいました。
「SimilarWebは2種類のデータをためています。」
ほほお・・・。
みんな大好きSimilarWebですが、あのデータの根拠って、どうやら2種類のデータの推計みたいです。
具体的には、クローラーが常に世界中をまわってデータを集めているのと、クリックストリームという世界中にあるアプリやネットワーク資産などからデータを集めているの2つ、だそうです。
やはり海外のほうがデータは多いみたい。で、日本でもかなりたまってきているそうで、今回のリリースというわけ。
その精度は、じっさいにギャプライズさんが自社のマーケティングにガッツリ組み込めるほどだそうで、本物です。
なぜSimilarWebはGoogleアナリティクスと違うのか
聴けて良かったです。おもわずハラオチでしたよ。
私もたまにチェックするのですが、たしかにGoogleアナリティクスと、データがかなり変わるんですよね。
こういうエントリーもあるくらい。
>>他人のサイトのアクセス数が分かっちゃう恐ろしいサービス Similarweb – ふりむけばコウホウ
実際、私のサイトでは、Googleアナリティクスのほうがかなり少なかったです。
で、そのあたりツッコんで見たところ、
「通常のアクセス以外も計測するからです。」
やさしく解説してくださったのは、営業戦略チームの土井さん。
なるほどー。ロボットとか自分・自社からのアクセスとか、いわゆるセッション以外でもとにかくストリームを取りまくっているわけだからですね、なるほど。
本当にすごかったSimilarWeb
さて、プレゼンのあとは、実際のデモです。最上位プランのエンタープライズで見せて頂きました。
リファラルやキーワード、ソーシャルなどの流入分析が、バッチリわかります、もちろんあくまで推定ですけど。でも、これだけでたら推定でもいいじゃん、という気になるボリューム。
無料版ですと10件だけですが、有料ですと、エントリーのプランでも500件までわかります。
そして、訪問キーワードわかる。(not provided)以来、これだけのキーワード、ひさしぶりに見ました。
調べかたですが、公式ブログにも書いてあります。
>>競合分析ツール SimilarWeb PRO(有料版) でライバルサイトを丸裸にする4つの方法 | LPO研究所
リスティング広告を分析してもらいました。調べたいドメインを入れて、そこがリスティング広告などをある程度の量やってますと、丸見え状態。
実際の広告文がずら〜っと表示されます。超便利。
また、バナー広告などディスプレイも拾ってきているそうです。無料版でもあったらいいなあと思いましたが、さすがに無理ですよねw。
なお、最上位プランでは最大24ヶ月のデータが扱えるそう。競合他社の動きと、施策を見ていけば、相手の戦術とかその成否とかわかっちゃいそうですね。
でも、競合同士SimilarWebを使っていたら、どんな戦いになるんでしょうw。
また、ランキングなどのジャンルデータも興味深かったです。
ジャンルデータでは、国とジャンルを絞って、サイトごとのランキングがわかります(あくまで推定ですけどね)。
でもそこで、ターゲットとする市場における競合を洗い出し、先行しているそのサイトの情報から、戦略を考える、なんていうこともができます。
ふええ、もうお腹いっぱいです。ありがとうございました。
SimilarWebの気になる販売体勢は
−デモ、ありがとうございました。いやはや驚きでした。
土井氏(以下敬称略)「ありがとうございます。SimilarWebはイスラエル製のツールなのですが、ほんとイスラエルは凄いですよ、第2のシリコンバレーとも言われているくらい優秀な人材が豊富です。」
奥原氏(以下敬称略)「資金調達してから、劇的に良くなりましたね。先ほど紹介したカテゴリーも今では250を越えるほどのデータ量。パネラー(データ収集のネットワーク)も年々増えていて、精度もどんどん上がっています。」
−どのような企業が利用しているのですか?
土井「詳しくは公開されていませんが、業界としては、やはりB2Cでボリュームが狙えるジャンルの方々に利用していただいている感じです。」
奥原「世界的にいま、外部要因を調べ着実な戦略を練る、コンペティティブ インテリジェンス=競合インテリジェンス、という流れがあって、その層に受けている感じです。」
−アプリもわかるんですよね。
土井「はい、今は北米など英語圏だけですが、日本対応も予定には入っています。ですので今はデスクトップのみのデータです。」
−日本もくるんですね、それは嬉しい。
奥原「継続的な人材獲得と、資金調達して買収もしていますので楽しみにしていてください。」
−気になるお値段、そしてサポートは?
土井「サポートはメールで基本対応いたしますが、これだけのツールですので、だいたいみなさん何も見なくてでも使わている印象です。もちろんケースバイケースで個別には対応させていただいておりますよ。」
奥原「お値段は、いちおうお問い合わせください、とさせてくださいw。でも、ちらっとお見せすると・・・」
−おお!一般的なマーケティングツールと変わりないですね。エンタープライズもユーザー数で割ると逆にお得というか。中小も含め回収できない額じゃないですね。
土井「ですよね、こちらも安心しましたw。
あとは、とはいってもトラフィック規模の小さいサイトなどではやはりGoogleAnalyticsなどと比較すると数字がずれることはあります。スマホのデータも現時点では入っていないのもあり、実数時の正確性を他のツールと比較してしまうと必ずずれは出てしまいますので、トレンドや傾向を把握するイメージで使うことが大切かと思います。
そのうえでまずは無料版などでチェックしてもらえるとうれしいです。」
−本日は、どうもありがとうございました。
取材を終えて
自由な雰囲気あふれるオフィスで凄いツールを見せていただきました。
クリックテールの頃から、海外の強力なツールを提供してきたギャプライズさんが、またも出してくれた、という印象です。
ページ解析と24ヶ月データ保持が魅力のエンタープライズも気になりますが、エントリーでも十分に魅力的に思いました。あー、使ってみたいなあ。
さて、帰りぎわに、ガチャをひかせていただきました。お菓子をゲット。ホントまたまたありがとうございます。
というわけで、ギャプライズさんのオフィスからでした。
みなさんも、SimilarWebいかがですか。
>><公式>SimilarWebPRO(シミラーウェブ)日本語サイト|競合サイトWebサイト解析ツール
追記:アプリ計測もついに実装
そして、なんと、取材中にも言及されていました for App がリリースされていました!
>>アプリストア向け解析機能「SimilarWebPRO for apps」が新機能としてリリース|株式会社ギャプライズ
いやあ、これはほんと使ってみたくなりますね。
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