urchin.jsのサポートが切れるそうです、第3回_gaTrackerレポート

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カスタムレポートも新GAに移行しないと消えます。

第3回の_gaTrackerがついにGoogle社内で！行ってきましたよ六本木ヒルズ。あでも、もう先週でしたね。まとめないと自分自身も振り返りが出来ないので、つき合って下さいｗ。

_gaTracker （ジーエートラッカー） – Google Analytics contributors group in Japan.

この記事の目次

GAを見て決心した、リスティング広告掲載の方向性
モバイルアクセス解析の課題
大規模サイトSEOとGoogleアナリティクス
Google社からのプレゼンテーション
参加された方々の記事

GAを見て決心した、リスティング広告掲載の方向性

まずは、SEMカフェの小西一星さん。

GAの専門家ではない、との前置きしながらも、そうなんですよ！そうそう！KPIが決まれば、モニタリングする指標って限られてくるんですよね。そういう生のやりとりを親しみやすいスライドとともに紹介してくれました。

ある大手保険会社。TVCMもやっている、ディスプレイ広告もやっている、雑誌も、アフィリエイトも、代理店も・・・。そんな中で始まったリスティング広告。活路は見つかるのか、走りながらも掲載されていくリスティング。その先に小西さんと担当者が見たものとは・・・「それだー！！！！」

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モバイルアクセス解析の課題

続いて、モバイルSEOの勧め、木村さん。

テクニカルな話は個人的にストライク。期待しながら聞いていたところ、いやあまだこんなパラメーターがあったんですね。

モバイルはcookieの制約や機種依存がある中で、アクセスに属性を渡せばいいわけで、モバイルにもカスタム変数を使いましょう。パラメータutmeです。
utme=8(キー)9(値)11(スコープ)
スロット１にtype=guest、ページスコープで、スロット２にsource=googleをセッションスコープで、とするとこうなります。
utme=8(1!type*2source)9(1!member*2!google)11(1!3*2!2)

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大規模サイトSEOとGoogleアナリティクス

最後は、フリーランスでSEOをコンサルティングしています辻さん。大規模サイトのリアルタイムレポートを見せてくれました。いやあ、オフレコとはいえあのサイトの裏側が見れて、これだけでも参加した甲斐がありました。SEOに関するGAテクニックは新鮮でした。

・徹底的に自然検索の流入キーワード分析をします。
・ＵＲＬルールで調べて、EXCELで正規表現で力業でわける。
・上位だけみてると見落とす。テールワードで見ると初めて見えてくる。

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Google社からのプレゼンテーション

最後は、Googleから大内さん。今回も有意義な内容のプレゼンです。

・ビジュアルフロー（ユーザーフロー、ゴールフロー）が100%のユーザーで利用可能になりました。
・「サイトの速度」レポートで特別なトラッキングコードは不要になりました。
・検索トラフィックSSL化にともなう検索キーワード文字化けは修正が終わりました。
・モバイルデバイスで多くの（not set）が出ています。追い付かない状況なのでもう少し待って下さい。
・来年から新バージョンへ移行します。
・urchin.jsのサポートは終了します。

プレゼンのあと、質疑応答がありました。

新バージョン移行にともない以前作ったカスタムレポートを放置しておくと、どうなるのか？※新画面では「新カスタムレポートに移行後は戻せない」とあります。
＞＞それは消えるでしょう（Google大内氏）。

マルチチャネルで件数が多いとほぼフリーズしてしまう。
＞＞うーん、それは伝えておきます。（Google大内氏）。

というわけで、urchin.jsの方、カスタムレポートをまだ移行されていない方、早急に対応しましょう。この機会に非同期コードを<head>内に入れて置き換えましょう。HEAD内に入れておけば、ウェブマスターツールとの連携もスムーズです。

さて、大内さんの前に、_gaTrackerの木田さんから事前アンケートの集計報告があり、他の方のGAの使い方がわかって、とても興味深かったです。いろいろな気づきがありました。集計、お疲れ様でした！

・バーチャルページビュー、使ってる人とそうで無い人と分かれるんだなあ。
・私の使い方って実は少数派！！など