世界中にはサンドボックスゲームとよばれる、ゲームを作るゲームがたくさんあります。マインクラフトや任天堂の人気タイトルあつまれ動物の森などです。フォートナイトという人気ゲームでもマップを作るモードがあり、そのマップをつくり稼ぐクリエイターの事例をご紹介します。
この記事の目次
韓国大手家電メーカーがゲームマップを公開
韓国大手家電メーカーのLG、その日本企業である LGエレクトロニクスジャパンが、無料で遊べるバーチャル空間をつくったとリリースしていました。
実際にフォートナイト内でつくられたマップは上図の動画で確認できます。LGの家電を操作しアイテムを集め、最終的にフレンドとバトルする、というものです。
そして、マップ内のフォトブースでキャプチャをとり、ハッシュタグで拡散すればその分が、LGから寄付されるという立て付け。さすがの仕組みです。
制作はトップクリエイターのAtlas Creative
制作は、海外のフォートナイト・トップクリエイターのAtlas Creativeさん。海外ではすでにチームでこうした企業案件をうけて、企業PRに役立てるビジネスが広がっています。
＞＞Atlas Creativeさん (@atlascreativefn) / Twitter
Atlas Creativeがチームなのか個人なのかは不明なのですが、すでに公式サイトももっていて、多くのマップ制作を手掛けています。フォートナイト公式のNBAマップなどもつくるほどのクォリティの高さを誇ります。
＞＞フォートナイト X NBA: 「クロスオーバー」がクリエイティブへ
島コードは 0850-7901-9021 無料で遊べる
フォートナイトのマップは、1～4人用です。フォートナイトを起動し、コード入力画面で「0850-7901-9021」を入力すればすぐに遊べます。
英語表記のみですが、なんとかくはわかるかと思います。
マップにいきますと、4つの家があり、それぞれのプレイヤーに割り当てられています。
LGの家電の前に、赤く光った鍵があり、そこにコインをもっていくなど条件をクリアしていくと、LGの家電が使えるようになり、魚が調理されたり、洗濯物がきれいになったりします。
そんなLGの家電体験をしながら武器をあつめ、最終的にはフレンドとバトルを楽しむ、という構成になっています。
バーチャル空間でのユーザー体験は今後も増える
毎年行われています東京ゲームショウ。今年は一般参加はオンラインのみとなりました。
＞＞東京ゲームショウ2021開幕 一般はオンライン参加のみ 写真11枚 国際ニュース：AFPBB News
また、フォートナイトでは、星野源さんが米津玄師さんに続き、オンラインライブを行います。
＞＞星野源、「フォートナイト」でバーチャルライブ 米津玄師に続き – ITmedia NEWS
また、リアルな場所でありながら、オンラインでのツアーというのも人気を博しています。前述の、一般が入れない会場での東京ゲームショウのツアーを、オンラインでリポートするツアーパックもでるほど。
＞＞東京ゲームショウ2021 オンライン×HIS オンライン体験ツアー
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クリエイターエコノミーでは稼ぎ方は基本的に3つしかありません。広告収益・企業案件・直接課金です。
直接課金がふるわない場合でも、企業案件を直接営業してみつけてくる、そういうスタイルもあるかと思います。
もちろん、今回の事例は企業からのオファーもしくは、ゲーム会社からの紹介かもしれませんが、それでも技術で食べていくことに、ゲームかどうかは関係ないでしょう。
あつ森やフォートナイトではありませんが、人気ゲームマインクラフトをビジネスにしているタツナミシュウイチさんというクリエイターがいます。
マイクラ内に建築物をつくったり、出前講座したり、テレビに出たりと、クリエイターとして日々忙しくされています。
大事なのは、固定的に考えず柔軟に考え、あなたを必要をしている人にいかに見つけてもらうか、を考えることなのかもしれません。
