Clubhouseのマネタイズが衝撃発表されました。Stripeという金融サービスを連携させて個人に送金できる、というものです。
[kanren]
Clubhouseのマネタイズが発表
テッククランチが、Clubhouseのマネタイズを報じました。決済手数料をひいた100%が個人へ、だそうです。
>>Clubhouse launches payments so creators can make money | TechCrunch
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こちらの記事で詳細が書かれていますが、実際の送金はTwitterで確認できます。
.@joinClubhouse@stripe pic.twitter.com/u7kXXdPXU7
edwin (@edwinwee) April 5, 2021
Clubhouse公式ブログや公式リリースノートにも書かれています。スクリーンショットを見る限りは、個人アカウントに送金をする、という仕組みのようです。
>>ClubhousePaymentsの紹介-Clubhouse
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>>Release Notes
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送金にはStripeを活用
送金には、なんと外部サービスを利用しています。まさに、送金という感じです。
そのサービスはStripe。日本ではPayPalのほうが知名度がありそうですが、Stripeも最近、じわじわと目にする機会が増えてきた、サービスです。
>>インターネットビジネスのためのオンライン支払い処理 – Stripe
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Stripeは、中国の巨大チャットシステムWeCHATや、アリババとも提携しています。今回のClubhouse連携も、その勢いを象徴するかのようです。
>>StripeがAlipayおよびWeChat Payと提携、10億人中国市場に本格進出できるインパクト | TechWave(テックウェーブ)
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>>安っ!アマゾンで半額以下になっている食品タイムセール
Clubhouseでの送金方法
動画を見る限りでは、以下のような流れです。
- 個人アカウントの「Send Money」ボタンをタップ
- 送金額が表示
- クレカが登録されていれば送金可能
クレカはStripe経由で利用され、フィーは0.91%と表示されています。Clubhouse公式のブログでは、20ドルを個人アカウントに送金するスクリーンショットが掲載されています。
この手数料は、支払い処理パートナーであるStripeに直接送金されます。Clubhouseは何もしません。
公式ブログにはこのように書かれていますので、マネタイズというよりは、個人間送金ができるようになった、というほうが適切かも知れません(それならば、手数料をひいた100%が個人へいく、というのも納得です)。
StripeやPayPalを使えば、Clubhouse外でもこうした送金は可能ですので、サービス連携による利便性の向上、といった印象です。
【電子書籍】超入門「Clubhouse」の始め方 (dsklife) | マツキダイスケ | 工学 | Kindleストア
App Storeでアップデート
2021年4月5日に、App Store でもアップデートが来ていました。Clubhouse のバージョンは、0.1.32 です。
リリースノートによりますと、2021年4月6日時点では、一部のアカウントに限定して、送金機能を実装していると、アナウンスされています。
実際、わたしのアカウントの設定画面には、それらしきメニューはありませんでした。
Stripeのアカウントはありますので、実装され次第ためしてみたいと思います。
国内ではstand.fmが有料チャンネルを発表
国内でも、音声配信マネタイズの動きが加速しています。stand.fmが、2021年4月6日、有料チャンネルをリリースしたと発表がありました。
>>吉本若手芸人3組がMCを務める月額有料チャンネルを開始|株式会社stand.fmのプレスリリース
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すでに、厳選されたクリエイターには収益化プログラムが適用されていますが、有料チャンネルが登場したことで、トップページのUXなども変わりそうですね。
先行するVoicyでは、すでに多くの有料チャンネル(プレミアムリスナー)が立ち上がり、多くの番組でマネタイズがなされています。今後も、音声配信のマネタイズは話題になりそうです。
いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本 人気講師が教える新しいメディアの基礎 (いちばんやさしい教本) | 八木太亮, 江口立哉
まとめ
- Clubhouse公式に送金機能が実装
- 送金システムはStripeを使用、Clubhouseは手数料はとらない
- 2021年4月5日アップデートで実装、現状は一部のアカウント
これから、利用状況をみて、Clubhouseのマネタイズは徐々にひろがっていくものと思われます。
Stripeという外部サービスを利用すること、Clubhouse側は手数料をとらず(クレカの手数料を引いた)100%がユーザーの収益になる、という点からもトラブルは少ないと思われます。
実装システム自体に不備がなければ、これはすぐに広がりそうな予感がします。Clubhouseのマネタイズは、個人送金から来ましたかー。
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