LINE@のリッチメッセージ・使い方と事例

LINEアット

LINE@で効果的なメッセージを配信しよう。

承認済みアカウントのほかに、個人向けアカウントが開放されたLINE@ですが、最近、投稿者アイコンが左側に出ずに、特大キャッチ画像だけが送られてくる投稿を見るようになりました。

どうやらこれ、LINE@の有料プランでのみ利用できるリッチメッセージという機能らしいです。これは確実に目につきますし、訴求力も段違いですので、まずクリック率は向上しますよね。

というわけで、LINE@のリッチメッセージの使い方について紹介します。

追記:2015年9月1日 Android、iOS、PCの対応、解約の方法を追記。
追記:20時56分 CTRなど配信結果を追記しました。



LINE@のリッチメッセージとは

LINEアットのリッチメッセージ

リッチメッセージとはLINE@の有料プランのみで利用できる、リンク付きのバナー画像を配信できるメッセージ機能です。配信できるメッセージが画像リンク(ようはディスプレイ広告みたいなビジュアルで左側に投稿者のアイコンが出ません)機能です。

>>リッチメッセージの作成(有料プランのみ利用可能) : LINE@ WEBカレッジ

上図を見てもらえれば一目瞭然ですよね。インパクトが全然違います。通常メッセージでも画像は投稿できますが、リンクを埋め込むことはできません。いっぽう、リッチメッセージは画像タップで、URL誘導できます。

そして、なんと1つの画像に対して最大で8つものURLを設定できます。これは、使わない手はないですね。

リッチメッセージのはじめ方

申し込み方法

まず、iPhoneやAndroidなどスマホのLINE@アプリから有料プランを申し込みます。

>>iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 LINE@
>>LINE@App (LINEat) – Google Play の Android アプリ

LINE@アプリは、LINE@アプリの管理ツールです。投稿自体はパソコンからでも出来ますが、いろいろな手続などはこちらがメインとなりますので、必ずインストールしておきましょう。

Android版LINE@アプリの場合

管理メニューから、管理>Business Store>月額プランへ進み、有料プランに申し込みます。月間配信数が5万通までとなっていますが(上限をこえると従量課金)月額5400円程度なので、ビジネスであればぜひ申し込みましょう。

iOS版LINE@アプリの場合

LINE@アプリの設定からヘルプにいきます。ヘルプ>決裁>ブラウザ版Business Storeについて を選びます。iOSではアプリ内で決裁ができないのですね。

>>LINE Business Store

PCの場合

パソコンからは残念ながら、LINE@の料金プランなどを設定できません。

LINEに登録したメールアドレスとパスワードでログインしてください。
決済はLINE Payからすぐに完了します。手続き終了後、すぐにリッチメッセージを配信することができます。

LINE@月額有料プランの解約方法

上記の方法で、LINE Business Store にいきます。アカウントを選び、月額プランから「解約する」で、解約できます。
解約する

リッチメッセージの投稿方法

PCブラウザから、LINE@MANAGERにログインします。申し込みが終わっていますと、配信コンテンツメニューに「リッチコンテンツ」があるはずです。まずはここで投稿メッセージを登録します。

登録画面右上に「デザインガイドライン(PDF)・テンプレート(PSD)はこちら」というリンクがありますので、まずは、ガイドラインをダウンロードして読みましょう。ガイドに則した画像を作りませんとリジェクトされるかもしれません。画像と期待するリンク先が異なるなどNG例が記載されていますので、しっかり読みましょう。

配信に準備する画像

・画像サイズは1040x1040px
・正方形画像
・最大容量は10MB

1回の配信につき1枚設定できます。前述のガイドとともに、画像のテンプレートPSDファイルもダウンロードできるので、ひな形として使いましょう。ただ、さまざまなネットワーク環境のユーザーがいますので軽くしておくと良いです。

画像にタイトルをつける

制作画面

・タイトル(31文字)
・ALT属性
・リンク先URL

画像にはこれらの情報を付加できます。タイトルはプッシュ通知で表示されるので、慎重に考えましょう。ALT属性はリッチメッセージに対応していないスマホで、代替表示される文字で、その下にリンクURLが表示されますので、「お得なXXはこちらをクリック!」などURLにすぐ上に表示されることを意識した文章が良いでしょう。

URLはGoogleアナリティクスで計測できるように

LINEからの集客はアプリからとなりますので、基本的にはノーリファラーになります。(direct)や(none)などですね。それでは勿体ありませんので、Googleアナリティクスにちゃんと認識してもらえるように、URLの末尾にパラメーターをつけましょう。

◇パラメーター例
http://aaa.jp/?utm_source=lineat20140430&utm_medium=social&utm_campaign=lineat

・キャンペーン名 lineat
・メディア social
・参照元 lineat20140430

と分類され、費用対効果を吟味できるようになります。

配信メッセージの注意点

投稿するメッセージやバナー画像の表現は、LINE@のガイドラインに従います。

>>ご利用ガイドライン – LINE@の無料アプリで簡単に始めるビジネス向けLINE

また、リッチメッセージは配信予約をした時点でロックがかかります。これはシステム上の仕様だそうです。あとから修正したいときは、いったん配信予約を解除して、修正し保存、そして再予約をしてください。

メッセージ配信の手順

メッセージ投稿

リッチメッセージを登録しましたら、投稿配信をします。

1.LINE@MANAGERの左側メニュー、メッセージを作成。
2.配信日時、「リッチメッセージ」を選び、「下書き保存」。
3.登録したリッチメッセージを選択。
4.「テスト送信」
5.問題なければ「送信」もしくは「送信予約」します。

LINE@の友だち数が多いアカウント事例

LINE@ナビ

LINE@のアカウントはこちらで探せます。LINE@も利用事例がたまりはじめていますよね。

>>LINE@ナビ LINEでお店を検索・予約!友だち登録でお得なクーポンがもらえる

ただ、こちらは先日開放された個人でのLINE@アカウントは検索できない(2015年4月30日時点)ようですので、以下に、フォロワー数の多いアカウントをご紹介します。ぜひフォローして投稿量や配信時間、リッチメッセージの作り方など、効果的なメッセージ配信の参考にしてください。※2015年4月30日時点、敬称略。

以下「友だち追加用リンク」です、スマホでタップしてください。

料理研究家の人気アカウント、レシピを教えてくれます。 43228 followers
>>シラサカアサコ@あさこ食堂

有名Viner(VINE動画で有名)。 32635 followers
>>LINE@もりすけ(残念なイケメン)

LINEスタンプの有名クリエイター。26733 followers
>>LINE@ : カナヘイ

著名Webライター。リッチメッセージの使い方が上手です。1260 followers
>>セブ山のLINE@

BLOGSなど超人気ブロガー。941 followers
>>永江一石(issekinagae)

月間50万PVの有名ブロガー。142 followers
>>ままはっく・まなしば

有名起業家。6018 followers
>>LINE@家入一真

いつもお世話になってます原宿のセミナールーム。
>>classroom HARAJUKU

わたしのLINE@アカウント。よろしければ友達追加お願いします!
>>カグア!

書籍は事例や使い方など、もうこれが鉄板になっている感じですね。おすすめ。


LINE@公式ガイド 繁盛店につながる集客・運営 小さなお店の店長・スタッフが実践すべき新・100の法則。: 株式会社トライバルメディアハウス: Kindle

追記:リッチメッセージを配信した結果 CTR 10.7%

リッチメッセージを配信した結果が出ましたので追記します。

LINE@経由での訪問、クリック率は 10.7%。そのうち、83%が10分以内に訪問してくれています。

友だちブロックは0件でした。良かった。

いやはや凄い効果ですね。飲食店やアパレルでタイムサービス利用の事例をよく聞きますが、まさにですね。逆に真夜中に配信したら超迷惑ですね。注意。

なお、Googleアナリティクスで詳細な時刻もカスタムディメンションで計測しているのですが、さすがにそのキャプチャを載せると、「あ俺だな」などわかってしまうと思いますので割愛しました。ご理解をば。

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いやはや面白くなってきました。