Google Analytics にまた、便利な機能が実装されました!
その名も、「加重並べ替え」です。
1.加重並べ替えとは?
こちらに詳しく解説されています。
例えば、直帰率を改善したいときに、まず直帰率の高い順に並べ替えます。
しかし、そのとき、セッション数1の直帰率100%ものから改善するよりは、
セッション数が1000もある直帰率90%を改善したほうが、効果は高くなるはず。
というように、Google Analytics が自動で第2の指標で並べ替えをしてくれ
示してくれる機能、それが加重並び替えです。
2.加重並べ替えは、どんな時に使えるのか
そもそも、「改善をしたい!」ということで並べ替えをしませんと、
その加重並び替えチェックが出てきません。
これも、ススムカタチさんのエントリーで、その条件を紹介してくれています。
1例を紹介しますと、たとえば以下のように操作してみて下さい。
トラフィック>>キーワード、[目標タブ]、コンバージョン率で並べ替え
「加重並べ替え」が表示されました。
ガンダムUCで言えば、デストロイモード発動です
参考:MS/MECHANIC | 機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]
コンバージョン率が高く、さらにセッション数の多い順に並べ替えてくれました。
これはGoogle Analytics が自動で、「CV率100%でもセッション数1じゃ当たり前じゃネ?
こっちのキーワードの方が数多いYO!レッツ改善!」
・・・と自動で察してくれ、セッション数でも並べ替えてくれるわけです。素晴らしい。
これで、コンバージョン率が高く、セッション数の多い、
注目すべきキーワードを知ることが出来ましたね!
3.「加重並べ替え」発動、君は真実を知る
ところで、なんと、当ブログ、
「できるグーグルアナリティクス」で、こんなにもコンバージョンしてました・・・。
著者様、ごめんなさい・・・
(いや、ちゃんと紹介も何度もしてますよっ!!(汗)
これは何か対策せねば・・・。
さて、まとめますと、優先すべき改善点を自動で教えてくれる「加重並べ替え」では、
以下のようなことが言えるかと。
・直帰率や$インデックスなど、重視される指標で頻出
・とくに効果が高いと思われる指標で、さらに並べ替えてくれる
・加重並べ替えは、Google Analytics のデストロイモードだ <<っておい。
というわけで皆さんも、どんどん「加重並べ替え」を発動させて、レッツ改善!
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わかりずらい言葉も丁寧に解説
analytics機能強化に伴い、こちらも増補改定
サイトの強み&弱み把握に最適