ブログの収益化に挑戦をはじめて1年が過ぎました。気がついてみるとあっという間という感じでした。昨日データがそろいましたので、振り返りをまとめてみました。
こんにちは、カグア!です。本ブログもおかげさまで月間30万PVまで増やすことができました。ありがとうございます。
その道程でいろいろと考えるところもあり、報告もかねて記事化してみました。規約上金額まではお出しできませんが、ご参考になれば幸いです。
この記事の目次
セッション数は30万をようやく突破
リソースは1人で、業務をしながら更新を続けていました。
アクセスが増えても、マネタイズのイメージがつかめていない時期がありました。赤の折れ線グラフが追随してこない期間ですね。
WebマーケティングのノウハウやTIPSは、ネット上にあふれています。しかし、実際の環境下でエグゼキューション(実践)できるかというと別問題ということを痛感しました。そして、成長を阻害しているものは、自分の中にあるのだと感じたときでした。
成長を牽引したのはスマホ
PCも堅調に成長はしていますが、やはり爆発力があるのはスマホですね。
ですので、2ヶ月くらいまえからスマホ中心に考えるようにして、というか具体的には、ソーシャルにも重心をおいてコンテンツ追加するようにしてきました。
Googleアナリティクスでは分析してみますと、わたしのブログでは、Windows、iOS、Android、それぞれ嗜好が異なっていました。人気記事が違うのですね。ですから、コンテンツ追加も、ある程度テーマをローテーションさせるように追加していきました。
月初のトレンドから月末への予測をたてビジョンを目指す
通常業務をしながらなんとか資金を回して、収益向上を目指していましたので、リソースは増やさない方針でした。
0を1にするフェーズでは、とにかくヒットの法則やセンターピンを探すのに時間がかかった印象です。ただ、それが見えてきますと、1を10にするフェーズでは、月初のトレンドから月末の予測をたて、ゴールとするビジョンとの差分をどうやったら補えるのか、ということをひたすら考えながら走りました。
現状の課題は、次のステージ「10を100に変える」の壁をどうやったら超えられるか、です。つねに戦況を俯瞰して対策を講じる、そのことで成長を維持できると今は考えています。
ビジネスの成長フェーズ
ちなみに、0から1を作る、1から10を作る、10から100を作るのフレーズは、Wantedlyの仲さんの受け売りです。
>>Wantedlyに学ぶ、ゼロから加速させるサービス運営の方法 仲 暁子 先生 – 無料動画学習|schoo(スクー)
おぼろげながらそんなイメージを持っていた頃に、このコピーに遭遇。人を率いるというのはそういう言語化もできないといけませんよね、凄い。
予測とビジョンとの差分とは
それってふつうに、みんなそう考えているだろーと言われそうですが、わたしは実際やってみて痛感できました。
現状の収益をリスク対応しながらも、まずは維持していく。その上で、差分を補うには、ゴールのビジョンとの差分をどう埋めるのか、を考えないといけないなと。
上図の上の図ですと、そもそも土台が維持できている前提で考えることになってしまう。わたしが下手なだけかもしれませんが、そんなに甘くないと思います。
この考え方に気づいてから、少し視界が晴れたのを今でもよく覚えています。
どこに進むのかというビジョンが、どれくらい適切なのか。適切になんていきなり出来るわけではないですが、それでも月初の予測時に、はやめに気づければすぐに修正が可能。目標はそれくらい柔軟に考えてちょうど良いかと。少なくとも東京にいて、明日までに歩いて福岡に行こう、というビジョンは描かなくなるかと。それくらいビジョンというかゴール設定って重要だなと思いました。
まずは直感を信じ、データで確認
現状のフェーズの課題を認識するのは、直感的なことが多いです。ただ、データとして裏付けを取ってみると、やはりな、ということが多く、大きく道をはずさないために必ずチェックするようにはしていました。
売上と前月比成長率を表すグラフです。成長率が先月で下降しはじめました。壁にぶつかっている象徴的なトレンドです。トレンドと言い切るのは、その解決策が思いついてないからです。ある程度予測はしていましたが、決定打をくり出せないままズルズルときてしまった格好です。
とはいえ、ベストじゃなくてもベターをやらない理由にはならないですので、方向性が間違っていなければ進むようにしています。
落ち込みを計算に入れる
成長鈍化には、具体的な収益の落ち込みを十分に吸収できなかったこともあります。
成長施策とともに、リスク回避策も同時にとらなくてはならない局面もあるわけです。具体的には、シーズナリー商品の落ち込みが思った以上に大きかったです。これはやってみて初めて実感できました。
あるシーズナリー商品は、季節が過ぎますとほんと急降下しますね。まさかこれほどまでとは思いませんでした。
ただそういう中で、これまで前月比2倍で来ていたところ、マイナスにならず、1.3倍増で踏みとどまったことは、ちょっと自分を褒めてあげてもいいかなと思いました。
次の課題は客単価向上と見るも
客単価向上にも、ここ3ヶ月ほど取り組んできました。
他のアフィリも含めると、上昇トレンドにはなっているような気はしますが、決定打という感じではないですね。不確かながらいろいろと試行錯誤する毎日です。
とはいえ、リソースが1人だから、そういう試行錯誤もできるのかなぁと思います。リーダーがこんなにぶれぶれだったら、ついていく方は大変だろーなーとも思うわけで、そういう意味ではまだ全然一人でもいけそうな気はしています。
担架の高い商品は競合が増えます。後述しますが、本当に現代のアフィリエイターやアドセンサーの皆さんはほんと凄いです。SEOでふつうに価格.comやネイバーに勝つほど。これまでのストックやノウハウがあるのでしょうけども、見習わないとです。
低価格帯でも競争は激化
さらに最近では、今までは見向きもされなかったような低価格帯の商材でも、アフィリエイトサイトを多く見るようになってきました。
デザインも、とても綺麗で、そのサイト以外も含めた、総合力で収支を取る戦術なのだろうなぁと思うわけです。
アフィリエイトのトラブルが増えてるらしい
さて近年、アフィリエイトやドロップシッピングを引き合いにしたトラブルが増えているそうです。2011年から年々増加し、2015年もすでに昨年の1.2倍のペースで増加中とのこと。
>>アフィリエイト・ドロップシッピング内職(各種相談の件数や傾向)_国民生活センター
友人からアフィリエイト内職を紹介され、飲食店で契約した。解約を申し出ると「2年間はできない」と言われた。どうしたらよいか。
ネット広告市場が成長していくなかで、光と影は表裏一体。加害者は決して褒められるものではありませんが、いっぽうで甘い儲け話などは無いということを肝に銘じたいものです。
世界は残酷。
わたしもたまたまうまくいっていただけと思って、謙虚な気持ちを忘れないようにしたいです。
効率よく戦うために考えること
手練のアフィリエイターは、個人だったりマンションカンパニーだったりと、機動力豊かに戦っています。効率よく戦うために、どこでどう戦うのかというのは常に意識しています。とにかくリソースが一人なので、ミスったらアウトです。
それがもし、都内の大きなビルのフロアを借りて、何名ものチームを率いて、というような場合、その経費を回収できる高単価の商材を狙うことになります。でもそれらはすでに大手でひしめいていて、玉石混交とした状況。
どこでどう戦うのか、という戦略と戦況を俯瞰する視点が、ほんと重要だなあと思った1年間でした。既成概念にとらわれずこれからも自由な発想を大事にして、がんばろうと思います。
まとめ~次の1年に向けて
まあ考えすぎだろーという気もしないでもないですが、ようは考えるのが好きだから考えているわけです。そして、楽しんでいるから続けられているのだと思います。もちろん成果がついてきているから楽しいというのもあるかもしれませんが。
ただ、あまりビビって萎縮しても仕方ありませんので、勇気をふるいつつも、楽しんでいこうと思います。ときにはカラ元気かもしれませんが、それでもまあいーじゃんと思います。
気付きがあれば今後も都度シェアしていきますね。
そして、このブログをいつもお読みいただいて、本当にありがとうございます。今後も役立つ記事が書けるようがんばっていくつもりです。
どうぞよろしくお願い致します。
今度は唐揚げ会
さてところで、今年の8月後半は、いろいろとWebマーケティング界隈でトピックがありましたよね。新しいiOSの話とか、消費税の話とか。もちろん渡しへの質問なでもOKですよ、Googleアナリティクスなどであれば、ある程度はお答えできるかと思いますので。
そんな話題を整理するために、いろいろと語り合ってシェアしようという会を開きます。Web担当者やマーケター、とりあえず唐揚げ食べたい方、いろいろとお待ちしています。いっしょに語り合いましょう。あ、勉強会とかじゃないですかね!ゆるゆるに、とりとめなく、いろんな話題を語ろうという会です。
お申し込みは以下からどうぞ。
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飛び入りもありですが、いちおう事前の買い出し等もあるので、早めに人数確定させていただけますと助かります。
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