海外で13インチ級タブレットがブレイクの兆し、UIは横持ちが基本に?

13インチタブレット
 
来年は13インチタブレットがきそうです。

◆Amazon.comでも13インチ級タブレットが増えてきた

Anchosというフランスのメーカーのタブレットは、元々Amazon.comでも人気でした。最近、13インチ級のFamilyPad 2というAndroidがにわかに人気です。

ちょっと大きく感じるかもしれませんが、ビジネス用途、とくにスプレッドシートやマインドマップなど、1つの資料を見合うといった場面には合いそう。

また、こちらのAmazon.comの動画では、キッチンに置いてますが、違和感がまったくありません。しかも、価格は$299というお手頃価格。

FamilyPad 2以外にも、$239という低価格13インチタブレットも登場しています。
>>Over 11inch Android Tablet

YouTubeなどの動画サイトでも、以前よりは確実にレビュー動画が増えています。兆しとしては、間違いなく増えている印象で、13インチのiPadも出るとか出ないとか噂もあるくらい、13インチという市場がにわかに熱いです。

13インチのiPadをAppleがテスト中? – ITmedia ニュース
 

◆タブレットで横持ちは特別

カスタム変数

確実にランドスケープ閲覧(横置き)が増えるはずです。

私は、こちらのサイトで、タブレットの縦持ち、横持ちを計測しています。コンシューマー向けのレビューサイトなので、スマホなども意識したレスポンシブデザインで作っています。

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JavaScriptのwindow.orientationというプロパティを使いますと、画面の角度を取得できます。以下のようにGoogleアナリティクスのカスタム変数に格納しています。

var ua = navigator.userAgent.toLowerCase();
if(ua.match(/iPhone/i)==”iphone”) {return “iPhone”;}
else if(ua.match(/iPod/i)==”ipod”) {return “iPod”;}
else if(ua.match(/iPad/i)==”ipad”) {
switch ( window.orientation ) {
case 0:return “iPadP”;
case 90:return “iPadL”;
case -90:return “iPadL”;
case 180:return “iPadP”;
break;
}
}
else if(ua.match(/mobile/i)==”mobile”) {return “Android”;}
else if(ua.match(/Android/i)==”android”) {
switch ( window.orientation ) {
case 0:return “TabletP”;
case 90:return “TabletL”;
case -90:return “TabletL”;
case 180:return “TabletP”;
break;
}
}
else {return “PC”;}

タブレットでは圧倒的に縦持ち(ポートレート)が多く、3分の2を占めます。もちろん、Nexus7やiPad mini といった7インチクラスのタブレットなども、催奇では多い、というのもありますが、それでもこの割合は昨年からほとんど変わっていません。横持ちは特別なときなのです。
 

◆13インチ級タブレットが増えるとUIはどうなるのか?

一方、13インチタブレットでは、その重さや大きさから、おそらく横持ちが基本になるはずです。

しかし、UAはAndroidなどタブレット。

つまり、タブレットであっても、PCサイトに分岐させるようなスクリプトを、最低でも噛ませたほうが良いとなります。もしくは、現状タブレット最適化しているサイトでは、画面サイズや画面の向きなどから判断してPCサイトをみせるのも良いかもしれません。

FamilyPad 2 8 GB Tabletは、 1280 x 800 pixel。$239のKocaso M GX1400 13.3-Inch Tablet も、1280×800 pixelsです。解像度だけですと、新しいNexus7(2013)よりも低いですので、認識させるプログラムに工夫は必要そう。

13インチタブレットは、ビジネスや家庭で、大きめのドキュメントワークには、間違いなく便利です。国内で唯一発売されています東芝のREGZAタブレットの13インチタイプは、実はすでに値上がりしています(流通在庫が無いだけということかもしれませんが、価格comの相場グラフも以前から上昇傾向でした)。

東芝のAT830は価格が発売当初も7〜8万円と高額でしたので、今ひとつ普及には至りませんでしたが、前述のように3万円台が登場してくれば、13インチ級タブレットの市場は確実に増えてくると思います。

一方で、前述のFamilyPad 2は1.3kgという重量。13インチタブレットはその重さから、使用場所は限られてくるとは思いますが、しかし横持ちが基本という見方は外してないと思います。

デザインポリシーなどを今から検討しておくことは、無駄にならないかと。
 

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重いけど使ってみるとホント便利。