Androidって、どの機種が一番多いのかな?教えてGoogleアナリティクス!
こんにちは、Googleアナリティクス大好きカグア!です。
ちょっと調べる機会があって、Androidの現状を調べることになりました。Xperiaが強いのだろーなーっと漠然と思っていたのですが、意外な結果に。
Androidの利用状況
まずは自分のサイトでどれくらいの利用があるのかな、と調べてみます。
Googleアナリティクスで、以下のようなセグメントを作ります。
Androidは、タブレットも含まれてしまうため、mobileとやったほうがベターです。
1.サイトの利用状況
Googleアナリティクスで、Androidにセグメントして、直近3ヶ月を見てみました。
キーワードフレーズを単語単位で集計してみましょう。ユーザーローカルのテキストマイニングツールを使います。
Samsungが強い印象です。こういうところで、docomoがスマホ参入するときから最初から付き合ってきたという実績が出ているのかな、と思います。
セッション数は加味していませんので、あくまで種類数というか出現頻度のカウントですが、それでもここまでの存在感だったとは思いませんでした。
リピーター率を見てみると、Galaxyが突出しています。ただ、セッション数は富士通が多い。ハイスペック端末が多いのかなあとも。
では、全体も見てみましょう。
2.サーチ全体
早速、Googleトレンドで見てみました。
面白いのは、国内ではGalaxyはXperiaに負けていますが、世界的には圧倒的ということ。
もちろん、同音異義語なども含まれるでしょうが、フレーズを見る限りはスマホのGalaxyっぽいんですよね。そういう点では、ソニーが国内では圧倒的なわりに、携帯部門の収益性に伸び悩んでいる、というのもうなづけなくはないです。
>>ソニーはスマホ市場でこの先生きのこる事が出来るのか論。 – Yukibou’s Hideout on Hatena
地域ごとに、Androidのブランドを見てみますと、ソニーとシャープが強いですね。地方まで見ますと、国内ブランドの強さを感じます。
ちなみに、arrowsはユナイテッドアローズなど被りも多いです。とはいえ、海外ブランドが地方にいくと弱い傾向はあるのかな、と思いました。たぶん、これ年齢層とかそういうのも影響はしているんでしょうね。
facebook広告では、iPhoneやXperiaの所有人数がわかります(かつて所有していたものなのかどうかなど詳細は不明ですが)。
数字を公開していいのかわからなかったので、伏せていますが、まあだいたい合っているような感じでした。世界規模でざっくりと調査するときにも、facebook広告はほんと便利ですね。国内でももっと利用が増えないかな。
3.コンバージョン状況
最後にコンバージョンを見てみましょう。コンバージョンは、どれくらい響くユーザーがいるのか、という点ではアクティブな肌感覚を調べるのに良いはずです。
ここで興味深いのは、Xperiaは安定して売上、CVR、セッション数と高いですが、富士通が低いCVRで、Googleが高いCVRという点。
そして、バランスという点では、Galaxsyが存在感がある感じです。
4.関連情報も調べた
あとは、いちおう全体の調査系記事も集めてみました。
バージョンごと。
>>Androidバージョン別シェア | juggly.cn
世界シェアはAndroid。
>>世界の傾向とは真逆を進む日本のモバイルOS市場シェア – GIGAZINE
シャープはたぶん、女性に強いんですよね。
>>ASCII.jp:日本でもAndroidがシェアトップ!? 新型iPhoneでiOSは巻き返すか? (2/2)|高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」
Androidのほうが安いんですよね。とはいえ、アップデートなどの問題はありますけど。
>>広がり続けるAndroidとiPhoneの価格差!かたや5年で半分に… – iPhone Mania
やっぱりまだ4が多数派なんですよね。
>>Googleが2015年6月のAndroid OSバージョン別シェアデータを更新、引き続きLollipop以外は減少傾向 | オクトバ
まじでカオス。メーカー別のマップが混沌としている・・・、まさにこれだ。
>>調査リポート:Android端末は2万4093種類、メーカー別首位のSamsungはシェア減──OpenSignal調べ – ITmedia Mobile
シャープ、ソニー、富士通・・・ですよね。やっぱり。
>>2015年度上期国内携帯電話出荷概況 – 株式会社 MM総研
サムスンもスマホ事業はやっぱり苦戦しているんですよね。
>>サムスン営業益5%増 15年12月期、業績悪化に歯止め :日本経済新聞
未来について
Photo:license by francisco_osorio
これらのトレンドからしますと、国内Androidの勢いについて、以下のように予想します。
・しばらくはXperia優勢はかわらないかも。
・他はサムスン、シャープ、富士通の3強。
・格安SIM機の普及は少なくとも2年縛りが解けるまでもう少し時間はかかる。
・ソニーとシャープ、サムスンがどうなるのか。
ん??
ということは、Googleあたりが、XperiaとAQUOSとGalaxyを買ってくれると、面白いことになるのかな?
個人的には国内メーカーの富士通にがんばってほしいなーと思うところですが、OSのアップデートとかブランドとか考えると、Googleが一番いいんですよね。
>>東芝、パソコン生産から全面撤退へ 杭州工場を売却 富士通、VAIOの工場に生産を委託 – 産経ニュース
あ、富士通だとシャープが・・・。アクオスは女性に人気だから、ブランド的にはPanasonicが引き受けてくれるといいんだけどな。ほんと、ブランドって重要なんですよね、最終決断って、やっぱりそこにひっぱられるから。
ネクサスがもう少しがんばってくれているかと思いましたけど、とはいえiPhoneを売るためには携帯キャリア側には厳しいノルマがあるため、あまり力も入れられないのだろうとも。
>>ドコモ、事実上の「iPhoneワントップ戦略」採用 販売ノルマは新規契約の4割 | アプリオ
まあそうこう再編があったとしても、iPhoneの優位は変わらないでしょうから、ますますカオスになると、ますますiPhoneが強くなるという。
つまり、メーカー各社の動向は追いながらも、Xperia、Samsung、Sharp、Fujitsuの勢いは変わらず、いっぽう、スマホビギナーの動向と格安SIM機の動向をウォッチという感じですかね。
プロが教えるいちばん詳しいGoogle アナリティクス 4 | NRIネットコム株式会社, 神崎健太
まとめ
Androidでは、Xperiaが全体的には強いだろーなあとは思っていましたが、Samsungがここまで存在感をはなっているとは思いませんでした。
しかし、ほんとAndroidはカオスですね。改めて今回それを強く思いました。XperiaやAQUOSでも機種ごとにぜんぜん違いますからねえ。結構初心者向けの機種も多かったのは最近の傾向なのかもしれません。
あと、Nexusも全体としてはほんと少数派なのだと思いました。ふーむ。
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