ついにドッキング!
今年の7月に一部ユーザーに公開されていたウェブマスターツールとの統合ですが、私のメニューにも現れました。
ウェブマスターツールとは
サイトを登録し、サイトリンクや検索結果での露出、外部リンクなどを把握・管理できるツールです。無償で使え、ウェブサイトの管理に必須のツールとなっています。
また、登録サイトの重要キーワードを一覧し、検索結果での順位やクリック率などを調べられます。SEOでの集客を重視した管理者にはとても有用。
link:〜検索で被リンクを確認できなくなった現在では、それを把握するには重要なツールとなっています。
ウェブマスターツールを統合設定しましょう
Googleアナリティクスのトラフィックメニューに「検索エンジン最適化」が表示されたならば、[データ共有機能の設定]をクリックし統合をはじめましょう。ウェブマスターツールの画面に遷移し、統合するプロファイルを選択すればOKです。※ウェブマスターツールが設定してあることが前提です。
Googleアナリティクスの設定画面に戻りますので、ウェブマスターツールのプロファイルを確認しましたら[適用]をクリックします。これだけで使い始められます。
「検索エンジン最適化」メニューからわかること
基本的に、ウェブマスターツールでわかることはわかります。しかし、GA上ですので、アドバンスフィルタや(指標は少ないですが)セカンダリーディメンションが使えます。
検索クエリ(キーワード)、ランディングページ、地域別サマリー(Google関連サイト別も)がわかり、それぞれについて、表示回数、クリック数、平均掲載順位、クリック率(CTR)が表示されます。例えば、Google関連サイトごとで見てCTRで並べ替えますと、クリック率の高い媒体がわかります。※表示回数、クリック数にはAdWords分は含まれないそうです。
表示回数が多く掲載順位も高いもので直帰率が高いランディングページは、キーワードとコンテンツに乖離があるかもしれません。掲載順位が低いにも関わらずクリック数の多いコンテンツは、サイト内では実は埋もれてしまっているかもしれません。流入だけでなくサイト改善にも役立ちそう。
なお、円グラフ表示に切り替えますと、何やら見慣れない指標が・・・!?
ウェブマスターツールを開くことなく、流入前分析が出来る。集客改善の効率化が期待できますね。