リマーケなど最新情報にも対応です。
ついに登場しましたね。印刷本として、いわゆる完全本は日経さんのしか無かったわけですが、バージョンが古くなっていますので、こちらがオススメ。
Googleアナリティクスの公式資格であるGAIQホルダー、その取得者の山浦さんらしい、使いやすさへの配慮や網羅性もバッチリです。
「Google Analyticsパーフェクトガイド Ver.5対応版」レビュー
私が個人的に一番気に入ってるのはこちら。実際のGoogleアナリティクスのメニューと全く同じなので、直感的にひけます。
実際のGoogleアナリティクスの画面はこちら。ねー。
全ページに渡って、バランスのよい文章量とキャプチャ量で、読みやすさと網羅性を保っています。
もちろん、最新バージョンにも対応ですので、リマーケについても、しっかり書かれています。書籍としてGoogleアナリティクスのリマーケを扱っているのは、おそらく唯一じゃないでしょうかね。
辞書、というからには索引が、他の書籍よりも重要になってきますよね。でも安心して下さい、しっかり網羅されてます。勿論これだけでも十分ですが、あえて言うなら逆引きまで欲しかった！・・・というのは欲張りすぎですかね。
公開されている目次としては以下ですが、もっと本当は多くの情報があって、目次ページ自体も索引っぽく使えます。業務に使えるのであれば、これで2800円は決して高く無いと言えるかと。いやはやホント凄いです、お疲れ様でした。
なお、出版社のサポートページは以下です。
＞＞ソフトバンク クリエイティブ:Google Analyticsパーフェクトガイド Ver.5対応版
■目次：
・第0章 アクセス解析とは ?アクセスログデータをマーケティングに活用する?
0-1 アクセス解析で使うデータ
0-2 アクセス解析の目的
・第1章 Googleアナリティクスの理解と導入
1-1 Googleアナリティクスの概要
1-2 Googleアナリティクスの仕組み
1-3 Googleアナリティクスの導入
1-4 Googleアナリティクスの設定と運用の流れ
・第2章 レポートメニューの完全理解
2-1 計測データの種類・構造とレポート画面の役割
2-2 レポート画面のさまざまなセッティング方法
2-3 標準レポートの理解
【ユーザー】カテゴリ
【広告】カテゴリ
【トラフィック】カテゴリ
【コンテンツ】カテゴリ
【コンバージョン】カテゴリ
・第3章 計測と運用のための基本設定とカスタマイズ
3-1 アカウント・プロパティ・プロファイルとユーザーの追加
3-2 Google AdWordsとすべてのキャンペーン計測
3-3 目標の設定と計測
3-4 フィルタの設定 など
・第4章 より高度に使いこなすための設定とカスタマイズ
4-1 アドバンスセグメント
4-2 レポートの出力（エクスポート）とメール送信
4-3 サイト内検索
4-4 バーチャルページビュー、イベントトラッキング など
・付録
A-1 Googleタグマネージャー
A-2 Google Analytics Individual Qualification（GAIQ）
A-3 Googleアナリティクス認定パートナー（GACP）
A-4 Googleアナリティクス プレミアム
著者：山浦 直宏 さんとは
トランスコスモス株式会社で主席コンサルタントを努める解析業界では著名な方です。キャリアとしては、読売広告、ファーストリテイリング（ユニクロ！）を経て、2005年よりトランスコスモスに勤められます。
読売広告社在籍中には、シンガポール企業とのJVによるネット広告会社を設立し、代表取締役に就任するという、マーケティングやビジネスの実務にもめっぽう強い。さらに、「ユニクロドットコム」のプロモーション企画担当としてネット広告も担当。
トランスコスモスで現在では、インターネットプロモーションサービス本部メディア部長、子会社副社長などを歴任し、サービス推進本部主席コンサルタントとしてGoogleアナリティクスを推進。
社内を中心に開講している「GoogleアナリティクスIQ 講座」では資格取得者35名（国内167名中。2012年10月現在）を輩出されたそうです。立教大学での教鞭も取られており、アクセス解析やWebマーケティングの教育にもご尽力されている素晴らしい方です。
Google Analyticsパーフェクトガイド 増補改訂版 Ver.5/ユニバーサルアナリティクス対応 電子書籍: 山浦 直宏: Kindleストア
※2015年3月4日最新版が出ています。
山浦さんはこちらの交流会にも参加されるそうなので、会いたい方はぜひ参加しましょう。非会員でも参加可能です。
＞＞【アクセス解析イニシアチブさん】書籍プレゼントに「Googleアナリティクス基礎講座」を提供してます | カグア！Googleアナリティクス解説Blog
書店で買う時は棚に注意
ちなみに、私の書籍のときもそうだったのですが、どうも「Googleアナリティクス本」は、G-mailとかGoogle検索とか、Google使いこなしのコンシューマーの棚に置かれてしまうことが多いです。この書籍も近所の書店では、思っていた所には無く探しちゃいました。
ホントは、SEOとか広告とかのWebマーケティングの棚に置いて欲しいんですけどね・・・。さすがにこればっかりはどうにもなりません。
というわけで、書店で探す方はご注意下さい。
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