アップル公式のアプリ解析がついに登場。
App アナリティクスとは
新しいiTunes Connectが発表されました。App アナリティクスは、アップルが公式に提供するアプリ解析の新しい仕組みです。
こちらの記事によりますとすでに、iTunes Connectで見られている人もいるとのこと。先着順で見られるようなのですが、これは楽しみですね。
＞＞【速報】AppleからApp Analyticsのお知らせ！ Beta版 | Sawalog
アップルのイベントであるWWDC2014でデモされたようなのですが、そのデモの通りだとすると結構すごいことが計測できそう。
App アナリティクスでわかること
私はまだ試せていないのですが、WWDC2014のデモの通りだとしますとこんなことがわかるそうです。これは凄いですね。
・App StoreでのアプリのPVとCV、CVR（ダウンロード率）
・追加のSDK不要でカスタムリンクから、ダウンロードの経路
（Webからのリファラなど）
・アプリの開いている時間や継続率
あくまでベータ版、ネットからの情報ですが、SDKなしでここまでとは。
アップルのWWDC2014での発表
公式サイトには、App アナリティクスについて以下のように書かれています。意訳ですが、お許しを。
App Storeで公開するために、新しいiTunesコネクトを始めましょう。
アプリのバンドルとAppプレビューで、そして、App アナリティクスとTestFlight（ベータ）で、より良いアプリを作り、アプリマーケット投入までの新たな方法について、こちらをご覧ください。
Get acquainted with the new iTunes Connect?your hub for publishing on the App Store. Learn about new ways to market with App Bundles and App Previews and how to make even better apps with App Analytics and TestFlight Beta Testing.
たしかにアップストアのPVやCVRもわかったら、マーケットの把握も進みそう。
カスタムキャンペーンのパラメーター
App StoreでのアプリのURLにカスタムキャンペーンのパラメーターを独自につけることが可能です。
例
＜現状＞
itunes.apple.com/us/app/id377298193?mt=8
＜カスタムリンク＞
itunes.apple.com/us/app/id377298193?mt=8&pid=1234&cid=My_Campaign
これで、Webサイトや他のアプリからの誘導もトラッキングできちゃいそうですね。複数アプリの連携やアプリ間広告などで面白そう。
App アナリティクスのスクリーンショット
アップル公式のWWDC2014のレポートから動画で、App アナリティクスの概要がわかります。
＞＞WWDC 2014 Session Videos – Apple Developer
iTunes Connectにログインしますと、ホーム画面にApp アナリティクス。
ダウンロード数からプレゼンス、継続率までわかるという。
アプリごとのセールスだけでなく、PVやセッションも。Googleアナリティクスのホーム画面みたいですね。凄い。
デバイスごとのアプリ内課金など、基礎指標はふつうに見られる感じですね。
ダッシュボード、Googleアナリティクスでいうサマリーみたいなレポート画面ですかね。
なんとコホート分析まで実装。アプリの継続率なども分かる感じかも。
あくまでWWDC2014のデモ画面ですが、なんとコホート分析まで充実ぶり。これは期待しちゃいますね。カスタムパラメーターで、LTVの算出などマーケティングに役立ちそう。
詳しいことがわかりましたら、このエントリーにどんどん追加していきますね。
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