埼玉県博物館連絡協議会西部地域会で講義をしてきました。
池袋から電車で1時間くらい。東松山の山中にある会場へ。
山中に32億円かけて建設したという展望塔がそびえます。
さて、今回の講義、受講者は埼玉県博物館連絡協議会の西武地区の方々。美術館、博物館、資料館、といった施設関係者の皆様です。
今回は、Google Analytics の話をしてきたわけではなく、サイト運営の手法を紹介し、それを館の運営に活かしてみませんか?という提案でした。入館者数、セグメント、訪問元地域、利用のされ方、評価の仕方などなど。
ちなみに、こちらから聞いてみると博物館などのコンバージョン、入館者数、アンケートなど意見回収数、増加率、参加率などらしいです。
そしてその入館者数の計測ですが、目視やチケット販売数、それとこちらの記事でも紹介しましたが、センサーによる計測(この機種かどうかわかりませんでしたが)、という館もありました。
後半はワークショップで、実際の業務とのすり合わせや、情報共有、ディスカッションなどを行いました。以下感想です。
「いろいろな館があるが、広報ツールとしてはそれほど違いがないことがわかった」
「理屈はわかるが実際には普段の業務に忙殺されて、ここまで評価は出来なさそう」
「情報発信の重要性はわかるが、そもそもそれらを集めるだけでも大変」
「横のつながりがほとんど無かったので、そう言う点で有意義だった」
現実的なご意見がいただけてこちらも感謝。いろいろと事情がありますよね。こんなエントリーを思い出しました。
最後に館内や展望台を案内してもらいました。夜景もとても綺麗だそうです。お近くの方はぜひ。