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おかずクラブのオンラインツアーに参加した。ZOOMで東京ゲームショウ2021をまわるHISのオンラインツアーに参加してわかった運営のコツや見習いたい運営テクニックとは。

東京ゲームショウ

HISが主催する、東京ゲームショウのオンラインツアーに参加しました。いっしょに回ってくれるリポーターはなんと本物の吉本芸人さんです。そして無料という大盤振る舞いでした。90分のオンラインツアーに参加してわかった運営のコツを主催者目線でご紹介します。なお、本記事は企業案件ではなく、私自身の持ち出し(とはいっても参加無料)です。

ZoomをつかったHISのオンラインツアー

>>東京ゲームショウ2021 オンライン×HIS オンライン体験ツアー

東京ゲームショウ2021オンライン体験ツアーは、HISが主催するバーチャルツアーです。ツアー参加者は事前にZOOMの共有リンクをメールで教えてもらい、当日はZOOMで参加する、というものです。

わたしは東京ゲームショウの検索をしていて、偶然このツアーを知りました。そして、偶然にも無料になっていて、しかも前日でもギリギリ申し込めました。次長課長のほうは埋まっていました。

すぐに、Zoomの参加URLが書かれたメールの返信がきました。そして、注意事項もたくさん書かれていたり、Zoomの説明PDFなどが用意されていたりして、HISのさすがのオペレーションです。

注意事項などは、経験をたくさんしているHISだけあって、なるほどというものばかりです。オンラインツアーやセミナーなどを企画する人にはとても参考になると思います。

オンラインツアー当日の流れ

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オンラインツアー開始前

開始前には、Zoomには専用の待ち受け画面が表示されていました。

時間通りに始まり最初はHIS事務所から

時間通りにはじまりました。

とくに遅れている人などへの対応は映像には出ていませんでした。このあたり、背後でしっかりフォローしている人がいると想像できます。

ガイドのHISスタッフも手慣れたトークで、嫌味なく聴けます。すべての世代に受け入れられる雰囲気づくりはさすがのHISクォリティです。

おかずクラブと中継がつながる

オンラインツアーの説明は数分でおわり、すぐにおかずクラブと中継がつながりました。まるで、テレビのリポート番組を見ているような、きれいなつながりです。

現場では、おかずクラブの2人が全身映っていました。現場で撮影スタッフも同行しているものと思われます。

実際のリポートはさすがの芸人さんで、カンペを見るような仕草はまったくなく、よどみなく進みました。見ていてとても気持ちよかったです。圧倒的安定感です。

まわるブースは事前に告知されています。ですのでいっぽうで、現場の思いがけないトラブルやハプニング、ハラハラドキドキはありません。

スムーズな運営の工夫の数々

オンラインツアーに参加して、わたしがなるほどなーと感心した所作は次です。

今回の東京ゲームショウ2021は、感染症対策ということで、一般受け入れがなかったことが、一般人映り込みの少なさにつながっているとは思います。それでも、しっかりロケハンをしたと思われるスムーズな導線は見事です。

思った以上に音声が聞きやすい。都度都度登場するブースの人の声も、聞きやすかったのはびっくりでした。ピンマイクがどこかにあったのでしょうけども、見えなかったので、ここがとても知りたくなりました。イベントでここまで聴きやすいのは、ほんとすごいです。

たいていは風切り音をさけるために、もふもふしたマイクをつけているものですが、ちょっと見つかりませんでした。どうやって集音しているのだろう・・・、知りたい。

あっという間の90分

思った以上に時間がすぎるのが早かったです。

もちろんこちらが、Zoomで自宅でリラックスして見られる、というのはあるのかもしれませんが、まったくダレずにここまで見せられる手腕には感心するほかありません。

実際にまわったブースは以下です。おそらく協賛などがあったと思われるような時間配分の多い少ないはありました(あくまで個人の推測です)。まあそこは無料なので仕方のないところでしょう。

おかずクラブの2人のレポートも、へんな広告風なよいしょや提灯持ちは、感じられない(かといって辛口や残念な点や気になる点などはふれませんが)トークで嫌味なく聴けました。極端なオーバーリアクションもないのは私は良かったです。ワーギャーという叫びがなかったのは現場で音が割れるからかもしれませんが、そういう打ち合わせは事前にしていたと予想できます。それくらい、映像品質については違和感なく見れました。すごいです。

お一人がゲーム好きとあって、うまくないといいながらも、スムーズに体験プレイをする様子は、まさにYouTubeを見ているようでした。

いっぽうでカメラワークには課題も

最初からの構想なのかはわかりませんが、一つだけ気になった点がありました。

事前のガイドでチャットへの書き込みをアナウンスしていながらも、現場ではコメントを取り上げることはほとんどなく、コメントに対してのカメラワークもありませんでした(他のツアーはわかりませんが)。

このあたりは、現場でコメントが見れない仕様なのか、無料なので、そこまで対応しないのかは不明です。ただ、他のオンラインツアーの紹介テレビ番組をみたときは、参加者とリアルタイムで、寄ってほしいところのリクエストに答えるカメラワークもありました。ですので、他のツアーではもう少し絡みがあったかもしれません、たまたま今回は、そういう進行ではなかった可能性はあります。

ただ個人的には、東京ゲームショウに行きたいけども行けない、という人が参加しているであろうオンラインツアーですので、おかずクラブよりは、もう少しゲーム画面が多めでも良かったかなと思いました。

実際に参加したとしたら「見る」ところを、パンしてほしかったです。ただこれも撮影許可ブーストの絡みもあるのかもしれません。ですので、そのあたり、もしそうであれば、事前に公開・要望に答えられない旨を事前に明示してくれるともやもやは少なくてすむと思いました。

ですので本ツアーは、おかずクラブとの時間共有に価値をおく人にはおすすめで、より楽しめるといえるでしょう。ただ、それでも、一般の人が入れない東京ゲームショウを一部とはいえ、間近に感じられ、かつ無料というのは、とても価値のあるオンラインツアーだと思いました。

今後は、ガチでリサーチするツアーや、男性のみ・女性のみのツアーなど、嗜好別にグループを分ける運営に、期待が集まりそうです。注目するところはかなり変わるでしょうし、オンラインなのでグループ人数に偏りがでても、Zoomの1アカウントを用意するだけですみますから、運用の負担はそれほど増えないでしょうから。

それでも、90分をダレずにスムーズに進行する手腕には、あっぱれというしかありません。まったくストレスを感じさせない(とくに音声)進行は、オンラインツアーを企画するすべての人に参考になると思いました。あまり注目こそされないでしょうけども、こうしたちょっとしたストレスフリーが重要なのですよね。

HISの公式ホームページを見ますと、国内海外1000件以上のオンラインツアーがありますが、中心価格帯は3000~4000円といったところで、とてもリーズナブルです。これであれば、非常に満足度たかいオンライン体験ができるのでは、と思いました。

>>オンラインツアー ご自宅から海外・国内旅行【HIS】

HISのオンラインツアー、おすすめですよ。

参加後のフォローメールがくる

メールのリンクについていたパラメーターは以下です。ソースがoeというシンプルな符号ですね。内部的に規格化がされていそうです。なお、自動送信だそうですが、あらかじめアナウンスはありました。

メールにはこうしたパラメーターをつけて、Googleアナリティクスで把握しやすいようにしておくと、のちの振り返りに役立ちます。企画担当の人は、「Googleアナリティクス パラメーター」で調べるとよいでしょう。

メールの内容は、参加のお礼と、アンケートではなくレビュー投稿のお願い、でした。もちろん強制ではなくお願い、ということで、丁寧な文面で届きます。レビューの項目はつぎのとおりです。

レビュー項目も多すぎず少なすぎず、ちょうどよい感じです。じっさい、他のツアーで投稿しているひともいました。自動入力などされているのはさすがHISですね。

法人・団体向けオンラインツアーもある

今回のような安定した運営が期待できるオンラインツアーが他にもあります。

また、法人や団体向けにもHISではバーチャルツアーを企画されていますので、気になる人は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

>>HIS オンライン体験ツアー【企業様向け】

ライブ感をそのままに伝えるオンラインツアー。今後もニーズはひろがりそうです。

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