カグア! Creator Economy News

ポッドキャストを10回配信した事例データと所見2020年完全版

ポッドキャストのデータ

Podcastを10回配信してデータがたまりました。とはいえまだたった10回ですが、いちおう区切りとしてPodcast配信における、これまでの知見をまとめました。

結論としては、Anchorとnoteを使ってPodcast、はじめたほうがいいよ!という感じです。

本記事の執筆は、Podcast歴1年目のカグア!(@kagua_biz)によるものです。なお、情報は2020年1月24日時点でのものです。ご注意ください。

アカウント準備

さらに、管理アカウントとして、Apple PodcastとGoogle Podcastsでは、以下を作りました。上記も含めネット検索し、それぞれのサイトで登録します。

初期投資

サウンドクラウドとミックスクラウドは、アナリティクスが有料なのでとりあえず年払いしました。

TASCAM リニアPCMレコーダー ブラック DR-05


Amazonで詳しく見る

楽天で詳しく見る

Yahoo!ショッピングで詳しく見る

備考:結果として、SoundCloudとMixCloudは配信停止してしまったので、月額払いを設定しても良かったかもしれない・・・。

ポッドキャスト運用時

結果として、運用は、Anchor、Radio Talk、Sound Cloud、Mix Cloud、note への投稿で落ち着きました。Voicyが返信無しというのは審査に落ちたからだと思います。audiobook.jpは不明。

YouTube、Instagram、TikTokは、それなりに準備もしたのですが、動画投稿となるととたんに撮影の手間が発生し、挫折しました(YouTubeはリニューアル後、試すつもりです)。

調査すると、音声+静止画で配信しているポッドキャスト番組もあるので、今後の課題。

概ね再生回数は少ないのですが、YouTubeのアルゴリズムで露出しますと、数千回もの再生回数がある回もあったので、今後も継続検討します。

収録手順と機材

Radio Talkだけは専用アプリからしかアップロードできないため、専用に端末を用意した。左から順に列挙します。

ジングルは、audiostock.jpで1100円でフリー音源を購入。やっぱり番組にメリハリがつきます。

>>ピアノのシンプルで綺麗なジングル | Audiostock
サイトで詳しく見る

慣れれば以下は、スムーズにできます。

  1. サムネイル用の画像をiPhoneで撮影、PCへ送信
  2. Androidで自動文字起こしの立ち上げ
  3. TASCAM DR-05の録音ボタンを1回押し、録音レベルを調整
  4. TASCAM DR-05の録音ボタンをもう1回押し、録音開始
  5. Radio Talkの録音開始
  6. トーク&適宜ジングルを流す(基本一発収録)
  7. 終了&停止ボタンを押す
  8. 文字起こしされたテキストをnoteアプリから送信&下書き保存
  9. Radio Talkの音声編集&ハッシュタグ設定&投稿
  10. TASCAM DR-05のWAVEファイルを、PCのAudacityで編集&MP3変換
  11. Anchor、Sound Cloud、Mix Cloud へ投稿
  12. noteの文字起こしを修正&投稿
  13. noteをSNSで拡散
  14. PCでの作業時間は約1.5時間(収録と合わせて2時間程度)

10日配信した結果

前提として、以下のフォロワー数は初期から獲得していました。

結果は以下のとおり。Anchorが少ないように見えるのですが、まったくのゼロでないことに逆に驚きました。サイトを見る限りはほぼ露出はないと思われるだけに。ポッドキャストブーム(音声コンテンツブーム)再燃を痛感します。

ちなみに、Anchorでの配信サイトシェアは以下のとおり。

やはり、ポッドキャストの始まりでもあるApple Podcastは強力ですね。

マネタイズ方法

今はいろいろと方法があるので、いずれまとめるつもりです。基本的には以下。

事例は以下。

>>裏ドングリFM – CAMPFIRE
サイトで詳しく見る

>>Voicy初!13チャンネル一斉スポンサーオファーの行方|Voicyファンマガジン
サイトで詳しく見る

>>【検証】キングコング西野亮廣さんのVoicy個人広告枠を買ってみた結果… | わいざん公式サイト
サイトで詳しく見る

>>ラジオで投げ銭、トークで稼げる音声配信アプリ「Radiotalk」 報酬提供インフラ「RealPay」の交換元として追加 |株式会社リアルワールド 投資家向け情報
サイトで詳しく見る

>>Voicyでフォロワーが2ヶ月で900人増えた理由をゆるく自己分析しました。|ハルカナ/声で伝えるクリエイター|note
サイトで詳しく見る

Podcastアナリティクス

Anchorは管理画面からアナリティクスがわかります。Spotify、Apple Podcast、Google Podcastsも前述の管理用アカウントを取得するとアナリティクスを見られます。

Anchorのアナリティクス

Spotifyのオーディエンス

残念ながら10回の配信では、私の力不足で、Apple PodcastとGoogle Podcastsは、データ不足で集計されませんでした。

noteはダッシュボードがあり、リファラルこそわからないもののPVが取れます。法人向けのnoteを利用すればGoogleアナリティクスも使えるということなので、企業のオウンドメディアとしては頼もしい限りですね。

せめて各媒体で、パラメーターを許可してもらえると嬉しいのですけどね。

>>1-5 Googleアナリティクスを設定する(※オプション機能) noteヘルプセンター
サイトで詳しく見る

マネタイズとも絡めて、これらのデータを取得していけば、PDCAも回しやすくなるはず。このあたりの整備も、昨今の第3次Podcastブームに一役買っているかもしれません。

雑感

新規参入にどれくらい優しいかは、配信サイトの考え方によるとは思います。noteはおすすめ記事を選ぶのにも目視をするなど、サイト全体でコンテンツの露出をちゃんとコントロールしようというコンセプトが機能しているのだと思います。

それ以外では、やはりApple Podcastの存在感が大きいのですが、そこへ手軽に配信できるAnchorの存在意義が非常に大きいです。Spotifyが買収した点も安心感。アプリの使い勝手も非常によく、BGMやSpotify楽曲が使えるというのは、とてもありがたいです。

なお、Radio Talkは、初回にお題のハッシュタグでトークしたものと、Twitterで私のラジオトーク言及の投稿に、中の人が反応した回は、いいねがつきました。

今日からはじめる「技術Podcast」完全入門 (技術の泉シリーズ(NextPublishing)) | itopoid, kkosuge, r7kamura, soramugi, YATTEIKI Project


Amazonで詳しく見る

楽天で詳しく見る

Yahoo!ショッピングで詳しく見る

まとめ

noteの集客力は凄いのですが、ポッドキャストの炎上しにくさとのバーターなので、一部公開に留めるなど、運用上の工夫は必要になるとは思います。

顔出しNGの社員でもコンテンツ制作ができる、ということでは、後にテキストおこしもできるオウンドメディアの種としては一計の価値があると思います。炎上しにくいという点も、はじめてオウンドメディアを持つ企業にはおすすめではないでしょうか。

いっぽうで、Anchorとnoteだけであれば、iPhoneとAndroidのみで出来るため、初期投資は手間くらいなものなので、気になっている人は長く続けられるゆるさを重視して、スタートすると良いのかもしれません。

ポッドキャストは100配信してからがスタートとも言われているそうで、確実にファンを作るのであれば、200配信くらいまでは見返りを期待しないくらいの予算確保がいいのかと思います。

ポッドキャストをはじめるには、それくらいのゆるさがちょうどよいかも。

・ ・ ・ ・ ・

>>安っ!アマゾンで半額以下になっている食品タイムセール
セール特設ページを見る

↓↓↓無料のニュースレターを配信中です

企業ポッドキャスト