夢と個人情報を引き換えに。
お正月に「XXXと話せる時代になった」とするアプリです。
https://www.youtube.com/watch?v=AZPyqDI_8DM
TVCMで「~と話せる」というアプリ
参考情報からまとめると、こういうことみたいです。
・755はホリエモンさんの服役当時の囚人番号。
・「~と話せる」というのは、投稿すべてに返信するわけではない。
(なので返信は本人が出せるそうです※数万件の投稿中7件の返信レベル。)
・スマホの個人情報はユーザー識別情報など多くの情報を外部に送信しているレベル。
子供に言ったところ、正月早々唖然とされ(夢を壊した)、妻に言ったところ「アンタの聞き間違いじゃないの?」と正月早々逆ギレされる始末(泣)。
SBや楽天など過去の行き過ぎたTVCMの例
もちろん、かつてソフトバンクも公正取引委員会から、警告を受けています。
>>公取がソフトバンク「0円広告」に警告、ドコモ・auには注意
楽天も消費者庁から行政指導を受けたことがあります。
>>楽天が消費者庁から行政指導–koboの書籍点数を過大表示 – CNET Japan
「~と話せる時代」とするアプリは、2015年1月2日現在、行政からの指導や団体からの警告は受けていません。
TVCMの審査基準は?これは誇大表現?
BPO(日本民間放送連盟 放送基準)によりますと、「誇大または虚偽の表現を用いてはならない。」というくだりが多く見られます。
そして、日本テレビの広告方法基準には、番組の放送基準がTVCMにも適用可能と解釈できる文面ですので、前述の「誇大な表現」は不適切と言えるでしょうか。
何をもって誇大な表現とするか、ですが、参考情報によりますと「ある著名タレントさんへの投稿が「数秒に1件」あり、それに対するタレントからの返信が1日7件」とのこと。
深夜に投稿が減るとして、仮に試算してみますと、1日約7万件の投稿に対し7件返信がある、と推し量れます。
この返信状態で「~と話せる時代」と、TVCMを何回も流すことは、誇大広告と言えなくはないのですかね。
ただ仮に、指導されたとしても、取得した個人情報はさすがに返納せよとならない?もしそう折込済みだとすると、行政や団体もナメた感じでいやだなあ。
TVCMはネットで裏を取る時代
もちろん、ネットも正確な情報が出ているとは限りません。
とはいえ、TVで得た情報やTVCMなどは、ネットでも調べてから行動したほうがいいかもよ、と子供たちに言おうと思いました。被害の少ないものであればいいですが、個人情報や知人のアドレス、決済情報などに絡むものには、慎重になってほしい。
このあたりは、アプリのインストール時によく見れば書いてあると思います。とはいえ、それよりもネットで既にまとめられているケースもあるでしょうし、何事にも多面的に見ようね、というか。
アプリに限らず、TVCM等で「なんか凄いなー」と思っても、調べるという、少しの手間を惜しまないようにさせようと思いました。
ただ・・・おっと、「~時代」などとは言い過ぎかもしれませんね。誇大な表現、謹んでお詫び申し上げます。
追記
しかし、上記のリスク調査アプリ、凄いですね。「パズドラ」で検索したら無料アプリが出るわ出るわ・・・。ネットの黎明期を思い出しました。
Secroid.com | Get safety android applications
参考情報
アプリについて
・【755】芸能人トークの見方と芸能人と話せる仕組み
・新SNSアプリ『755』はホリエモンの囚人番号⇒「悪ふざけ」「縁起悪すぎ」「AKBンバー達が巻き込まれるわけか」 : SEO(対策)まとめ
・755(ナナゴーゴー)-新世代トークアプリ- | secroid(セキュロイド)
・藤田晋さんはTwitterを使っています: “ちなみに755は堀江さんの囚人番号です”
放送基準について
・CM考査 | テレビCM実践編 | 日テレ 広告ガイド
・放送基準 | BPO | 放送倫理・番組向上機構 |
・ ・ ・ ・ ・
>>安っ!アマゾンで半額以下になっている食品タイムセール
セール特設ページを見る
↓↓↓無料のニュースレターを配信中です