GA4では、無料版ですと、これまでUAで見られていたような、ページタイトル一覧でさえ見れません。そんなバカな・・・と思うかもしれませんが、これは本当です。ですので仕方ないので、Looker Studioを使って、UAのようなリンク付きのページタイトル一覧レポートを作りたいと思います。やれやれだぜ・・・。
GA4ではページタイトル一覧は出せない
UAの操作:行動>サイトコンテンツ>すべてのページ
UAではおなじみの操作である、閲覧ページを一覧で見られる分析レポート画面です。ただ、それがGA4ですと、見れないんです。
おい待て待て、そんな馬鹿な、と思うかもしれませんが、私のような月間1万UUくらいしかない弱小ブログでも、上図のようにUAの閲覧ページ一覧が、「実質」見れません。GA4は使いづらいのは全然気にしないから、レポート見たい人は、Looker Studioを用意したから、そっち使ってね、もしくはBigQuery 使ってね、ということなのでしょう。Googleもビジネスですからね。
GA4でページ一覧が見れない状況はこんな感じです。
- GA4での操作:ライフサイクル>エンゲージメント>ページとスクリーン
- レポート画面の、期間を1日にしてもサンプリングされる
- データ探索では、いちいち表示件数を変えないとスクロールしない
- そして、いずれもURLクリックでページにジャンプできない
GA4のサンプリングがこれほどまでにひどいとは思いませんでした。GA4の用意している拡張計測とEコマースくらいしか使っていないのですけど、デイリーにしてもサンプリングされるというのは困ったものです。
どれくらい「見れないか」というとデータ探索ですと、1日の閲覧ページの種類数がだいたい700くらいあるのですが、レポート画面ではサンプリングされて100件くらいしかないことになってる感じです。他になにかやり方あるのですかね・・・。
なので、Looker Studioを使ってみます。
データ分析BIツール Looker導入ガイド | 齋藤 圭祐, 大沢 大樹, 喜早 彬, 皆葉 京子
Looker Studioでリンク付きページ一覧
上図のように、ページ一覧と、総ユーザー数、エンゲージメントが表示されます。ページタイトルをクリックしますと、実際のページへジャンプして、確認できます。
ただ、これでも完全ではありません。ページの種類数が明らかに少ないです。うまくやる方法があったら知りたい。
ちなみに、GA4のレポートのディメンション名、データ探索のディメンション名、APIでの呼び名、Looker Studioでのディメンション名、はそれぞれ微妙に異なります。cinciのイチシマさんが対応表を公開してくださっていますので参照しましょう。ほんと感謝です。
>>GA4 ディメンションと指標の日本語名 – 株式会社真摯
リンクは計算指標でHYPERLINK関数
Looker Studioでは、計算指標という処理を含めたデータを扱うことができます。以下のように、EXCELの関数のような命令を書きますと、ページタイトルにリンクがつきます。Looker Studio、便利。
Looker Studio では、上記以外にも、CASEなど複雑な処理もできますので、UAのレポートで出来ていたことをGA4でしたい、というときにはLooker Studioというふうになっていくのでしょうねー。ツール増え増えマシマシだ。
- Search Console
- Looker Studio
- GA4
- Optimize
あたりは使いこなさないと、ほんとかつてのような分析ができなくなってきましたねえ。ただツールが増えれば増えるほど、学習コストの増大や、アップデートの増大など、悩ましいですねえ。あとそもそも無料で今後もどこまで使わせてくれるのか、ということなどなど。
現時点でもこれだけサンプリングがありますと、無料で使わせてもらえてない、とも言えますけどね。
計算フィールドについては公式ヘルプをどうぞです。
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