そのネーミングに「ネタかよ!」とツッコんでいる間に、シャープの
電子ブックリーダー・ガラパゴス(メディアタブレット「GALAPAGOS」)が、
頭1つ抜け出ちゃいましたよ。
TSUTAYA GALAPAGOSストア 12月開店、電子書籍3万冊から
上記記事と公式サイトによりますと、以下が興味深い。
1.電子ブックストアサービスを12月にスタート (新聞・雑誌・コミックなど電子書籍が3万点から) 2.CCCのTポイントサービスおよびTログインサービス
3万点&Tポイントのコンボです。TポイントはTSUTAYAやファミリーマートでも
お馴染みのポイント。これが使えるらしい。
価格や商品の内訳は未発表ですが、KindleやiPadなど決定打が
未だ出ていない状況で、これはニュースですね。
スマートフォンもそうですが、年末に向けてちょっと盛り上がりそうです。
ちなみに、このタッグでは、シャープ開発のXMDF形式が採用される模様。
シャープ、「TSUTAYA」と提携 コンテンツ20万点を配信 – MSN産経ニュース
そして、それは実はすでに流通しています。
こちらで購入が可能です。
「電子書籍のオープンプラットフォーム構築へ」 ソニー、KDDI、凸版、朝日新聞が新会社 iPad、Kindle対応の可能性も – ITmedia News
こちらの記事によりますと、
新会社の売りは「オープン」だ。・・・ 電子書籍ストアなども「1つに絞らない」
とのことなので、DRMなどの処理はどうなのでしょうか。
Kindleはmobi形式を基本としながらもDRM処理を付加したAZW形式。
アップルは、epubですがitunesストア経由ですから、そこのDRM処理。
さらに、前述の米国のNOOKは、以下のようになかなかの工夫。
「LendMe」技術を搭載・・・最大14日間、友人に無料で貸せる仕組み
米Barnes & Noble、電子書籍リーダー「nook」発売 -INTERNET Watch
ちなみに、XMDFを作るソフトは高額らしく企業向けの様子で、勿論
そこでコピーも不可に出来る。ただ、仕様は非公開とのこと。
XMDFを作るソフト「XMDFビルダー」は企業(出版社やコンテンツ作成会社)向け
通常のPDFファイルをXMDF形式に変換するソフトはありませんですか?… – その他(ソフトウェア) – 教えて!goo
・・・つまり個人ではちょっと出版は難しいようです。
「電子書籍」の利益は何%?——ローリスクが生み出す可能性の宝庫 – デジタル – 日経トレンディネット
たしかに、前述の電子書籍パブリでは、幻冬舎さんや小学館さんなど
大手も名を連ねてます。
もしかして既刊のも含め3万点・・・?!
さて次は、いよいよキラーコンテンツの登場が待たれますね。
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おなじみの著者であまり新鮮さがない
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